2013年10月19日（土）

きわどすぎるセクシー描写にあわや発禁!? 悩殺系MMORPG『Scarlet Blade（スカーレットブレイド）』を丸裸にする開発者インタビュー

　ネクソンが10月24日からオープンβテストを開始する、PC用オンラインRPG『Scarlet Blade』。官能的すぎる本作のゲーム内容について、韓国の開発陣にインタビューを行った。

　オープンβテストでは、クローズドβテストで体験できた内容に加えて、イベントなども楽しめる予定とのこと。このインタビューでは、韓国LIVEPLEXの開発陣に本作の成り立ちやゲーム内容、今後の展開などを伺ってきた。間近に迫ったオープンβテストに備えて、ぜひ最後までチェックしてほしい。


▲インタビューに応じてくれた開発スタッフの皆さん。写真左から、ネクソン『Scarlet Blade』担当の阿曽沼義典さん、LIVEPLEX総括PMのチェ＝ジュンヨルさん、LIVEPLEX日本担当PMのナム＝ドヒョンさん。

■ 悩殺系MMORPGが誕生したヒミツ ■

――最初に『Scarlet Blade』を製作することになった経緯を教えてください。

チェ：韓国には、“SF”と“セクシーな女性キャラクター”の両方を兼ね備えたゲームがなかったんです。ファンタジーやSFが好きなユーザーをターゲットにして、このゲームを作りました。

ナム：スカーレットには、色を表す意味があって、女性や女戦士を表現しています。“女性＋暴力＝血の色”というイメージで、『Scarlet Blade』というタイトルになりました。

――未来的な世界観を構築していくうえで、参考にした作品などがあれば教えてください。

チェ：特に参考にした作品はありませんが、未来的な世界観と女性キャラクターを生かすために、“ブラフマン”というものが登場します。これはインドの階級に関する言語で、そういった書籍などを参考にして新しくシナリオを作りました。

――韓国での反響はいかがでしたか？

チェ：最初はセクシーな女性キャラクターを見て、興味を持ってくれる方が多かったのですが、ゲームを始めてからは大規模な戦闘や戦場を楽しんでくださる方が多いですね。こちらの狙い通りにプロモーションできたかな、と思っています。ユーザーの割合で見ると、やはり男性ユーザーのほうが多いですね。ただ、女性がまったくいないわけではなくて、集計データによると10～20％くらいが女性ユーザーでした。

――過激すぎてお役所から怒られたりしませんでしたか？

ナム：バイクに乗る時に、自転車の立ち乗りみたいなポーズになっていたんですが、それはNGが出ましたね。あと、開発段階でアンダーヘアっぽいものが見えていて、それもボツになりました（苦笑）。

――かなり攻めていますね（笑）。そうなると、日本にローカライズされるのも大変だったのでは……。

ナム：そうですね。グラフィックなどでいくつか変更したところはありますよ。

チェ：グラフィックでは、キャラクターの乳首を隠したことが大きな変更点になります。最初は日本でも大丈夫だと思っていたのですが、全年齢対象のゲームになったので、かなりデザインを修正しました。また、ネクソンから日本人が好みそうな顔のパターンを依頼されて作成しています。

――日本人が好きそうな顔というと、具体的にはどういった顔になるんでしょうか？

ナム：あ、それは私もそれはお聞きしたいです（笑）。

阿曽沼：そうですね。アニメのキャラクターなどを想像してもらえると分かりやすいのですが、目が大きかったり……あとは目が半開きのジト目のような表情をイメージしています。

チェ：韓国人とは違った好みになりますね（笑）。韓国人は、きれいな美人のキャラクターが人気なので。

――なるほど。本作は肌や衣装のテカテカした質感がとても印象的ですが、何か強いこだわりがあるのでしょうか？

チェ：女性の戦士をイメージして作っているので、人形のように整った美しさだけで終わりたくないと思いました。テカテカになったのは、女性のボディビルダーの健康美に注目したからです。

→男性のようなキャラクターも実装予定!?
妖艶なキャラクターにはこんな特徴が!!（2ページ目へ）

『Scalet Blade』公式サイトはこちら

データ

▼『Scalet Blade』: ■メーカー：ネクソン; ■対応機種：PC（対応OS：WindowsXP/Vista/7/8）; ■ジャンル：RPG（オンライン専用）; ■サービス開始日：2013年秋予定; ■プレイ料金：基本無料（アイテム課金）