2013年10月31日(木)
ども、カネキングです。突然ですが、スパイク・チュンソフトさんから発売されている『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』というゲームをご存じでしょうか。『ダンガンロンパ』は、とある場所に集められた、超高校級の能力を持つ高校生たちがコロシアイを繰り広げるというハイスピード推理アクション。先日までTVアニメも放送されていた、超人気ゲームです。まだ遊んでいないという人は、今すぐにでも遊んでください。絶対におもしろいので!
さて、『ダンガンロンパ』をプレイしていて、実際に「学級裁判をやってみたい!」と思った人はたくさんいるのではないでしょうか。そんなアナタにピッタリのゲームがこちら。アルジャーノンプロダクトさんから発売されたばかりのパーティゲーム『人狼系なりきり推理ゲーム ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼』です。
タイトルに“人狼系”と書かれていてピンと来た人もいるかもしれませんが、本作は『汝は人狼なりや』というパーティゲームをベースに、『ダンガンロンパ』ならではの要素を足したゲームになっています。『人狼』のルールを簡単に説明しておくと、まず8人~それ以上のプレイヤーが集まり、それぞれが正体を隠したまま村人と村人に化けた人狼に分かれます。人狼は村人のフリをしながら1人ずつ村人を食べて行き、村を滅ぼせば勝ち。村人はそうなる前に人狼の正体を暴き、処刑しなくてはなりません。さまざまな手掛かりを駆使しながら、人狼を追い詰めていくのが非常におもしろく、ハマる人が続出しているこれまた人気ゲームです。
『人狼系なりきり推理ゲーム ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼』では、プレイヤーは村人ではなく超高校級の能力を持つ高校生になり、たった1人だけまぎれている“クロ”を特定し、“おしおき”するのが目的となります。
今回、電撃オンラインの編集者数名とともに、開発元のアークライトさん、発売元のアルジャーノンプロダクトさんと一緒に本作をプレイしてきましたので、ルールをご紹介しつつそのレポートを掲載していきたいと思います。『ダンガンロンパ』が好きな方も、『人狼』が好きな方も、パーティなどで盛り上がるゲームを探している人も、ぜひぜひチェックしてみてください。ちなみに、今回集まった人の大半は『人狼』初プレイということもあり、上級者の方にとってはツッコミどころ満載になっているかもしれません。プレイングに関しては、なにとぞご容赦ください!
▲アルジャーノンプロダクトさんに人数を集めてもらい、最大人数の16人でのプレイが実現しました。 |
まずプレイ人数からですが、本作は11人前後+ゲームマスターを務めるモノクマ役でプレイするのが最適らしいです。とはいえ、この人数でプレイする環境を用意するには超高校級の幹事が必要だと思います……。今回はMAX16人でプレイしましたが、もっと少ない人数でも遊べますのでご安心ください。
続いて難易度選択です。『人狼』初プレイという人向けに、今作では難易度別に下の3つのルールがあり、段階的にゲームを覚えていけるようになっています。
・いーじぃモード(易):なりきりプレイ人狼。キャラカードの能力・アイテムカードは使用せず。
・のーまるモード(普):上記にアイテムカードを加え、捜査や推理に深みを持たせたモード。
・えくすとりぃむモード(難):本来のベースモード。能力開放によってプレイヤー同士の駆け引きを楽しめる。
集まった人たちの中には『人狼』初心者もたくさんいるので、まずは“いーじぃモード”から遊んでみることにしました。ここでのプレイ人数は13人。はたしてこの中から“クロ”を見つけ出せるのか!
人数が集まったら、まずは“ロールカード”をチェックです。今作には、大きく分けて“希望サイド”と“絶望サイド”の2つのチームが存在しており、希望サイドは“クロ”が死ねば勝ち、絶望サイドは基本的に“クロ”が決められた人数を殺害すれば勝ちとなります。
そして、“希望サイド”と“絶望サイド”には細かく役職が決まっており、プレイヤーはこのいずれかの役職について、これを隠しながらゲームを進めることになります。
・アルターエゴ:毎夜誰かの所属サイドを判別する(勝利条件:クロ死亡)
・シロ:超高校級の一般生徒(勝利条件:クロ死亡)
・モノミ:毎夜誰かを護衛。絶望サイドと判別される(勝利条件:クロ死亡)
・絶望病患者:希望サイドながら絶望サイドと判別される(勝利条件:クロ死亡)
▲アルターエゴ | ▲シロ | ▲モノミ | ▲絶望病患者 |
・クロ:毎夜誰かを襲撃する(勝利条件:殺害数)
・裏切者:クロを知る存在(勝利条件:クロ勝利)
・超高校級の絶望:殺人事件発生まで希望サイドと判別される(勝利条件:おしおきされる)
▲クロ | ▲裏切者 | ▲超高校級の絶望 |
ちょっとややこしいかもしれないので、簡単にそれぞれのサイドの目的や動き方をまとめると、
【希望サイド】ゲームに参加する大半の生徒が“シロ”。アルターエゴが生徒の正体を見抜いて、モノミがクロの襲撃から生徒を護る。ただしアルターエゴは、モノミと絶望病患者を絶望サイドに判別してしまって紛らわしいので注意!
【絶望サイド】クロは1人だけ。規定回数襲撃を成功させれば勝利。裏切者はクロの正体を認識できるので、クロの殺人をサポートする。裏切者は複数いる場合もあり、その際はお互い誰が裏切者かわかるので、協力体制を取れる。ただし、クロは誰が裏切者かわからないので注意!
という感じ。もちろん、誰がどの役職なのかはわからないので、誰が味方で誰が敵なのかは探り探りになります。希望サイドのほうが絶望サイドより人数は多いのですが、能力などを加味すると、大体同じぐらいの条件になっているそうです。
そして特筆すべきは、絶望サイドにいる“超高校級の絶望”という第3勢力の存在です。“超高校級の絶望”は、“学級裁判”でおしおきされることで1人勝ちをすることができるので、迂闊に絶望サイドの人間を学級裁判でおしおきすると、“超高校級の絶望”に勝たれてみんな悔しい思いをすることになるでしょう。
役職の人数はプレイ人数によって変化するのですが、難易度“いーじぃモード”で13人プレイの場合は、
・シロ:8人
・アルターエゴ:1人
・裏切り者:3人
・クロ:1人(殺害数:4回)
となっています。アルターエゴはいますが、絶望病患者やモノミ、超高校級の絶望など、特殊な能力を持つ役職は登場しません。
▲人数や難易度によって、役職の数が変化します。どの役職が何人いるかは非常に重要な情報なので、必ず確認です。 |
→いよいよプレイスタート! 接待プレイなんてなかった……!(2ページ目へ)
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