2013年10月20日(日)
本日10月20日に東京・ベルサール秋葉原で開催されたイベント“UBIDAY2013”。そのメインステージにて行われた“ゲームの電撃チャンネルPresents PS4『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』日本語版 プレイオンステージ!”の模様をレポートする。
『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』は、人気アクション『アサシン クリード』シリーズの最新作で、18世紀のカリブ海を舞台に、海賊でもあり暗殺者でもる主人公“エドワード・ケンウェイ”の活躍が描かれる。PS3/Wii U/Xbox 360版は11月28日に発売予定で、PS4/Xbox One/PC版も開発中だ。
今回のステージイベントでは、タレントの麻生夏子さんがMCを務め、さらにPS4版の実機プレイにもチャレンジした。またコメンテーターとして『電撃PlayStation』の副編集長を務めるおしょうも登壇し、ゲームの解説を担当した。
麻生さんが挑戦したのは、イベント会場の試遊台でも体験できるスペシャルミッション。とある島に上陸し、ジャングルを駆け抜けて、“ジュリアン・デュカキス”なる人物を暗殺するという内容だ。入念に練習を積んできたという麻生さんは、まず自分の海賊船から海に飛び込み、遺跡のような建物に侵入した。
この建物は切り立った崖にそびえたっており、わずかな張り出しを手がかりに、麻生さんはテンポよく壁を垂直に登っていく。途中、手を滑らせて落下するというハプニングもありながら、なんとか途中の木にしがみつき、進入ルートに復帰。落下中の「オーマイゴッド!」という麻生さんの悲鳴に、来場者からは応援の声がたくさん上がっていた。
建物を抜けると、そこはうっそうとしたジャングルの中。麻生さんは茂みの中に隠れながら、慎重に歩みを進めていく。しかし、途中の見張りに気づかれてしまい、強引に正面から倒すというシーンもあった。さらに、多数の見張りに囲まれ、最後には強引に振り切ってジャングルを脱出すると、会場は笑いの渦に包まれた。それでも、木の上から飛び降りて敵を瞬殺するなど、暗殺者らしいアクションも披露してくれた。
ジャングルの先は、美しい入り江に築かれた敵のキャンプ地となっており、この中を通り抜けてジュリアンの待つ船にたどりつく必要がある。敵の注意を別の場所へ誘導するために、キャンプ地の中にある火薬のタルを爆破しようとする麻生さん。しかし、ここでも敵に見つかってしまい、絶対絶命の大ピンチに!
おしょうのアドバイスもあり、麻生さんは海の中に飛び込んで追っ手を振り切ろうとする。海面から島をながめると、10人以上もの敵がじっとこちらを見つめているという、ちょっとシュールな状況に。これには来場者も大爆笑。麻生さんはそのまま船の後ろに回りこみ、敵を探す“イーグル・アイ”の能力を使ってジュリアンを発見した。
多数の敵のスキを突き、甲板からマストの上に移動してターゲットのジュリアンの様子をうかがう麻生さん。彼が足元に来た瞬間、マストの上から飛び降りる“エア・アサシン”の技で、見事ジュリアンを仕留めることに成功した。会場は「イェーイ!」という歓声であふれ、大きな拍手が麻生さんに贈られた。
続いて、本作に出演している3人の人気声優が、ステージに登場した。まずは、主人公の“エドワード・ケンウェイ”を演じる津田健次郎さん。さらに、男装の女海賊“メアリ・リード”役の斎賀みつきさんと、英国の紳士的な海賊“ベンジャミン・ホーニゴールド”役の日野聡さんも登壇した。
津田さんは、「映像になると、エドワードは実にワイルドですね」と語り、収録時に抱いていたビジュアルイメージと、実際のゲーム映像との違いに驚いていた。エドワードは、前作の主人公である“コナー”の祖父に当たる人物で、自由を重んじる主義であるのは共通ながら、破天荒な無法者であるところが異なっている。「暴れてマイクを倒したりとか、そういったワイルドなことはなかったですよ(笑)」と、津田さんは収録時の様子について話してくれた。
斎賀さんの演じるメアリは、“女海賊”の代名詞ともなっている実在の人物。物語の中では、“ジェームズ・キッド”という名前でも活躍する。斎賀さんによれば、海外版のボイスをイメージして収録を行ったとのことで、「だいぶワイルドな顔つきをしているのですが(笑)、かなり女性的な声で演じさせていただきました。皆さん、ビックリするかもしれませんね」と語っていた。
日野さんの演じるベンジャミンも実在の海賊で、特に凶悪なことで知られる“黒髭”を部下に従えている。「ベンジャミンは、海賊の中でもとても温厚な人物で、すごくバランスを取ろうとするところがあるんです。芯はアツいのですが、それをなかなか表には出さないですね」というのが、日野さんのベンジャミンに対する印象だ。収録時には、ベンジャミンのように、スタッフに対する気づかいを欠かさないようにしていたそうだ。
収録は個々に行う形だったため、本作にかかわる仕事で実際に顔を合わせたのは、今回が初めてとのこと。ゲームの中で3人がどのように絡んでいくのかが、非常に楽しみだと、全員が語り合っていた。
津田健次郎:実機でゲームを体験してみて、自分の声を聴いておきたいと思って動き回っていたのですが、同じところをグルグル回ってばかりで(笑)。映像のクオリティもすごくて、絶対におもしろいと思います。ボクも発売を楽しみにしています。皆さんもぜひご期待ください。
斎賀みつき:今日は皆さんに集まっていただいて、すごくうれしかったです。この『アサシン クリード』が、とてもすごい作品ということを実感しました。発売されたら、ぜひどんどんプレイしていただいて、さらに応援していただければと思います。
日野聡:今日は徹夜で待っていてくださった方もいるとのことで、本当にありがとうございます。発売はいよいよ来月の28日ですが、こんなにたくさんの方に待っていていただけるというのは、うれしいかぎりです。ぜひとも、楽しみに待っていてください。
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