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2013年10月5日(土)

美琴&桐乃の参戦が決定した『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』はアーケードで稼働! そして本作のプレイインプレッションを最速でお届け

文:カネキング

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■電撃文庫秋の祭典2013に出展されるバージョンを先行プレイ!■

 ども、電撃オンラインのカネキングです。イベントでの試遊出展に先駆けて、いち早く本作を遊んできましたので、そのプレイレポートをお届けします。それでは早速、今回のバージョンで使用可能だったキャラクターと、システムからご紹介していきます。

●今回使用可能だったキャラクター

【プレイアブルキャラクター】
 ・シャナ
 ・アスナ
 ・御坂美琴
 ・高坂桐乃

【サポートキャラクター】
 ・ヴィルヘルミナ
 ・リーファ
 ・上条当麻
 ・黒猫

●基本操作

 8方向レバー+4ボタン。ボタン割り振りは、A(弱攻撃)、B(中攻撃)、C(強攻撃)、S(サポート)。移動周りは、ダッシュやバックダッシュ、2段ジャンプができる。

●バトルシステム

・サポート:Sボタンでサポートキャラクターを呼び出す。キャラクターによって、効果が異なる。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』 『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』

・インパクトスキル:A+Bまたはレバー下+A+Bで出る特殊攻撃。初段にガードポイントがあり、切り返しに使える。コンボパーツとしても優秀なものが多く、必殺技と同じ感覚で使える。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』

・切り札:B+C同時押しで、専用の電撃マークを1個消費して強力な攻撃を繰り出す。技の出掛かりに無敵がついているものや、中段判定のものが多いので、非常に当てやすく威力も高い。主に切り返しに使いそうだが、トドメとしても使えそう。電撃マークは対戦開始時に2個持っており、ラウンド開始時に1個回復する。2個より増えることはない。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』

・ブラスト:A+B+C同時押しで、専用のブラストアイコンを消費して様々な効果を発動する。ダメージを受けている間はコンボ抜けとなり、通常状態時には自分の能力を強化。コンボ中に使うと相手を真上に打ち上げ、落ちてくるところに追撃を決められる。ブラストアイコンは、一定時間経過で回復。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(ファイティング クライマックス)』

・エクステンドアクション:通常攻撃や必殺技を出して、ボタンを押したままにすることで、技が変化する。どの技が変化するかはキャラクターによって異なる。

・ポテンシャル:各キャラクターが持つ固有スキル。“体力が少ない時に攻撃力が上がる”など、条件を満たすことで発動する。キャラクターごとにいくつかの条件が隠されている。

・クライマックスゲージ:いわゆる超必殺技ゲージ。攻撃やガードなどを実行することで増加する他、何もしなくても自動的にたまっていく。5本までストック可能。超必殺技以外にも、EX必殺技など特殊な攻撃を行う時にも使用する。

・EX必殺技:必殺技をSボタンで出すと、クライマックスゲージを1本消費して、より強力な技を繰り出す。

・クライマックスアーツ:クライマックスゲージを2本消費して出せる、超必殺技。各キャラ2つずつ用意されている模様。

・リフレクションガード:ガード中にいずれかのボタンを押すことで、クライマックスゲージを少し消費して相手を押し返す。相手に固められた時の仕切り直しに使う。

・クイックコンビネーション:Aボタン連打で自動的にコンボを繰り出す。A→B→C→インパクトアタック→(ゲージがある場合は)EX必殺技という基本的なコンボが出る。

●サポートを使いこなそう!

 本作最大の特徴は、“サポート”です。本作は、プレイアブルキャラとは別に用意されているサポート専用キャラを1人選び(組み合わせは自由)、対戦中に自由に呼び出して戦うことができます。サポートは1ボタンで呼び出せ、出てきたキャラは固有の技を1つ放ち退場していきます。

 サポートは一定時間で回復して再度使用可能になりますが、キャラクターによって回復時間が異なります。とは言え、長くても4~5秒ぐらいで回復するので、ストレスなくガンガン呼び出して戦えるでしょう。

 また、クライマックスゲージを1本消費することで、攻撃をキャンセルしてアシストを出すことも可能。【弱→中→強→アシスト→必殺技→アシストヒット→空中コンボへ】といったように、プレイヤーの発想次第でさまざまなコンボを作れそうです。

●誰でも楽しめるお手軽な格闘ゲーム

 プレイしてみた率直な感想ですが、本作は非常にシンプルな格闘ゲームという印象を受けました。難しいシステムは極力排除されているような感じです。ゲームスピードもやや速めで、モッサリ感などはまったくありません。

 コマンドは暫定のものとのことでしたが、いわゆる昇竜コマンドはなく、どれも簡単に出せました。格闘ゲームを遊んだことがない人も、Aボタン連打でコンボが出せる、最近流行りのシステムが採用されているので、とっつきやすいゲームと言えるでしょう。

 キャラクター面では、システムボイスが超豪華で、セレクト画面でずっと放置している時にだけ聞けるボイスなども用意されていました。キャラクターによっては、体力を大幅リードして勝つことで見られる専用の勝ちゼリフなどもあるようで、遊べば遊ぶだけいろいろな発見がありそうでした。

 そしてもう1つ感じたのは、どのキャラも相手を煽り過ぎということです(笑)。電撃文庫ヒロインによる煽り合いがものすごくて、かなり笑えます。こんなに暴言が飛び交う格闘ゲームって、実はあんまりないんじゃないでしょうか。試合が始まる前の掛け合いから、すでに煽り合いが起きていますからね。クロスオーバー作品ですが、お互い相手のキャラにまったく遠慮がなく、全力でぶつかっている感じが出ているのはものすごく好印象でした。

 他にも、電撃文庫ファンなら動かしているだけで「おもしろい!」と思える要素がたっぷり盛り込まれているので、明日はぜひ遊びに来てくださいね!

イラスト/はいむらきよたか、かんざきひろ
(C)SEGA (C)ASCII MEDIA WORKS

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