2013年9月20日(金)
エレクトロニック・アーツが発売を予定しているXbox One用ソフト『タイタンフォール』。海外で注目を集めているこのタイトルが、東京ゲームショウ2013のマイクロソフトブースにて試遊出展されている。用意された試遊台は12台。およそ15分間のプレイが楽しめる。ただし、注目作だけあって長い行列ができており、プレイまでにかなり待たされてしまいそうだ。
『タイタンフォール』は、“タイタン”と呼ばれる巨大ロボットに乗り込んでバトルを繰り広げることが可能な、新機軸のFPS。今回の試遊では、パイロット(通常の兵士)の装備セットとタイタンのタイプを、それぞれ3種類から自由に切り替えることができる。
●パイロットの装備セット
・アサルト
・タクティカル
・CQB(近接戦闘)
●タイタンの装備セット
・メインバトルタイタン
・ヘビーウェポンタイタン
・ハイエクスプロッシブタイタン
今回遊べるのは、キャンペーンマルチプレイの一部で、12人のプレイヤーは“M-COR”と“IMC”の2つの勢力に分かれて戦うことに。M-CORの目的は、敵に捕らわれたエースパイロットを救出すること。対するIMCは、これを阻止することが目的だ。勝敗は、時間内に獲得したキルポイントの合計で争われる。獲得できるポイントは、破壊したAIユニット、倒したパイロットおよびタイタンのそれぞれで異なっている。
また勝敗が決した後には“エピローグ”と呼ばれるエクストララウンドがあり、戦場からの脱出に成功するか、あるいはそれを阻止できたかによって膨大なボーナスポイントが手に入る。
実際にプレイしてみたところ、最初はパイロットでゲーム開始。一定時間が経過すると、その場にタイタンを呼び出して乗り込むことができるようになる。巨大なタイタンは強力な攻撃力を持つが、移動速度は非常に遅く、パイロットのように機敏な動きをとることはできない。ただ、固まって戦っている敵をまとめて吹き飛ばすことができるのは快感だ。
本作のもう1つの特徴は、ダブルジャンプを使った立体的な機動。パイロットはこれによって高いビルの上に飛び乗ることができる他、垂直な壁を蹴って、地面にまったく降り立つことなく移動することができる。この状態で敵に狙われることはほぼないので、比較的安全に目的地へたどり着くことが可能だ。
タイタンが登場することで、戦場にはダイナミックな変化が常に起こり続けている。そのため、プレイそのものが単調に感じてしまうということは一切なかった。あまりのおもしろさに、プレイ後に「まだまだ遊び足りない!」という気持ちでいっぱいになってしまった。東京ゲームショウ2013に参加する予定の方は、ぜひ遊んでみてもらいたい!
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