本日発売！ 『燐光のレムリア ～Lemuria of phosphorescent～』公式ビジュアルブック特典アイテムの詳細＆制作スタッフの座談会をお届け

文：電撃オンライン

■128ページにイラスト約400点を詰め込んだ濃密イラスト集が完成

きっしー：ようやくビジュアルブックが発売されましたが、ここだけの話、本当に実現するとは思わなかったよ……。

葛城：ちょ……いきなり、ぶっちゃけますね！

きっしー：ビジネス的な視点でね。だって、ここ数年オンラインゲームの本はだいぶ減ったし……。

葛城：『レムリア』の場合、未公開を含むとイラストが大量にあって、「1冊にまとめたらファンは嬉しいに違いない！」と思い、制作に踏み切りましたよね。それに、USERJOY JAPANさんがバックアップしてくれたのも助かりました！

きっしー：ただ、書店さんで売られている本と比べると制作部数が少ないから、価格がどうしても高くなっちゃうんだよね……。

葛城：税込3,000円って考えると、高く感じますよね。

きっしー：電撃オンラインでは過去に何度か、ネット限定の本を出してるんだけど、どれも2,000～3,000円ぐらいになっていて、やっぱり制作部数が価格に大きく影響しちゃうんだよね。ただ、イラスト集と考えると3,000円は許容範囲かも!?

葛城：過去のネット本と比べるとページ数が2倍以上ありますし、本の判型もA4サイズと大きいし、内容も充実していて、私は自身を持ってファンにオススメできます！

きっしー：その言い方は語弊があるよ？ 過去のネット本も自信を持ってオススメできるっつーの！ それにしても、当初予定していた発売日を延期したときは焦った……。一体、何があったんだ？

葛城：当初、全96ページで制作していたのですが、イラストをもっと大きく見せたいということになり、急きょ32ページ増やしたんですよ（知ってるくせに……）。

きっしー：そうだった。エライ人を説得して何とかページ数を増やすことができたんだよね。作りたいという私の強い想いが、歴史を動かしたのだ！

葛城：……。イラスト以外にも、デザイナーさんのコメントやプロフィール、SDキャラ、表情、線画など掲載する情報が多かったので、1ページ2人はきつかったです。1ページ1人にしたおかげで全体がスッキリしてだいぶ読みやすくなりました。メインのイラストも大きく載せてるから、見ごたえがありますよ！

▲ストライカーの紹介ページは、当初1ページに2人掲載していたが、増ページによって1ページに1人に変更。今、思えばナイス決断！

きっしー：個人的には、ダメージを受けた時のSDキャラクターがコミカルで、見ていて楽しかった（笑）。まだゲーム内に実装されてないストライカーも何人か掲載してるよね。

葛城：（12月13日の時点で）4人ほど未実装のストライカーが掲載されています。ちなみに未実装ストライカーの中で自分が気に入っているのは、タバサですね。

きっしー：キミの趣味とか興味ないけど……。一応、聞くけど、どこが好きなの？

葛城：タバサはミレニーの従者で、ピンと立った獣耳がチャームポイントなんです。全体のデザインから漂うエジプトっぽい雰囲気が、すごく気に入ってます。

▲葛城がオススメする未実装ストライカーのタバサ。包帯でくるまれた右手には何か秘密がありそうな様子だが……。

きっしー：よかったネ。ところで、ストライカー以外の見どころは？

葛城：設定資料ギャラリーです。こちらはゲーム内でプレイヤーが攻略する遺跡（ダンジョン）やモンスターのデザイン案をはじめ、ストライカーのラフカットなどの未公開イラストをたっぷり収録しています。

▲モンスターのボツ案やゲーム内に未登場のデザインなども掲載。デザイナーさんのコメントも合わせて読むと、今後の展開に期待が膨らむんじゃないでしょうか。

きっしー：ボツになったデザインを見ると、「こっちのほうが好みだ！」みたいな気持ちになることも（笑）。

葛城：そうですね。個人的には、P.122掲載の桐花のラフカットは、実装版よりも年上で、メイド服バージョンが好みです。もし機会があれば、パラレル要素でもいいので正式なデザインとして採用してほしいです。

きっしー：へー。他に何かアピールできるポイントは？

▲個人的には金髪メイド服の桐花も見てみたい！ ……ということでUSERJOY JAPANさん、なんとかなりませんか？

葛城：あとは特典アイテムですね。この本で入手できるストライカーのアレットは、幼い女の子ですけどメッチャ強いですよ！ それに、お尻のシッポやツインテールとか、すみずみまでキュートで最高です！

▲本の特典で入手できるストライカーのアレット。じつは最初はロリキャラではなく、巨乳のお姉さんキャラだったらしい……。

きっしー：お、おう。そういや角と尻尾にはそれぞれリボンが巻かれてるね。後は背中に大きいのと小さい歯車が1つずつ浮いてるけど、これは何か意味があるのかな。

葛城：リボンをファッションアイテムとして有効活用できる女の子は、2次元・3次元を問わず、例外なくかわいいと思います（断言）。まあそれはさておき、歯車の存在理由はちょっとわかりませんね。公式によると職業が“観測者”となっているので、たぶんそこに関係があるんだと思いますが……。

きっしー：最後に、この本の魅力を簡単にまとめて。

葛城：約100人のストライカーを1ページ1人ずつ紹介していて、しかも未公開のプロフィールが付いている。次に未公開のデザインを収録していること、この本限定のストライカ・アレットがもらえる、といったところです。

きっしー：いろいろ詰め込んだので、きっと満足してもらえる1冊になったと思います。

葛城：『燐光のレムリア』をこれからプレイされる方も、すでにプレイ中の方もこのファンブックを買っていただけたらうれしいです！　よろしくお願いします！

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