2013年12月24日(火)
『MTG』20周年を飾るビッグイベントに1,784人が集結! グランプリ静岡を制したのは仲田涼選手
TCG『マジック:ザ・ギャザリング(以下、MTG)』の大会“グランプリ静岡”が12月20~22日に静岡県にあるツインメッセ静岡にて開催された。1,784名のプレイヤーが参加したこの大会は、激戦を勝ち抜いた仲田涼選手が優勝! 賞金4,000米ドルを獲得した。
▲1,784人の頂点! “グランプリ静岡”の優勝者・仲田涼選手。 |
『MTG』の“グランプリ”とは、誰でも参加可能な競技イベントと、バラエティ豊かなサイドイベントを兼ね備えた大会。シーズンごとに世界各国で40~50回のグランプリが開催されており、上位に入賞することで賞金を獲得できるだけでなく、トッププレイヤーが集う世界大会“プロツアー”への招待を得ることもできる。
今回の“グランプリ静岡”では、『MTG』20周年にあたる2013年の最後を飾るサプライズが行われ、華やかなイベントとなった。
▲こちらはイベント会場の模様。 |
▲『MTG』20 周年を記念したロゴ入りケーキも登場。参加者に振る舞われたそうだ。 |
数ある『MTG』の競技形式の中でも特に人気の高い“スタンダード”で行われた本グランプリでは、国内外から1,784名のプレイヤーが参加。世界トップクラスのプロプレイヤーも数多く来日した。特に10月の世界大会“プロツアー・テーロス”で活躍した三原槙仁選手や山本賢太郎選手、8月の“グランプリ北九州”で優勝したRaymond Tan選手(マレーシア)などが注目を集めていた。
▲世界に通じる実力者として、今大会でも注目を集めた山本賢太郎選手。 |
本戦1日目となる21日で7勝2敗以上の成績を残した218名が、翌日に進出。本戦2日目の22日にはさらに熱い試合が繰り広げられ、上位8人による優勝決定戦が行われた。決勝は、13連勝を記録するなど破竹の勢いで勝ち進み、準決勝で八十岡選手を倒した高尾翔太選手と、仲田涼選手の対戦。使用デッキは、それぞれ“エスパー(白青黒)・ミッドレンジ”と“白タッチ黒・人間”という、これまでにあまり見られなかったタイプであり観戦者に驚きを与えていた。
▲決勝の試合前に握手を交わす両選手。(左:高尾翔太選手、右:仲田涼選手) |
2ゲーム先取の試合で1対1の最終ゲームにもつれ込む接戦を制し、グランプリ王者の称号と賞金4,000米ドルを獲得したのは、仲田涼選手。仲田選手と高尾選手を含む上位9選手が、5 月にアメリカ合衆国・アトランタで開催される“プロツアー・ニクスへの旅”の招待と航空券を獲得した。
本大会の模様は“ニコニコ生放送”を通じて生中継され、2日間合計で延べ15万を越えるファンが視聴したとのこと。ニコニコ生放送による中継は、2月の“プロツアー・神々の軍勢”でも実施される予定だ。大会の結果や、試合の模様を取材した観戦記事などは『MTG』日本公式ウェブサイト内の“グランプリ静岡”イベントカバレージからチェックできるので、興味がある人はご覧いただきたい。
▲ニコニコ生放送ブース。プロプレイヤーの中村修平選手(写真左)による解説も。 |
次回の日本国内のグランプリは、2014年4月11~13日に名古屋市・吹上ホールで開催予定となっている。ファンはこちらもお楽しみに!
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