リンクジョーカー編のクライマックスに突入した『カードファイト!! ヴァンガード』の新ブースターパック『光輝迅雷』の情報をお届け！

文：ファイ

　『カードファイト!! ヴァンガード（以下、ヴァンガード）』の第14弾ブースターパック『光輝迅雷』が、12月12日に発売された。

　今回の『光輝迅雷』はカードファイト部のアイチ、ミサキ、ナオキ、そして“Я（リバース）”されてしまったコーリンや三和のカードが中心に収録されている。さらに、新たな能力を持つ“守護者”も見逃せない。

　『光輝迅雷』には、同日発売の『はじめようセット 聖域の解放者』や、発売中の『トライアルデッキ 神器の伝承者』と相性のいいカードも収録されているので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。

■光の戦士たちとリンクジョーカーの決戦がはじまる！

　“ゴールドパラディン”に《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》という強力な切り札が登場した。これまでは“呪縛”されてしまったユニットは自分のターンの終わりまでどうすることもできなかった。しかし、これからは“解呪”することで即時に戦線に復帰させられるだろう。

　“呪縛”を使用しないデッキとのファイトでも、《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》は、パワーとクリティカルが上がる能力が魅力的だ。リアガードが5体いれば、永続能力と合わせて単体で26000にまで達する。能力を使うためのコストも一見多いように思えるが、ターン終了時に事実上コストの半分が返ってくるため、何回も使用可能だ。

　《抹消者 テンペストボルト・ドラゴン》は、“なるかみ”らしい豪快な能力をもっている。リアガードサークルは自分と相手を合わせて合計で10カ所あるので、最大でパワーが20000上昇する。リミットブレイク使用後にリアガードにコールすると、パワー自体は減ってしまうが攻撃できるユニットが増えるため問題はないだろう。ただし“呪縛”されているカードは退却させることができず、カードのないリアガードサークルとしても数えない点には注意したい。

　新たな“Я”ユニットの《哀哭の宝石騎士 アシュレイ“Я”》と《ドーントレスドミネイト・ドラゴン“Я”》は、クロスライドする“Я”ユニットだ。指定のカードがソウルにあればパワーが上がるだけでなく、仲間を呪縛することで強力な効果を発揮する、“Я”ならではの能力も持つ。

　《哀哭の宝石騎士 アシュレイ“Я”》は、自分のリアガード1体を呪縛することで、相手のリアガードを1体退却させつつ、自分の山札からスペリオルコールする攻防一体の能力だ。呪縛するユニットやコールするカードは“宝石騎士”と名前が付いている必要があるが、デッキ内のユニットすべてを統一すれば問題ない。状況に応じてもっとも使いたいユニットをコールしたい。

　一方の《ドーントレスドミネイト・ドラゴン“Я”》は、ドライブチェックをすれば、ほぼ確実にパワーが上がる能力を持つ。グレード0が出ればトリガーでパワーが上がり、グレード1以上が出れば相手のリアガードを退却させつつこの能力でパワー上がる。能力を使っていれば“ツインドライブ!!”で2回発動するため、最低でもパワー＋6000が見込める超攻撃的なユニットだ。

→新能力を持った“守護者”に注目！（2ページ目へ）

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