2013年12月11日(水)
CJインターネットジャパンが運営するPC用オンラインACT『SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、SDGO)』。本タイトルの大型アップデート“WINTER UPDATE 「THE BEGINNER」”が、12月19日に実装される。
今回のアップデートでは、初心者チャンネル限定でロックオンサイトに敵との距離が表示されるようになる他、ダメージが1.5倍となる背後からの攻撃に対し警告メッセージが表示されるなど、新規プレイヤーを意識した内容となっている。
さらに、これまでは対戦でのみの使用できたカスタムパーツを“ミッション型カスタムパーツ”とし、ミッションでも使用可能とすることで、初心者のミッション攻略をサポートする。その他にも、オペレーターの能力値アップや、各種UIの変更など、既存のユーザーの遊びやすさも意識した変更内容となっている。
電撃オンラインでは、日本国内での運営を担当するCJインターネットジャパンのプロデューサー・小野誠さんと運営チームの鳴海大助さん、開発会社であるソフトマックスの開発総括室長を務めるソン・ギウォンさん、プロモーションを行うバンダイコリアのプロジェクトマネージャー、キム・ハンナさんにインタビューを実施した。
インタビューで判明したアップデートの詳細を中心に、2014年2月に予定されている次回の“WINTER UPDATE 「THE WAR」”の内容についても、いち早くお届けする。
▲『SDGO』の運営を手がけるCJインターネットジャパンの小野さん(右)と鳴海さん(左)。 | ▲ソフトマックスのソン・ギウォンさん(右)とバンダイコリアのキム・ハンナさん(左)はネット中継にてインタビューに応じてくれた。 |
――まずは、今回のアップデートに至った経緯についてお聞かせください。
小野:『SDGO』は2013年度に2回の大型アップデートを行い、大きく生まれ変わりました。5月のアップデートでは、ユニットに設定されていたグー・チョキ・パーの属性を撤廃し、カスタムパーツを実装することで、自分の好きなユニットを思い通りにカスタマイズし、属性に縛られることなく使用できるようにいたしました。
しかし、これまでの楽しみ方とはだいぶ趣きが異なるアップデートでしたので、既存のユーザーにはなかなか受け入れていただくことができず、『SDGO』のプレイを休止されてしまう方もいらっしゃったというのが実情です。
8月のアップデートで実装したユニットの合成システムは、おおむね好評でしたが、5月のアップデート以降は「クランメンバーがログインしなくなった」という声や、「対戦サーバーに人が少ない」といった声がユーザーから多く寄せられるようになっておりました。
そこで、あらためて新規ユーザーを意識したアップデートを行い、さらには既存ユーザーにより満足していただけるゲーム内容にすることで、より多くのプレイヤーに『SDGO』を楽しんでもらいたいという考えのもとに、2013年の12月と、2014年2月の2回に分けて大型アップデートを行わせていただくことといたしました。
――12月のアップデートは“WINTER UPDATE 「THE BEGINNER」”と銘打たれていますが、こちらはその名の通り、初心者を意識したアップデートということでしょうか?
小野:はい。『SDGO』は2010年のサービス開始以降、3年以上続いているタイトルですので、どうしても新たにプレイを始めるには敷居の高いタイトルになっていると思うんですね。
私自身、プレイヤーとして『SDGO』を始めたばかりのころは、どう動いていいのかわからず、「よくわからないうちに負けていた」なんてことが何度もありました。
▲ご自身の経験をもとに、アップデートの意図について語ってくれた小野さん。 |
ゲームを始めたばかりの方が、こういった思いをしないで済むよう、初めの敷居を下げてあげることで、新規ユーザーを増やしていきたいと思います。さらに2月のアップデートで、対戦システムそのものにメスを入れることで対戦を盛り上げていこうというのが、今回のアップデートの大きな目的となります。
――12月のアップデート内容について、具体的に教えていだたけますでしょうか?
ソン:12月のアップデートでは、初心者向けの仕様として、初心者チャンネル限定ではありますが、ロックオンサイトの表示方式が変更されます。
▲これまでは、敵ユニットが遮蔽物や障害物に隠れている場合、ロックオンはできても距離はわからなかった。そのため、敵との距離が近い状況では、いきなり相手が飛び出してきて、大ダメージを受けるということも……。 |
これまでは、敵ユニットが遮蔽物や障害物に隠れてしまった場合、ロックオンはできても相手との距離がわかりませんでした。今回のアップデートでは、ロックオンサイトに距離が数字で表示されるようになりますので、自分と相手がどのぐらい離れているのか、ひと目でわかるようになります。
▲初心者チャンネル限定とはいえ、相手との距離が数値化されるので、初心者でも間合いをとって戦うことが可能に。距離は一定の階級になると表示されなくなるが、それまでにゲームに慣れておけば大丈夫。 |
鳴海:他にも、これも初心者チャンネル限定ではありますが、背後から敵にロックオンされた場合に、警告メッセージが表示されるようになります。これにより、いきなり背後に回られて、一方的にダメージを受け続けるといったことは少なくなるでしょう。
小野:私もそうでしたが、ゲームを始めたばかりのころは、相手との距離が上手くつかめず、遠くにいる相手に対して中距離武器を連射してしまったり、気がつくと背後に回られて一方的に攻撃されたりといったケースが多かったのですが、今回のアップデートでそういった部分は改善されると思います。
▲背後から狙われると“WARNING”という警告メッセージが表示されるので、すぐに振り向いて対応できる。 |
鳴海:背後から攻撃されると、通常の1.5倍のダメージを受けますので、警告メッセージが出た瞬間に振り向くようにするだけでも、生存率は上がると思いますよ。
小野:はっきりと距離が数値化されたことで、相手との間合いもわかりやすくなるので、上手いプレイヤーがどんな距離からどう動いてくるかを観察するだけでも、参考になると思います。
→ミッション攻略に使えるカスタムパーツが登場!(2ページ目へ)
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
データ