2013年11月15日(金)
前ページでお話した通り、本作では、『アサシン クリード』シリーズならではの“暗殺”ミッションと、“海賊”としての豪快な生活を、同時に楽しむことができます。とはいえ、なぜ主人公のエドワードは、アサシンと海賊という2つの異なる顔を持っているのでしょうか? その謎は、ゲームの冒頭で明らかになっています。
●エドワード・ケンウェイ/声:津田健次郎
イギリス出身のエドワードは、平凡な暮らしから抜け出して成功を手に入れようと、美しい妻と別れて私掠船(しりゃくせん)に乗り込みます。私掠船とは、戦争相手の国の船なら襲撃してよいと国家が認めた、いわば国家公認の海賊のようなものです。
【海賊稼業を決意するエドワード】
嵐の夜、海賊となったエドワードの乗る私掠船が襲撃した船に、とある目的のためにハバナへと向かっていた1人のアサシンが乗り込んでいました。襲撃の結果、双方の船は難破してしまい、エドワードとアサシンはある島の海岸に漂着します。
▲1人の海賊と1人のアサシン。この巡り合わせが、エドワードの人生を変える大きな転機となります。 |
この島での出来事をきっかけに、エドワードは海賊稼業を続けながらアサシンとしても暗躍することになります。海賊とアサシンという危険な仕事を両方とも受け入れる、歴代の『アサシン クリード』の主人公の中でも、ひときわ型破りな性格だと言えるでしょう。日本語ボイスを演じる津田健次郎さんの、ちょっとニヒルな低音ボイスが、このワイルドな性格に絶妙にマッチしているんですよねぇ。
このように、本来海賊であるはずのエドワードですが、イーグル・アイといったアサシンならではの能力を使用できるなど、まるで生粋のアサシンのように思える部分もあります。ワイルドな野心家であるエドワードが、アサシン教団とテンプル騎士団の戦いに自ら飛び込んでいくことで、どのように変化していくのか、彼が体験する今後の物語の展開が、大いに気になるところです。
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