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2013年12月2日(月)

『クリミナルガールズ INVITATION』キサラギ役の長谷川明子さんとヒメカミ役の内村史子さんによる収録秘話をお届け

文:電撃オンライン

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──PS Vita版で、ヒメカミは新たなプレイアブルキャラとして活躍を見せてくれますが、ユーザーさんにはどんなところを見てほしいですか?

『クリミナルガールズ』
▲今作よりプレイアブルキャラクターとなったヒメカミ。

内村:ヒメカミパートのストーリーを録らせていただいたんですけど、どうしてヒメカミが途中からみんなにちょっかいをかけるのかとか、そういったことも段々とわかってくるストーリーになっています。ヒメカミの過去というか、心の闇というか、そういったものが見える形になっていますので、ぜひそこを見てほしいですね。

──おしおきボイスも今回が初収録なのでしょうか?

内村:いいえ(笑)。実は“おしおきボイス”は3年前に録ったんですよ。録ってから「すみません、本編で使えませんでした」と言われて。で、どうにかして出したいんですということで“キャラクターVOICE CD”をその時に出していただいて、そこにヒメカミもちょっとだけ……(笑)。本編に使っていただくのは今回が初めてでしたし、使うおしおきボイスは完全に録り直しの状態で全部最初からという感じだったので、恥ずかしかったです(笑)。

──キサラギの魅力はどんなところだと思いますか?

『クリミナルガールズ』
▲前作より登場しているキサラギ。

長谷川:キサラギは、やっぱり最初はすごくツンツンしていて、わがままだったり、生意気に見えたりすると思うんですけど、本当は素直な子なんです。おしおきを経て、というのもちょっとおかしい表現ですけど、主人公や仲間たちの境遇、彼らの心に触れながら一緒に戦っているうちに、彼女自身もどんどん変わっていきます。そして素直になった時にちょっと照れちゃうところとか、ホントの素直な、かわいらしい部分がピョッと出ちゃうところとかが、すごくかわいらしいなと思いますね。

──おしおきに目が行きがちですけど、実はお話がいいと評判ですしね。

長谷川:そうなんですよ~。おしおきゲームかと思ってプレイしたら、意外といい話なんですよね。

内村:そうなんです、そうなんです。1人1人、もれなくいい話ばっかりなので。

長谷川:今度はヒメカミもね♪

内村:はい(笑)。

──ではヒメカミの魅力はどんなところだと思いますか?

内村:ヒメカミの好きな部分は、真面目なところですね。ものすごく真面目で「いい子でいよう、いい子でいよう」とするあまり、ちょっとカラ回りするところがあって。プレイアブルキャラではない時には、みんながワイワイやってる時は横目で見ている感じなんですよね。輪に入れないな~っていう、ちょっと羨ましいな~みたいなところがあって。

 でも、それがちょっとずつ女の子たちとの絡みとかもあって、打ち解けていけるというのは、あの世代の女の子たち特有な感じなのかな、なんていう感じもします。ただ、いざという時に何も言えないっていう部分には、私は「気にせず言っていいのよ」って思っちゃいますね(笑)。

──ご自身は、どちらかと言うとハッキリされるタイプなのでしょうか。

内村:う~ん……わりとヒメカミと似ていて、意外と言えなかったりします(笑)。人のことになると言えるんですけど、自分のことになると言えないみたいな。そういうところはヒメカミに似ているのかなって思います。

──似てるがゆえに、ヤキモキするところがあったり?

内村:そうですね、ヤキモキしちゃいますね。まるで自分を見ているかのようで、もどかしくなります(笑)。

──長谷川さんは、ご自身とキサラギを比べてどう思いますか?

長谷川:私はあまり人に「キモッ!」とか言ったことはないんですけど、「このブタ!」とか言っちゃうんですよ、キサラギは(笑)。私はそういう部分はあまりないかなと思うんですけど、でも本当の自分を隠してちょっと見栄を張っちゃうみたいなところは、わかるような気がしますね。

 この年頃の女の子にはあることだと思うんですけど、やっぱりなんだろうな~、本当はこうなりたいんだけど、実際はちょっと違うかもっていうところに、悩んだりキーとなったりする部分があるのは、自分も思春期はそうだったので、なんだかわかる気がしますね。

──今回でおしおきは出し切った感があるとは思いますが、もし続編があるとしたら、あるいは収録の時にちょっとあの声がうまく出せなかった、みたいなことがあればお聞かせください。

長谷川:そうですね、いろいろやりつくした感はあるので(笑)。わかんないけど、そのぉ……2人一緒におしおきとか? わかんないけど(笑)! ペしぺしとか(照)!

──掛け合いおしおき……みたいな?

長谷川:掛け合いおしおきっ!? そうですねっ!(真っ赤)

内村:そうだからまあ2人いっぺんみたいなものになりますよね(すごく照れて早口で)。

長谷川:ハートフルな部分も、おしおきの部分も、みんなでできたらいいですねっ♪

内村:あと、ゲームなので1人1人の収録だったんですけど、やっぱり全員と絡んでみたいなという気持ちはあります。ゲームの中ではみんなが輪のようになっているんですけど、実際に演者たちはあまり触れ合う機会がないので。そういった意味では演者たちも、彼女たちのように1つの輪になれたらいいなと思います。

長谷川:そうですね~、いろんな彼女たちの掛け合いを実現したいですね。

──最後に、ゲーム(主におしおき)を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。

長谷川:パワーアップして帰ってきました『クリミナルガールズ INVITATION』。おしおきももちろん楽しんでいただけると思うのですが、ストーリーだったり戦闘だったり、ゲームとしても本当にクオリティの高い素晴らしい作品だと思いますので、ぜひぜひすべての女の子と、あの(笑)、濃密な時間を過ごしてゲームを最後まで楽しんでください。よろしくお願いしま~す♪

内村:3年ぶりに皆様のもとに帰ってきました。新しい追加要素も盛りだくさんですし、いろいろとパワーアップして帰ってまいりました。ヒメカミとミウ教官もおしおきできるということで、そちらのほうも楽しみにしていただきつつ、皆さんのお気に入りの中にヒメカミを入れていただければと思います(笑)。よろしくお願いします♪

『クリミナルガールズ』

(C)2013 Nippon Ichi Software, Inc.

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