コーエーテクモゲームスは、PS3/PS Vita/PC用ソフト『ウイニングポスト8』の発売を決定した。発売日はPC版が2014年2月28日で、PS3/PS Vita版が2014年3月27日。

　本作は、馬主兼生産者となって競馬界のさまざまな人々と交流しながら名馬を輩出していく競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト』シリーズの最新作。1993年1月に第1作目が発売された本シリーズは、今年で20周年を迎えており、『ウイニングポスト 8』はその集大成として制作されている。今作では、“受け継がれる血統のロマン”をコンセプトに人馬の絆が描かれ、シリーズで初めてプレイヤーキャラクターの配偶者や子どもが登場する。子どもや孫は、騎手、調教師、牧場長、牧場スタッフとなって活躍するという。

▲子孫キャラクター（子ども時代）が出産に立ち会うシーン。プレイに応じて、子どもと仔馬の絆が育まれていく。		▲レース番組は2014年春季日程に合わせられるなど、最新競馬事情に対応している。新潟2歳Sを圧勝したハープスターも登場！

　プレイヤーは、愛馬や家族の成長を見守りつつ、競馬に関わるさまざまな人々との関係を築き、自らが思い描く牧場を作り上げることができる。“自分だけの血統で大レースを制する”というシリーズの原点はそのままに、“プレイヤー一族に縁のある馬で凱旋門賞制覇”、“一族による年末表彰の独占”、“好みの牝系を活躍させ、歴史に名だたる名牝系を構築する”など、プレイヤーごとの目標を掲げて自由に競馬ライフを楽しめる。

　以下に、『ウイニングポスト8』で追加される新要素の数々や、シリーズファンの要望を受けて改編される要素などを紹介していく。また、通常版とあわせて限定版『20周年記念プレミアムBOX』も発売されるので、その情報もあわせてお届けする。なお、公式サイトでは福永祐一騎手からのコメントが掲載されているので、競馬ファンはチェックしておこう。

■脈々と紡がれる人馬の絆

　前述の通り、シリーズで初めてプレイヤーの配偶者や子どもなどが登場し、人物の血縁関係が継承されるようになる。子どもや孫は騎手、調教師、牧場長、牧場スタッフとなり、競馬界のさまざまなシーンで活躍するため、“父が調教師として育てた競走馬に子どもが騎乗してレースに出走する”といった展開も体験可能だ。

　さらに、プレイヤーや子孫、騎手や調教師などには相性のよい“縁の馬”というシステムが追加される。縁が深い馬に騎乗するとレースで能力が上昇したり、特別なイベントが発生したりと、“人馬の絆”が感じられるドラマも描かれる。

▲プレイヤーの家系図。子どもたちは成長すると、騎手や調教師、あるいは牧場の関係者となってオーナーブリーダーのプレイヤーを支えてくれる。

▲今年、菊花賞や天皇賞・秋を制した福永祐一騎手は、実名で登場する。“縁の馬”の欄に注目。		▲福永騎手の縁の馬であるシーザリオの子が生まれたため、出産時に駆けつけてくれた。

【ゲーム中に登場するさまざまな人物】

　ゲーム中には、馬主、生産者、調教師、騎手、秘書、またはその他の競馬関係者としてさまざまな人物が大勢登場する。以下に、今作で初登場するプレイヤーの子孫キャラクターを中心に、登場する人物の一例を紹介する。

福永祐一騎手		プレイヤー子孫・男		プレイヤー子孫・男
▲2013年11月24日時点で騎手リーディングのトップに立つ福永祐一騎手その人。		▲調教師または牧場長の道に進んだプレイヤーの子孫キャラクター。		▲幼少期の男性プレイヤー子孫キャラクター。

プレイヤー子孫・女		プレイヤー子孫・女		朝比奈すみれ
▲騎手になったプレイヤーの子孫キャラクタ－。		▲女性子孫のキャラクター一例で、幼少期の姿。		▲プレイヤーの秘書として登場する新キャラクター。

西村里咲		樫本桃子		天本恭子
▲シリーズでおなじみの知人キャラクター。今作ではバレットを職に選んでいる。		▲『WP3』で秘書を務めたシリーズでおなじみの知人キャラクター。		▲『WP6』で秘書を務めていたキャラクター。今作にも知人として登場する。

→血統をつなげる楽しさや、牧場作り、レースシーンもパワーアップ！ 実在競走馬やイベント、ユーザーの要望を反映した改編ポイント、限定版の情報を一挙に紹介
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• 『ウイニングポスト8』公式サイト