2013年10月18日(金)
陸軍の諜報局に所属する大尉。清人とは雲母才蔵の紹介で出会う。口調や雰囲気は軽いが、優秀な諜報局員である。翔子から事件の解決を命ぜられた清人を、スパイとしての能力でサポートする。とてもカンが鋭く、相手の考えていることをかなり正確に推察できる。
新日本国前首相。初代大統領の大空翼一郎とともに、レジスタンス活動家として新日本国の建国に尽力した大物代議士である。現内閣の組閣時に首相の座を退くが、翔子たちと対立する与党内最大派閥“左近田派”のトップとして影響力は衰えていない。解放運動時代から米国との太いパイプを持ち、娘の凪冴を米国へ留学させるなど、未だそのパイプを維持し続けている。だが、一部閣僚からは米国寄りなスタンスを危惧する声もある。
◆100日後に控えた第3代大統領をめぐる選挙~翔子と凪冴のライバル関係~
新日本国・第3代大統領選挙の100日前から、物語がスタートする本作。巌の娘である左近田凪冴は、大統領選への立候補を宣言し、翔子の前にライバルとして立ちはだかる人物だ。
彼女は、米国製の解放機“ラフ・ライダー”を駆り、“大国”との戦闘で華々しくデビュー。その際、危機に陥っていた翔子たちを助けた事実を“戦果”としてアピールし、「強い新日本国」を掲げていく。それと同時に、米国からバックアップを受けた“義勇軍”として、内閣とは別に“大国”との戦闘に参加することを宣言する。
▲ラフ・ライダーの登場シーン。この後、パイロットが凪冴であることが判明する。 | ▲大統領選への立候補を宣言する凪冴。“大国”の増援を打ち破った実績をアピールする。 |
そのうえ、凪冴は翔子が通う高校の同じクラスに転入してしまう。翔子は、彼女とことごとく張り合おうとする凪冴を意識せざるを得ず、クラスメイトの前では気丈に振る舞いつつも、清人にだけは不安な心情をうかがわせるのだった。
▲不安を隠しきれない翔子。戦争と政争。2つの困難に、彼女はどう打ち勝つのか? |
左近田巌の第4秘書。美しくも、人を寄せ付けないような冷徹な雰囲気を持つ。迅速かつ大胆な実行力で、左近田巌の実務面をサポート。その他に、凪冴の選挙運動も支えるなど幅広い業務をこなす。
駐日米国大使。英語まじりの怪しい日本語で話す。米国協調路線を掲げて立候補した凪冴の後見人とも目され、遊説に帯同するなど新日本国というよりも、左近田寄りの立場と見られている。
現国会における最大野党である“太平党”の党首。“大国”との和平を信条としており、大空翔子内閣と対立する。元教師で、翔子の担任である時江先生は、元教え子に当たる。時江からは恩師として慕われている。
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