2013年10月23日(水)
セガが10月24日に発売するWii U/3DS用ソフト『ソニック ロストワールド』。人気アクションシリーズの最新作となる本作は、ステージ構成や基本アクションを強化し、スピード感と遊びやすさを両立することで“新しいソニック”を実現したタイトルだ。今回、そのゲームプレイをいち早く体験することができたので、感想を交えながらゲーム概要を紹介していこう。
今作の舞台となるのは、幻の大陸“ロストヘックス”。Dr.エッグマンに連れ去られた動物たちを救い出すため、さまざまなロケーションを持つこの大陸で、史上最速のハリネズミ“ソニック”と、2本のシッポを持つ子ギツネ“テイルス”が大冒険を繰り広げるのだ。ソニックたちの前に立ちはだかるのは、個性豊かな新キャラクター“エッグマン六鬼衆”。いったい、どのような展開が待ち受けているのだろうか?
ゲームをスタートすると、まずステージセレクトの画面が登場。ここは、六角形のマス目が連なった平面マップになっており、ソニックを移動させて自分がプレイしたいステージを選択することができる。多彩なミニゲームがこのマップに用意されているのに加え、他のプレイヤーがMiiverseに放流したアイテムを、このマップにて受け取ることもできる。また自分が放流したアイテムを他のプレイヤーが活用してくれた場合には、それがグレードアップして帰ってくることもあるという。
ステージを選択すると、細長いチューブ状(筒のような形状)などのこれまでにない地形で、ソニックならではのハイスピードアクションを楽しめる。ステージごとにまったく異なる景観が用意されており、カメラ視点の変更で2Dの平面ステージのようになるなど、多種多様な変化がめまぐるしく発生する。また通常移動の他に、ダッシュやスピンダッシュといった高速移動の手段が存在し、爽快なスピード感が味わえるのは今までのシリーズ作品と同様ながら、自分の好みのテンポでゲームプレイを進めていくことが可能だ。
さらに、ジャンプからのホーミングアタックを活用し、敵がいる場所を次々と飛び跳ねて移動していくことで、足を取られてしまう砂漠などの難所を素早くクリアすることも可能となっていた。ちなみにホーミングアタックは、敵の近くへジャンプすると自動的にターゲットマークが出現し、テンポよく攻撃を繰り返すことができる。ボタンを連打しているだけでも、敵がどんどん倒せていくのは気持ちイイ!
また今作では、段差を乗り越える、壁を垂直に駆け上がる、壁の側面を走る、壁から壁へ跳び移るというパルクールアクションが導入されていて、想像していた以上に自由に行動できることに驚かされた。場所によっては、垂直になったトンネルのような隙間を、八艘跳びでどんどん上っていくことも可能だ。このおかげで、一見すると乗り越えられないような地形でも、テンポよく先へ進んでいけるのだ。
Wii U版の攻撃アクションでは、新たに“キック”が登場。敵に向かって突進し、全力で蹴りつけるという攻撃方法で、蹴られた敵は画面の彼方へ一直線に飛んでいく。厄介な敵は、このキックで一掃してしまうのがオススメだ。
→6種類のカラーパワーに注目! 3DS版との連携要素も(2ページ目へ)
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