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2013年9月22日(日)

“一遊入魂”『ソウル・サクリファイス デルタ』ステージでは新登場の“赤ずきん”とのバトルが展開【TGS2013】

文:電撃オンライン

 TGS2013のSCEブースで開催されている豪華ゲストと共に新作タイトルを紹介する“一遊入魂”。9月21日には『ソウル・サクリファイスデルタ』のステージが行われた。

 ステージゲストは稲船氏&下川氏が登場。腕利きの開発スタップ4名による共闘プレイを披露しつつ、両氏が解説していく、という流れでステージは進行した。

『ソウル・サクリファイス デルタ』

 まず、最初に説明が行われた本作の新要素は3つの勢力について。プレイヤーは生贄派のアヴァロン、救済派のサンクチュアリ、中立派のグリムのどれかの組織に属することになる。所属する組織によって得意な魔法や報酬の査定が違ってくるとのこと。

『ソウル・サクリファイス デルタ』

 その後はカスタマイズ機能の解説が行われた。衣装が上下別々に変更できるほか、頭にアクセサリパーツを付けられるようになり、よりオリジナリティのあるキャラが作成できるようになっている。

 今回、ステージ上で戦う相手に選ばれた魔物は、新登場となる“赤ずきん”。前作では、神話をモチーフとした魔物が多かったが、本作ではグリム童話を元にしているとのこと。なお、人間が魔物になった、という設定に変更はないようだ。

 赤ずきんは“騎士モード”“魔女モード”の2つを使い分けるタイプの魔物で、背中に装備された鎖は、プレイヤーの遠隔魔法を弾く効果があり、まずは近接攻撃で鎖を壊すことが攻略のカギになっているようだ。

 その他、前作のウリの1つでもあった魔法アクションも大幅にパワーアップ。新たに2つの魔法を組み合わせる“魔法連携”が可能となった。例えば、地中に潜る“モグラの爪”と巨大化させた腕で敵を殴る“巨雷神の腕”を併用すると、地中に潜りながら接近し、ジャンプで飛び上がりながら強力なアッパーが繰り出せる。

 この魔法連携の登場によって、より共闘感が強くなったバトルが楽しめそうだ。また、新魔法の追加や、効果が変化した既存魔法も多く、まさに“新創”の名に恥じないデキとなっている。

 前作のテーマでもあった“生贄”“救済”に加え、運を天に任せる“第三の選択肢”が新たに登場。これまでは、これらの選択を選んだときの効果は一律だったが、本作からは所属した組織によって効果が変化する。そのため、これまで以上にプレイヤーの選択が重要になっているようだ。

『ソウル・サクリファイス デルタ』

 仲間を生贄にしたときに発動する“生贄魔法”は、生贄になったプレイヤーの所属勢力によって変化。今回はグリムに所属したプレイヤーが生贄になったため、“ユグドラシル”が発動した。

 最後に下川氏は、「今回紹介した以外にも新要素はたくさん用意しているので、続報を待っていてください」と共闘ゲームファンに期待を抱かせてくれた。

 稲船氏は「本作の『デルタ』には3つの勢力以外にも、マーベラスAQLと株式会社コンセプト、SCEの3社で制作している、という意味合いもあります。そして、その真ん中にユーザーさんがいて、ユーザーさんたちの意見を反映しながらゲームを作っていくので、どしどし意見をください。」と集まった多くのユーザーたちに呼びかけた。

 なお、『ソウル・サクリファイス デルタ』では、条件はあるものの、前作のデータをほとんど引き継げるとのこと。10月10日には前作の廉価版も発売されるので、新作が気になるが前作は未プレイという人は、この機会に予習してみてはいかがだろうか?

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2013年9月19日~20日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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