2013年11月14日(木)
小笠原:かわいいクノイチは、どんなキャラクターとして作られたのですか?
●クノイチ(声優:田所あずさ)
・身長:153cm/バスト:72cm
・武器:くない、脇差し、煙玉などの忍具
忍者にあこがれているが、ドジやうっかりが多く、そのたびに恥ずかしがって悶絶するシノビの一族。「拙者」や「~ござる」などの言葉を使っているが、時々忘れて皆にツッコまれる。おデコが広いことを少し気にしている。
福田:クノイチは、みやま零さんのデザイン画で、大量の“くない”が腰についていたり、複雑な形のコテがあったりして、バトルシーンでどう処理するかを悩んだキャラクターです。すごくかわいらしいので、好きなキャラクターなんですが。
岩田:このコテを使って、どんな技を使わせるかは何度も相談しましたね。
小笠原:最初から、オデコが広いっていうキャラクターだったんですか?
福田:いえ、そんな設定はなかったと思いますよ。
世俵:こんなにオデコをいじることになるとは思っていませんでした(笑)。最初はもっと、忍者らしく静かなキャラクターだったのですが、それだとほとんど会話に参加できないので、クールを気取っているけれどドジっ子というキャラクターに落ち着きました。
小笠原:次はセクシーなマリアさんです。
●マリア(声優:ブリドカット セーラ 恵美)
・身長:164cm/バスト:96cm
・武器:対物スナイパーライフル
常に落ち着いた振る舞いの、理知的な修道女。すごく目が悪いが、なぜか普段はメガネをかけておらず、戦闘の時のみメガネをかける。また、誰にも言えない過去を持っており、その影響からか命の重さに敏感。
岩田:衣装が衝撃的でした。ラフの段階だと色がついていないので、胸の部分も布で覆われた衣装なんだと思っていたのですが、色がついたものを見て、「え!?」ってなりました(笑)。
世俵:本当に修道女か? って感じでしたよね(笑)。
岩田:しかも、スリットも深くて、バトルシーンではたまに……。
福田:最初はお姉さんということで、21歳くらいの設定だったのですが、アークシステムワークスのプロデューサーさんから「もっと若くないとダメです!」と言われて変更したんです。
岩田:最初の頃は、“見た目は子どもだけれどお姉さん”という設定もありました。
世俵:最終的には、わかりやすいお姉さんキャラに落ち着きました。6人の中では1番まともで、他のキャラを諭す役割を担当してシナリオをうまくしめてくれました。
小笠原:最後はヒメちゃん!
●ヒメ(声優:東山奈央)
・身長:138cm/バスト:65cm
・武器:サメガン(ガトリング、グレネード、火炎放射)
何にでも興味を持つが、すぐに飽きてしまうワガママっ娘。しかし、持ち前の明るさから皆に愛されている。強気な言葉で虚勢を張っているが、実は寂しがりやで泣き虫。
岩田:ラフイラストと完成版のイラストで、イメージが大きく変わったキャラです。というのも、ラフの時点では普通のガトリングガンを持っていたのに、完成版で急にガトリングガンが“サメ”になっていたんです。これには驚きました(笑)。
福田:しかも、みやま零さんが“サメガン”っていう名前までメモで書いてくれていたんです(笑)。
岩田:こだわりがあるんだということが伝わってきて、3Dモデルも一生懸命作りました。結果的に、バトルがコミカルになってよかったと思います。
世俵:シナリオ的にも、クノイチとのコンビで年少組として、バタバタしているキャラだったので、コミカルな方向性が合致してよかったと思います。
→小笠原さんの演じたオメガは“悪意のない純粋さ”が怖い!?(4ページ目へ)
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