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2013年11月26日(火)

【週間洋ゲー通信】今度は北米と欧州でXbox Oneがリリース! 独占タイトルに関する新情報も(11月6日~11月18日)

文:イトヤン

 この“週間洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は、11月19日から11月25日までの間に明らかになった新情報の中から、7個のニュースをご紹介。この期間、北米と欧州で次世代ハード“Xbox One”が発売されており、先週発売されたPS4と並んで、海外では新たなゲームの時代が幕を開けたことになる。というところで、このコーナーは今週で一区切り。約1年半の間、ご愛読どうもありがとうございました!

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)


■Xbox Oneも北米と欧州で販売開始! プレイ動画を編集&公開できるシステムの詳細も

 11月15日にPS4が海外で発売されたのに続いて、11月22日にはマイクロソフトの次世代ゲームハードXbox Oneが北米と欧州で発売された。マイクロソフトの発表によると、Xbox Oneも先行して発売されたPS4と同様に、発売開始から24時間で100万台以上の売り上げを記録したとのこと。海外では、次世代ハードへの注目度が特に高まっているようだ。

『週間洋ゲー通信』

 Xbox Oneの発売後24時間における注目記録は、本体の売り上げ台数だけでない。“『フォルツァ モータースポーツ5』では580万キロメートル以上が走行された”や、“『デッドライジング3』では6,000万匹以上ものゾンビが殺された”、“『キラーインスティンクト』では710万回以上のコンボが繰り出された”といった具合に、ローンチタイトルに絡めたユニークなデータが公表されている。

 またXbox Oneの発売に合わせて、ゲームのプレイ動画を撮影してSNSなどに公開できる“ゲームDVR”機能の詳細が公開された。プレイ動画だけでなく、Kinectのカメラでプレイヤーの姿を撮影し、自由に組み合わせることができるなど、かなり本格的な編集が可能になっている。このように充実した機能を持つXbox Oneだけに、日本でも一刻も早い発売を期待したい。

(参考サイト:Xbox Wire

(参考サイト:Xbox Wire


■ローマ帝国の兵士となって歴史を体感! 『ライズ:サン・オブ・ローマ』のローンチ・トレーラーが公開

 海外ではXbox Oneの発売と同時に、Xbox One独占となるローンチタイトルの数々も発売されている。その中からいくつかピックアップして、情報をお伝えしよう。まず最初にご紹介するのは、クライテックが開発を手がけた『ライズ:サン・オブ・ローマ』だ。

 古代ローマ帝国の兵士“マリウス・タイタス”となって、壮大な歴史絵巻を体感できるアクションゲームとなっている本作。公開されたローンチ・トレーラーでも、蛮族との激しい戦いや、巨大な戦象の突撃の瞬間など、ド派手な戦闘シーンがXbox oneならではのハイクオリティな映像で描き出されている。

『週間洋ゲー通信』

 また本作には、古代ローマの剣闘士となってプレイヤー同士の一騎打ちや、チーム対戦を繰り広げる“グラディエイターモード”も搭載されている。このモードでは、オンライン対戦も可能となっている。なお本作は日本でも発売される予定だ。

(参考サイト:Xbox Wire


■無数のゾンビが空から降ってくる! 『デッドライジング3』のローンチ・トレーラーをチェック!!

 続いてご紹介するXbox One独占タイトルは、カプコン・バンクーバーが開発を手がけ、マイクロソフトが販売を担当する人気ゾンビゲームシリーズの最新作『デッドライジング3』だ。こちらも、発売に合わせてローンチ・トレーラーが公開されている。

 このトレーラー映像は、空中からゾンビの群れが降り注ぐという、インパクト抜群の場面からスタート。『デッドライジング』シリーズの最大の特徴である広大なオープンワールドに、無数のゾンビが徘徊するという要素を、改めて強調する内容となっている。また、映像の途中で主人公ニックが操作しているような、ユニークな武器をプレイヤー自身が作成することもできる。

 この映像には登場していないが、クールなものからコミカルなものまで、多数のコスチュームを身につけて大暴れすることも可能だ。本作は日本でも発売される予定となっている。


(参考サイト:『デッドライジング3』公式Facebookページ


■植物とゾンビの銃撃戦! 『プラント vs. ゾンビ:ガーデン・ウォーフェア』の発売日が2014年2月18日に決定

 こちらもゾンビが登場するゲームだが、『デッドライジング3』とはかなり異なる雰囲気のタイトルだ。『プラント vs. ゾンビ』といえば、日本でもダウンロード配信ソフトやスマートフォンでおなじみのカジュアルゲームだが、このキャラクターたちを使用したXbox One/Xbox 360用のTPS『プラント vs. ゾンビ:ガーデン・ウォーフェア』の海外での発売日が、2014年2月18日に決定した。

 本作は『プラント vs. ゾンビ』でおなじみの植物とゾンビたちが、本格的な銃撃戦を繰り広げるという内容だ。植物側は原作でもおなじみのキャラクターがそろっているほか、ゾンビ側にもアメフト選手や科学者などのタイプが用意されており、それぞれ攻撃法や能力が異なっている。ゲームの詳細は、開発者のコメント付きプレイ動画が公開されているので、ぜひそちらを参照してほしい。


 プレイ動画を見ると、キャラクターはカジュアルな雰囲気ながら、かなり密度の濃い対戦を楽しむことができるようだ。関連タイトルは日本でも人気が高いため、このTPSも日本でのリリースを期待したい。

(参考サイト:『プラント vs. ゾンビ』公式Facebookページ


■紙の世界を旅しよう! 『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』がひと足お先に海外で発売

 『リトルビッグプラネット』で知られるディベロッパー、メディア・モレキュールが開発したPS Vita用ソフト『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』が、日本よりひと足早く11月22日に海外で発売された。これに合わせて、本作のローンチ・トレーラーが公開されている。

 本作は、イオタとアトイという2人の主人公がメッセージを届けるため、紙でできた世界を冒険するというアクション・アドベンチャーだ。PS Vitaの背面タッチパネルやジャイロ機能を駆使した操作が特徴で、背面を押さえることでプレイヤーの指が紙を突き破って登場したりといったアクションが、このトレーラーでも確認できる。


 紙でできた世界のほのぼのとした雰囲気や、キャラクターの愛らしい動きが、『リトルビッグプラネット』同様になんとも魅力的だ。本作は日本でも12月5日に発売予定だ。

(参考サイト:PlayStation.Blog


■ベルリンを舞台に新たな物語が展開! 名作RPGの復活作『シャドウラン・リターンズ』に追加シナリオが登場

 ファンタジーとサイバーパンクSFが融合した世界観を持つテーブルトークRPGが原作の名作コンピュータRPGを、現代に復活させたPC/Mac/iOS/Adoroid用ソフト『シャドウラン・リターンズ』。同作に新たな舞台とストーリーを追加する拡張パック『シャドウラン:ドラゴンフォール』が、2014年1月にリリース予定であることが発表された。

『週間洋ゲー通信』

 この拡張パックでは、新たなロケーションであるベルリンの街を舞台に、完全新作のキャンペーンストーリーが用意される。そして、ファンタジー世界の魔法とハイテク技術が出会うという、シリーズの原点に立ち返った物語が展開されるとのことだ。またスナイパーライフルやグレネードランチャーといった新武器が追加される他、シナリオを自作できるゲームエディターの改良版も導入できる。

 この拡張パックは2014年1月に、PC/Mac用にリリースされる。また同時に、『シャドウラン・リターンズ』とセットで購入できるバージョンも用意されるとのことだ。

(参考サイト:ハーブレインド・スキームズ公式サイト


■この1週間で配信されたSteamタイトルをピックアップ! ユニークな題材のSLG3タイトルを紹介

 この1週間にSteamで配信開始されたゲームの中から、注目作品をピックアップ。今週はユニークな題材を再現したSLGがいくつも登場したので、3タイトルをまとめてご紹介しよう。

 第二次世界大戦の戦車戦を再現したSLGといえば、最近ではオンライン対戦のアクションゲームをイメージするかもしれないが、『タンク・オペレーションズ:ヨーロピアン・キャンペーン』はちょっと懐かしいヘックス画面のターン制SLGだ。ヨーロッパ戦線の歴史上の戦闘を本格的に再現されたシナリオで、プレイヤーは歴史のIFに挑戦できる。

『週間洋ゲー通信』

 続いて紹介するのは、ドイツ生まれの『バス・シミュレーター 2012』だ。タイトルで分かるとおり、パッケージ版は昨年から発売されていたが、Steamでもダウンロード購入が可能となった。リアルな街並みにバス停を配置して営業路線を自作して、お客さんを乗せて走行できる本格的なシミュレータだ。

『週間洋ゲー通信』

 最後に紹介する『アッシュズ クリケット 2013』は、スポーツのクリケットを本格再現したソフトの最新版。ちなみにタイトルの“アッシュズ”とは、イギリスとオーストラリアが対戦する、世界最大のクリケット大会なのだとか。正直言って日本人の大多数には未知の世界だと思うが、こういうゲームに出会うことができるのも、海外ゲームの魅力だろう。

『週間洋ゲー通信』

(参考サイト:Steam『タンク・オペレーションズ:ヨーロピアン・キャンペーン』

(参考サイト:Steam『バス・シミュレーター 2012』

(参考サイト:Steam『アッシュズ クリケット 2013』

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