2013年11月14日(木)
小笠原:そうだ! 私が演じたオメガのこともお聞きしたいのですが、オメガを作るうえで苦労された点などありますか?
福田:オメガは髪の色ですごく悩んだんです。髪の中に宇宙があるという案もあったのですが、最終的には今のカラーに落ち着きました。
岩田:“見た目は幼いけど、すごく強い”というのは、当初から変わってませんよ。
小笠原:最初はすごくピュアな子だと思っていたのですが、こんなに強いなんて。ギャップ萌えですね(笑)。「消えちゃえばいいのに」みたいな怖いセリフがあったり、悪意はない純粋さをどう演じるかは少し悩みました。
岩田:でも、収録ではほとんどNGがなかったじゃないですか(笑)。叫ぶシーンなんかも難しいかなとも思ったのですが、一発でOKでしたし。なにより、声もイメージ通りでカンペキでした。
小笠原:ありがとうございます! ちなみに、皆さんの1番好きなキャラクターって誰ですか?
福田:僕はクイーンです。プレイしてみると、本当にいいところを持っていくキャラクターで、自然と好きになっていました。
世俵:そうなんですよ。ということで、僕もクイーンなんです(笑)。シナリオを書いていて、クイーンは勝手に動いてくれてスラスラと作業が進んだのを覚えています。
岩田:僕は、敵キャラのタイガーです。というのも、テストプレイの時にタイガーがサンドバッグ役になっていて、ずっと見ていたせいでどうしても愛着がわいてしまって(笑)。他の敵キャラも魅力的ですので、ぜひ注目していただければ。
▲インタビュー当日は大量の設定イラストをお持ちいただいて、それぞれのキャラクターのチャームポイントに関するトークで盛り上がった。 |
福田:でもメインキャラクターに関しては、6人そろった時の魅力は大きいと思いますよ。
岩田:そうですね。どのキャラクターも好きになってもらえるように作ったつもりです。
小笠原:いろいろな要素が入っている作品ですが、製品版には入れられずに、泣く泣くお蔵入りになったネタとかはありますか?
福田:敵に“ヴァンパイア”っていうキャラがいたのですが、いろいろな事情があってボツになりましたね。
岩田:“コアクマ”というキャラと重なる部分も多かったので、仕方なくといった感じです。
世俵:お蔵入りというわけではありませんが、第1章の内容は何度も変わりましたね。最初はストーリーの部分がもっと長かったのですが、他の要素を絡めるために、かなり短くなりました。
福田:本作は、ダンジョンRPGのパートとアドベンチャーパートという、大きくわけて2つのパートがあるのですが、この2つが分かれていることをプレイヤーに意識させないことを目指した結果、何度も修正することになりました。第1章はチュートリアル的な部分も多いので、特にそうした流れとバランスを考えてギリギリまで調整していました。
――では最後に、小笠原さんも含めて、『星霜のアマゾネス』の発売を楽しみに待っているユーザーの皆さんに、メッセージをお願いします。
小笠原:はい! システムが楽しいだけでなく、仲間も敵も個性的でかわいいキャラクターがたくさん登場するので、ぜひプレイしてみてください!
岩田:かわいい女の子がたくさん登場するので、そこに魅力を感じたらぜひ遊んでいただきたいです。RPGとしても、考えながら進むおもしろさがあるので、じっくり楽しんでください。
世俵:女の子キャラがいっぱい出てくるので、いい意味でおバカな展開を楽しんでもらえるとうれしいですね。
福田:女の子を因子解放させて、ぜひフィニッシュまでいっていただければと思います(笑)。女の子キャラなら、通常の敵でも“因子解放モード”が発生するので、全部集めるくらいやり込んでください!
▲ダンジョンRPGの魅力に戦術性の高い戦闘パート、さらにかわいい女の子もいっぱい登場するという、てんこ盛りな内容! そんな『星霜のアマゾネス』は本日発売です!! |
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