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2013年12月16日(月)

【電撃乙女部】『うた☆プリ』のアイドル11人が集結! アニメ第3期も発表された“うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 3rd STAGE”をレポート

文:電撃乙女部

“うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 3rd STAGE”

 ライブ後半戦は、寿 嶺二役の森久保さんによる、アップテンポでノリノリなナンバー『溺愛テンプテーション』からスタート! 森久保さんも、嶺二の得意楽器であるマラカスをダンサブルに振りながら笑顔でセクシーに歌い、ファンも一緒に踊れる楽しい1曲だった(ちなみにこのマラカスは、ファンがこのライブのためにプレゼントしたものだそう!)。

 この曲が終わった後、通常より長い暗転時間があり、会場がややざわつくシーンが。すると、たっぷりとファンを焦らして、ステージの中央に神宮寺レン役の諏訪部さんが登場! 「オレの歌でキミたちのハートに火を灯したい」とファンに語りかけてから、アカペラで『オレンジラプソディ』を歌い出す! 暗転まで含めて、アニメのストーリーになぞらえた演出だったかと思わせる再現度に、会場は大熱狂。着ていたジャケットを投げたり、誘うように優雅に踊ったり、ステージ上に炎が上がったりと、レンらしいステージに感嘆の声が上がっていた。

 激しいナンバーから一転、会場が優しい照明に包まれると、愛島セシル役の鳥海さんがステージの上部から登場して『星のファンタジア』を歌唱。鳥海さんの優しく語りかけるような癒しの歌声で、会場がふわふわとあたたかなムードに。曲の終盤には、銀のキラキラしたテープが舞って、まるで星のように見えたのだった。

 『CRYSTAL TIME』では、一ノ瀬トキヤ役の宮野さんが熱唱。ささやくように甘く歌ったり、伸びやかに力強く歌ったりと、千変万化の歌声で聴かせる。時計の針を模したようなキュートなダンスや間奏中の激しい振りも見どころだ。最後に「私とずっと一緒にいましょう」とトキヤが語りかけると、黄色い悲鳴が上がっていた。

 叙情豊かなピアノの音色で始まる『WinterBlossom』では、スモークがたかれたステージに美風 藍役の蒼井さんが登場。歌詞の1つ1つに、心を込めて大事に歌う蒼井さんの姿からは、ひとときも目が離せない。最後に「またね」と藍のセリフを残し、感動のステージを終えた。

 息つく間もなく「行くぜー!」とタオルを振り回しながら来栖 翔役の下野さんが登場し、『TRUE WING』がスタート! 下野さんの元気いっぱいのパフォーマンスに、ファンもタオルやペンライトを振って応える。曲中には、下野さんがダンサー陣に持ち上げられて飛び上がる演出が! アニメのシーンさながらにうまく決まって、会場中から大歓声が上がっていた。ちなみにこの演出のリハーサルでは、鈴村さんがかぶりつきで応援していたとのこと(笑)。曲の最後に、宮野さん、諏訪部さん、鳥海さん、森久保さん、蒼井さんもタオルを振りながら登場し、そのままMCタイムへ。

 下野さんの激しいステージをほめ讃えたり、森久保さんが楽屋で必死に練習していたことを暴露されたり、緊張している蒼井さんを全員でかわいがったり(!?)、ファンのペンライトを「次はレンのオレンジ! 次はセシルのグリーン!」といろいろな色に変えて遊んだりと、フリーダムな内容に(笑)。

 さらには、ライブの前日に前乗りしていたキャスト陣が、下野さんの部屋に集まって盛り上がっていたという、仲のよさが伝わる裏話も聞くことができた。あいさつだけをして自室に戻るつもりだった蒼井さんが、「翔太こっち!」と部屋に引っ張り込まれたり、大騒ぎしすぎて疲れたのか、鈴木さんが森久保さんの部屋で寝てしまい、朝に「おいタツ、朝だぞ!」と起こされたというエピソードも(笑)。MC後には、七海春歌(CV:沢城みゆき)のアナウンスが。「元気いっぱい、さわぐ準備はできてますかー?」とファンに語りかけ、ライブもついに終盤へ……!

 ここからは、前回のライブで結果が発表となった“シャッフルユニットプロジェクト”の曲が披露された。1曲目の『Hyper×Super×Lover☆』では、上手と下手にトロッコが登場し、森久保さん、寺島さんが客席の中を移動する演出にファンも大興奮! 「れいちゃんいくよー!」「おとやーん!」など、音也と嶺二がお互いに声をかける姿も見られた。2人も終始笑顔で、ファンに手を振ったりマイクを向けたりしながら、楽しそうに歌う姿が印象的だった。

 『恋色センチメンタル』は、セシルと蘭丸という異色の組み合せが話題になった曲。ライブでは、鈴木さんと鳥海さんが背中合わせに立ち、声もキレイに重なり合って息ピッタリ! また、歌詞の『L.O.V.E』の部分はファンも一緒に大合唱。最後のサビ前では、2人でダンスを披露するシーンもあり、盛り上がりは最高潮に。

 蒼井さん、鈴村さん、下野さんが歌う『Beautiful Love』ではハッピーなムード全開に! ステージの中央で3人でぶつかりあって遊んだり、1列になってぴょんぴょんジャンプしながら移動したり。藍、真斗、翔が歌うかわいい歌詞にピッタリのキュートなキャスト陣の姿には、ファンからも大歓声が上がった。

 うって変わって『Baby! My strawberry!』では、低音ボイスが色っぽいカミュとレンを演じる前野さんと諏訪部さんが登場。前奏が流れただけで、会場中が黄色い声に満ちた。セクシーさ対決とも言える(!?)この曲では、それぞれが主張しながらも、不思議と歌声が融合していく。最後まで聴き惚れっぱなしの1曲になった。

 『シャッフルユニットプロジェクト』のラストは、那月とトキヤが歌う『Still Still Still』。谷山さんと宮野さんが、ところどころにフェイクやアドリブを入れながら、競い合うように歌う。ライブでしか聴けない、CDよりもずっと熱い歌声は圧倒的。曲の終盤では2人が肩を組んだり、向かい合ったりして楽しそうに歌い、最後は清々しい笑顔を見せていた。

 再び全出演者がステージにそろい、ライブはエンディングへ……。「もう終わり?」と口々に言いながら、集まってくれたファンに最後の贈り物として新曲『Shining Star Xmas』を初披露することに! スクリーンに初公開となるアニメの映像が流れると、ファンから歓声が上がっていた。この新曲は“マスターコース”で分けられた4つのユニットで歌う部分が多く、それぞれのユニットが肩を組み、笑顔で歌い上げる。

 楽しい時間はあっという間で、ここでライブは終了。「メリークリスマス!」と言いながらキャスト陣がステージを降りてしまうと、すぐさま会場いっぱいに響く「アンコール」の声が。やがて、鳴り止まないファンの声に応えて、アンコールがスタートした。

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(C)UTA☆PRI-2 PROJECT

データ

▼『うたの☆プリンスさまっ♪ うたのほん』
■メーカー:KADOKAWA
■仕様:A5判、フルカラー、144P
■発売日:2013年11月30日
■定価:1,680円(税込)
※アニメイトオリジナル特典はブロマイド付き。
※特典はなくなり次第、終了とさせていただきます。ご了承ください。
 
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