タイムアタックを制したのは意外な組み合わせ!? モンハンフェスタ’13 福岡大会ではブラキディオスのプレイボーイが発覚

文：kbj

　11月10日に福岡・西日本総合展示場新館において、人気アクションゲーム『モンスターハンター』シリーズのイベント“モンスターハンターフェスタ’13”福岡大会が開催された。

　“モンスターハンターフェスタ”は、『モンスターハンター』シリーズのさまざまなコンテンツが用意された、ハンターのための祭典。3DS『モンスターハンター4』のタイムアタック大会“狩王決定戦”の他に、ステージイベントや物販、展示や飲食などさまざまなコーナーが存在する。10月20日の東京大会を皮切りに全国5都市で行われている、入場無料イベントだ。

　福岡大会の会場には約6,800人のハンターが集結し、さまざまな催し物を楽しんだ。この記事では、狩王決定戦 福岡大会決勝の模様に加えて、ステージイベントや会場の模様をレポートする。

■モンハンフェスタ’13 福岡大会 会場の様子

▲会場を飾られた展示物。多くのハンターが撮影を楽しんでいた。

▲2014年2月1日より行われる“モンスターハンター・ザ・リアル 2014 in ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”。『モンスターハンター』10周年記念イベントの1つだ。

▲おなじみとなったモンスターの足跡。横に並んで、その大きさに驚いてみては？

▲“モンハンキッチン”では、作品にちなんだフードを堪能できる。この会場でしか味わえないものも用意されていた。

■開発者チャレンジクエスト

　『モンスターハンター4』を手掛けた辻本良三プロデューサー、藤岡要ディレクター、徳田優也プランナーに、カプコンの小嶋慎太郎プロデューサーを加えた4人が、イベント会場ごとのクエストに挑む“開発者チャレンジクエスト”。東京大会では、下位のゴア・マガラ討伐に失敗し、罰ゲームとしてハチミツとクモの巣をすべて売却させられ、続く名古屋大会では下位のティガレックス（高難度）の討伐に挑んだが失敗。装備していた頭装備と護石を手放すこととなった。

▲左から辻本さん、藤岡さん、徳田さん、小嶋さん。

　3会場目ということで、さすがに成功させたいと意気込む一同。これまで1回もモンスターに攻撃してこなかった辻本さんもこの意見に同調して、本気装備でクエストに挑戦することを宣言した。

▲藤岡さんは、ランスと相性のいいケチャSシリーズを装備。このイベントにあわせて作成した2キャラ目のハンターだが、上位装備を揃えてきている。

　福岡大会で挑戦するのは、藤岡さんの緊急クエストとして出ている“リオレイア亜種討伐”。10分以内という特別条件付きだが、4人が全力で挑めばクリアできそうだ。クエストが始まると、辻本さんは「東京、名古屋で失敗したのは攻撃しなかった自分に責任がある！」と語った。それを踏まえて今回のルールとして、辻本さんだけがモンスターに攻撃できることを発表した。ガチガチに装備を固めてきた3人は、サポートに専念することになり、苦笑いを浮かべるしかなかった。

▲同じエリアにいても、辻本さん以外はモンスターに攻撃できない。秘境からスタートした藤岡さんと徳田さんは、遥か上空から手を振って応援することに。

　攻撃はできないが爆弾や閃光玉、罠などの使用は可能ということで、他の3人は次々とアイテムを使ってサポートしていく。藤岡さんはネンチャク草と鉄鉱石、光蟲を採取して、閃光玉を作ろうとしたが、調合失敗で“もえないゴミ”ができあがった。

　オトモハンターの全力サポートのかいもあってか、リオレイア亜種に順調にダメージを与えていく。しかし、突然辻本さんが攻撃を止めてしまう。他のメンバーから「クエストを成功させるつもりはないのか？」という非難が上がる中、残り時間1分のアナウンスが響きわたる。突如攻撃を加えていく辻本さんだが、暴れるリオレイア亜種に吹き飛ばされてしまう。さらにリオレイア亜種がエリア移動。そのままタイムアップとなってしまったが、藤岡さんの緊急クエストということでクエストクリアだけはすることとなった。

　どうやら辻本さんは、制限時間ギリギリになってから討伐するというドラマティックな展開を狙っていたようだ。しかし、そううまくいかないのも『モンスターハンター』。クエストはクリアとなり、藤岡さんのハンターランクは上がったが、チャレンジは失敗となってしまった。これからの罰ゲームを考えると藤岡さんは、素直に「ありがとう！」という気にはならず、「微妙やな（苦笑）」とコメントしていた。

　今回の罰ゲームは、辻本さんが装備していた武器“THEラグナロク”を売却するというもの。しかし、辻本さんは「オトモ3人のサポートが悪かった」と言い出して、他のメンバー3人が持つネンチャク草、光蟲、生命の粉塵というアイテムをすべて売却させることに。さらに、関連するアイテムとしてクモの巣と閃光玉までもを売却。「次の会場のチャレンジクエストが、よりきつくなるだけなのでは？」という疑問もあがったが、結局3人はさまざまなアイテムを手放すことになった。

　辻本さんが売却する“THEラグナロク”は、ゴア・マガラの素材を使うレアなハンマー。しかし、辻本さんはまったく気にせず手放してしまう。なんと、辻本さんはすでに同じハンマーを2本持っていたという。ネタのために事前に武器を用意しておく辻本さんに対して藤岡さんは「ドッキリにかける熱意がすごすぎる……」と呆れ気味であった。

▲同じ武器を2本作り、クエスト失敗に備えていた辻本さん。一体、次はどんなクエストになるのだろうか……。

次のページでネルスキュラやテツカブラの意外な一面が判明!?

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

• “モンスターハンターフェスタ’13”公式サイトはこちら
• 『モンスターハンター4』特集ページはこちら（電撃オンライン）

データ

関連サイト

• “モンスターハンターフェスタ’13”公式サイト
• 『モンスターハンター4』公式サイト
• 『モンスターハンター4』特集ページ（電撃オンライン）