2013年11月7日(木)
ブシロードは、11月6日に東京都内の秋葉原UDXシアターにて“ブシロード7周年記念 7大プロジェクト発表会”を開催した。創業7年目となる同社の今後の展開が大々的に発表されたので、その模様をお届けする。
まず、木谷高明社長からブシロードの今後の海外展開について発表があった。現在、ブシロードの海外展開はシンガポールとアメリカの現時法人で行われている。これに加えて、EU圏に展開するために、2014年にイギリスに新たな現地法人を設立するそうだ。
▲今後、海外展開を加速していくと語る木谷社長。 |
同社TCGの多言語展開として、すでにいくつかのタイトルで発売されている英語版の他、スペイン語版と中国語版の展開も行い、さらにカードゲームだけに留まらずプロレスなどでも海外進出を目指していくとのことだ。
▲イギリスをヨーロッパ戦略の起点にし、海外でも人気のコンテンツから多言語展開していくそうだ。 |
2003年の製作発表から10年。製作休止を乗り越えてとうとう完成したTVアニメ『熱風海陸ブシロード』が、大晦日の12月31日午後7時から3時間スペシャルで放送されることが決定した。ヒロイン“アメ”役の潘めぐみさんと、主人公“スオウ”役のKENNさんが登壇し、この作品への思いを語ってくれた。
続いて新たなキャストとして、“ミルキィホームズ”の4人組も姿を変え登場することが発表された。“リン”役の三森すずこさん、“ユズ”役の徳井青空さん、“エリ”役の佐々木未来さんが登壇し、どのような活躍をするのか楽しみにしていてほしいと語ってくれた。
▲“ミルキィホームズ”が、ずっとライブでブシロード社歌“熱風海陸ブシロード”を歌い続けてきた縁で出演! |
アニメ以外にもラジオ『熱風海陸ブシラジオ』が“HiBiKi Radio Station”などで、コミック『熱風海陸ブシロード SIDE:SUOU』が“月刊ブシロード”で展開されているので、あわせてチェックしておきたい。
3つ目は、PCやスマホに登録して遊ぶハイブリッドTCG『ファイブクロス』。その第1弾『IS <インフィニット・ストラトス>』と『ファンタジスタドール』が11月8日に発売となる。今回の発表会では、これまで発表したことをおさらいしつつ、ショップ大会の展開についても新たな情報が明らかになった。
PCやスマホがあれば、どこでも対戦ができる『ファイブクロス』でどうやってショップ大会を行うのか。まず、お店に行って参加券をもらい、各自で登録をする。そうするとそのお店の参加者同士でマッチングされる大会が行われる。そして結果が出たら、大会参加メールと引き換えに参加賞がもらえるという仕組みとなっているそうだ。
この方法は試験的に行うとのことだが、オンライン対戦するカードでショップ大会があるというのは新たな試みのため、今後に期待したい。
▲通常のTCGとは違った形でのショップ大会になるが、参加賞のプロモーションカードがもらえるなどの共通点もある。 |
続いては、スマホアプリを展開しているブシモの新プロジェクト『しろくろJOKER』について。開発途中であまり多く見せるものがないとのことだったが、ゲームの概要はほぼわかるような発表となっていた。
“しろくろ”という名前から“白黒”を連想してしまいがちだが、“白”ではなく“城”。城下町を作り育てていくゲームだそうだ。GPSの位置情報を利用して、その場所ならではの建築物などを入手していく。この発表会では説明がなかったが、サンプル画面には“合戦”も文字があり、他のプレイヤーと対戦することができそうだ。
▲それぞれの城ごとに個性ある城下町が作られていく。城の裏手には清水寺のようなものも見える。 |
→『ヴァイスシュヴァルツ』に『艦これ』や『クレヨンしんちゃん』が参戦!
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