2013年12月18日(水)
ここまで書いておいてアレなんですが、実は私、アクションゲームが苦手なんです。なんと言うか、敵単体に攻撃を当てるっていう動作がうまくできないんですよね。なので『ドラゴンズクラウン』は最初、世界観にはすごく惹かれるんだけど、アクション、しかもいわゆる“軸”で攻撃を当てる系のベルトスクロール型ということで、ちょっとプレイするか迷っていたのです……。
ですが、結論から言うと、それはまったくの杞憂でした。本作はダンジョンで力尽きた他の冒険者を街の寺院でよみがえらせることができるのですが、その復活した冒険者は最大3人までNPCとしてダンジョンに連れて行くことが可能です。これがもうすっごくありがたいんですよ!
単純に、自分1人の時と比べて戦力が最大4倍になる、というのもあるのですが、NPCは積極的に攻撃をしてくれるうえに、敵の攻撃パターンもきちんと読んでくれるなど、「もしかして、ヘタな私よりも機転が利くんじゃない!?」と思ってしまうほどです。
ちなみに、ダンジョン攻略の途中でNPCが戦闘不能で脱落してしまっても、酒場に冒険者が控えているなら空いたところに途中参戦してくれます。疲れた時は、バトルを仲間に任せて、自分はちょっと離れたところから弓をテキトーに撃つ、という手の抜き方をしている私にとって、抜けた穴をすぐに埋められるこのシステムは、ものすごくありがたいです。
もちろん、アクションのすべてをNPCに丸投げしているわけではありませんよ? でもアクションが苦手な私にとっては、その苦手な部分を限りなく最大限にカバーしてくれるNPC存在&途中参戦システムのおかげで、「遊びたいけれどついていけなかったらどうしよう」なんていう不安を吹っ飛ばしてくれるだけではなく、「繰り返し遊んでも苦にならない。むしろもっとプレイしたい!」という気にさせてくれるのです。やっぱり「行き詰まったらどうしよう……」と思いながら遊ぶよりも、「なんとかなるだろう!」と前に向きにプレイしていたほうがいいですもんね!
そんなわけで、世界観バッチリ、アクションもバッチリ、フォローもバッチリと、とても丁寧に作られている『ドラゴンズクラウン』。据え置き機のPS3版でコタツに腰を据えて遊ぶもヨシ、携帯機のPS Vita版で布団にこもって遊ぶもヨシのオススメな1本です!
ファン投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”にぜひご投票ください! 対象タイトルは、2013年1月~12月に国内で発売・配信・サービス開始された、あらゆるゲーム。コンシューマゲームに限らず、PCゲーム、スマホゲーム、トレーディングカードゲーム、ボードゲームなども含まれます。
投票していただいた方の中から抽選で、PS4、PS Vita(PCH-2000)、ニンテンドー3DS LLのいずれかを5名様に、好きなソフト1本を20名様にプレゼントいたします(ハードとソフトは、いずれか1つしか選べません)。ご希望の賞品とともに、あなたの2013年のベストゲームを投票してください! なお、当選者の発表は、2014年2月上旬を予定しています。
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