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2013年9月27日(金)

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』全キャラレビュー:吉良吉影編――吉良吉影は、平穏な生活を送るため戦いに身を投じる

文:あべくん

 バンダイナムコゲームスより発売中のPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画。今回の記事では、第4部の舞台、杜王町に潜む恐怖の殺人鬼・吉良吉影をさわった感想をお伝えする。なお吉良吉影は、初回封入特典として入っているコードをPlayStation Storeで入力するとダウンロードできるキャラだ。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

担当:あべくん
好きな部:第4部“ダイヤモンドは砕けない”
好きなキャラ:噴上裕也、ファニー・ヴァレンタイン

■爆弾に頼らずとも……接近戦だとしてもわたしは誰にも負けんがね

 第4部の最後の敵として、仗助たちと複数回にわたり激闘を繰り広げた殺人鬼、吉良吉影。人を殺さずに入られないという異常な性癖を持つ彼は、触れた物を爆弾に変える能力を備えるスタンド“キラークイーン”を駆使し、仗助たちを苦しめることになります。爆弾の殺傷力が高いことに加えて、スタンド自体のパワーもなかなかのもの。さらに、相手を自動追尾する“シアーハートアタック”という第2の爆弾を持つなど、対象の排除に特化した能力の数々で仗助や承太郎を追い詰めていくのです。本作でも、抜群の破壊力で相手を絶望のフチにたたき落とすことでしょう。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲目立つことを極力さけた(?)スーツ姿で戦闘中も優雅な立ち振る舞いを見せる。目撃者は生かしておけないよ…。

 コインを爆弾に変えて任意のタイミングで起爆できる“なんであろーと爆弾に変える”や相手自身を爆弾に変える“第一の爆弾”などガード不能攻撃を複数持つほか、スタンドが前方にラッシュを繰り出す“しばッ!”や当身技“余裕の態度”などバリエーション豊かな攻撃を備える吉良。各攻撃の発生も速いので、近接タイプのスタンドと撃ちあっても遅れをとることはないでしょう。ちなみに、任意爆破という大きなアドバンテージを持つ彼ですが、爆弾は1つづつしかセットできないのでその点には注意が必要です。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲放物線を描くように放たれるコインは、回避するタイミングをとりづらい。
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
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▲爆弾だけでなくスタンドを使った攻撃を備えている。近接戦でも隙がない!?
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲“余裕の態度”の“キラークイーン”の動きはキャワユイかも!?
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ハートヒートアタックは、相手を連続で起爆させる“こっぱみじんに消し飛ばしてやるッ!”。何事もなかったかのようにネクタイを整える姿に恐怖を感じます。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 グレートヒートアタック(以下、GHA)は、ハートヒートゲージがなくなるまで相手を自動追尾するガード不能攻撃“シアーハートアタック”。発動中、本体は動けませんが、ヒットすればバツグンの破壊力!

■細やかな“気配り”でスキをなくし、大胆な“行動力”で攻めろ!

 ガード不能攻撃、発生の速いラッシュ、自動追尾するGHAなど、強力な技を数多く備える吉良吉影。射程の長い飛び道具こそないものの、“なんであろーと爆弾に変える”でトラップを設置することも可能なので、接近戦に持ち込むことができれば相手を圧倒することができるでしょう。

 遠距離攻撃を得意とする川尻浩作とはまったくタイプが異なるキャラクターですが、扱いやすい技が多いぶん吉良吉影のほうが初心者向けであるように感じました。“植物の心”をもって相手の行動を読み、他人と争うというキリがなくむなしい行為にピリオドを打ちましょう!

仗助のレポートはこちら!

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(C)2013 NBGI

データ

▼『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:FTG
■発売日:2013年8月29日
■価格:7,980円(税込)

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