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2013年10月25日(金)

『星霜のアマゾネス』レビュー。五感のすべてを指先へ! 美少女たちにタッチして腰を振りまくらせましょう♪

文:デルチ

■パーティキャラは全員囚人!? 独創的な世界観も見逃せない!

 本作の舞台となるのは、“監獄惑星”と呼ばれる脱出不可能な惑星。パーティメンバーとなる仲間たちは、その惑星に投獄されている囚人という設定もおもしろいところ。ゲームの目的は、この惑星から脱出することなわけですが、その中で彼女たちのいろいろな秘密が明かされていくという物語になっています。

 また、世界からは男性が消えたという設定も独創的で、どうして男性が消えてしまったのかなんて謎も物語が進むにつれて明かされていくわけです(そもそもガンタイたちは男性という概念自体を知らないという状況です)。

 設定だけを見るとすごくシリアスな物語に思えますが、ギャグ的な展開も多く全体的にはコミカルな内容が楽しめます。まあ、システムであれだけハッチャけたことをやっているので、物語だけシリアスでも困っちゃうところでしたが。

『星霜のアマゾネス』 『星霜のアマゾネス』
▲基本は女の子たちがわちゃわちゃやってる楽しい展開に。そんな中に、ちょっぴりシリアスな展開があるのもいいアクセントになっています。“ガンタイ”に隠された過去とは!?

 登場人物たちも個性的で、たとえば最初に仲間になる“シンイリ”は主人公の“ガンタイ”ラブ! で、“ガンタイ”の言うことなら黒も白といっちゃうほどの妄信っぷりを見せつけてくれます。何気に腹黒キャラなのもポイントが高いですね。

 仲間キャラだけではなく、敵キャラもいい感じでブッ壊れているのでストーリーを進めるのが楽しくなること請け合いです!

【6人のパーティキャラクター】

『星霜のアマゾネス』 『星霜のアマゾネス』 『星霜のアマゾネス』
▲ガンタイ(声優:藤村歩)。本作の主人公。模範囚として生活しながらも、その裏で監獄惑星ウルカデンからの脱出計画を企てている。▲シンイリ(声優:上坂すみれ)。ある理由でしいたげられてきたため、他人に対して懐疑的。好きな相手(ガンタイ)に対しては素直な面を見せる。▲クイーン(声優:小岩井ことり)。刑務棟の囚人たちを仕切る、ボス的な存在。快楽や欲望に従順で、刹那的な愉悦こそが至上という性格をしている。
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▲クノイチ(声優:田所あずさ)。シノビの一族だが、ドジが多く、そのたびに恥ずかしがって悶絶する。おでこが広いことを少し気にしている。▲マリア(声優:ブリドカット セーラ 恵美)。理知的な性格の修道女。夢見がちだがリアリストでもあり、無理なことは無理と割り切ってしまう。▲ヒメ(声優:東山奈央)。考えることが苦手でワガママな性格。虚勢を張りがちだが、かなりの泣き虫。

【立ちはだかる美少女ボスたち】

『星霜のアマゾネス』 『星霜のアマゾネス』
▲リーダー(声優:久川綾)。強いカリスマ性を持つ女性。冷静沈着で、どんな状況下でも冷静かつ的確な判断を行う。▲オメガ(声優:小笠原早紀)。謎の超常能力者。楽しいか不快かのどちらかで、行動を決める。無邪気なようで、超が付く“上から目線”。
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▲ショチョー(声優:櫻井浩美)。姑よりも厳しいチェックで囚人たちを管理する地獄の刑務官。かなりのマジメ者。▲ジャンヌ(声優:千葉泉)。優等生的な完璧超人だが、星のめぐりがよくないのか、常にトラブルに巻き込まれている。▲テンシ(声優:Lynn)。無知を嫌い、暇さえあればあらゆる情報を集め、解析している。とても冷血で高圧的。
『星霜のアマゾネス』 『星霜のアマゾネス』
▲ショーグン(声優:白石真梨)。地位も名誉も愛もお金で買えると思っている外道中の外道。▲ザ・ボマー(声優:小林ゆう)。爆弾の製作と爆破が生き甲斐の爆弾魔。非常に暑苦しいキャラ。

→結論として、RPG好き&美少女好きに超オススメです!(3ページ目へ)

(C) ARC SYSTEM WORKS

データ

▼『アークシステムワークス25周年記念 公式キャラクターコレクション』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2013年10月24日
■定価:3,360円(税込)
※B5判256ページ(フルカラー)
 
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