『龍が如く 維新！』をより楽しめるPS Vita用無料アプリを紹介――資金・経験値・素材集めに持って来いの内容に加えオンライン対戦機能も搭載

文：キャナ☆メン

●アナザーライフの内容とメリット

　アナザーライフは、戦闘が一切なく、メインストーリーの舞台になる京からは離れた別宅で、農作業や料理などをしながらスローライフを送るパートだ。メインストーリーには登場しない遥と一緒に暮らせるのも特徴となっている。

▲シリーズではヒロイン的な立場にある遥。彼女と一緒に暮らせるのが、アナザーライフ一番の癒やしではないだろうか。

　具体的には、農業、釣り、料理、行商、ペットといった要素があり、農業と釣りでは素材を収集し、料理では素材をもとに特別な回復アイテムを作成できる。行商は、顧客からの注文に応じて、作物や魚、料理を販売する資金稼ぎ要素。店でアイテムを売るより儲かるので、積極的に利用したい。ペットは、別宅でのスローライフの癒やしになる他、遊んであげたり、エサをあげたりすると、レアアイテムを拾って来てくれることがある。

▲農業で作物を収穫しているところ、大豊作により、キャベツが大量に入手できたようだ。

▲行商を行っているところ。注文の品は、アナザーライフ内で入手できる。		▲料理をしている場面。料理は、1つ1つの工程をミニゲームで行う。

　その他、アナザーライフをプレイすると、“徳”と呼ばれるポイントを入手できる。このポイントの詳しい効果はわからないが、ためておくとゲームプレイに役立つとのこと。

　また、本編中ではアナザーライフと直接関係ない要素だが、鍛冶屋へ足を運び、武具の強化や作成も行える。バトルダンジョンで力不足を感じた際、外出先などで本編とのデータ連動ができない場合も武具を強化できるというわけだ。

▲必要な素材と資金さえあれば、鍛冶屋で武具の作成や強化ができる。その際にプレイするミニゲームも、無料アプリ版にちゃんと収録されている。

【参考】（本編におけるゲームシステム紹介）
→アナザーライフについて
→武具のカスタマイズについて

【無料アプリ版でアナザーライフを遊ぶメリット】
・作物や魚、料理などのアイテムを集められる。
・行商で資金を稼げる。
・徳というポイントを増やせる。
・鍛冶屋を利用できる。
・外出先で手軽にアナザーライフを楽しめる。

●無料アプリ版でアナザーライフを遊ぶ際の制限について

　アナザーライフについても、無料アプリ版単体でプレイすると、いくつかの制限がある。アナザーライフについては、『龍が如く 維新！』本編でないと遊べない内容が一部存在するため、連動してもまったく同じように遊べるわけではない。それでも、素材集めや資金稼ぎを手軽に行えるメリットは大きいだろう。

【無料アプリ版の制限（アナザーライフ）】
・データ連動しないとペットを飼えない。（※4）
・海釣りはできるが、川釣りができない。（※5）
・川釣りができないので、川魚を素材とする料理もできない。（※5）
・イベントが発生しない。（※6）

※4　『龍が如く 維新！』本編のアナザーライフで犬や猫を飼えば、データ連動を行った際に、無料アプリ版でも同じ動物を飼える。ペットは、ゲーム本編でとあるサブストーリーをクリアすると飼えるようになる。
※5　『龍が如く 維新！』本編のアナザーライフでは、問題なく川釣りを楽しめる。もちろん、一部の料理に必要な川魚も入手できる。
※6　アナザーライフに絡むサブストーリー、その他のサブストーリー、そしてメインストーリーは、『龍が如く 維新！』本編で体験できる。ストーリーを楽しみたい場合は、本編をプレイしよう。

▲海釣りでカサゴを釣ったシーン。海釣りであれば、無料アプリ版で問題なくプレイできる。

●賭場ミニゲームの内容とメリット

　賭場ミニゲームでプレイできる賭け事は、麻雀、将棋、こいこい、おいちょかぶ、ポーカーの5種類。セーブデータをゲーム本編に反映させて得られるものは、ずばり資金だ。この場合、無料アプリ内の“景品交換所”にて、賭場ミニゲームで稼いだ“賭け点”を換金することで、資金にすることができる。

　さらに、賭場ミニゲームはオンライン対戦機能に対応し、“全国番付”というランキング機能で他のプレイヤーと順位を競える。しかもオンライン対戦は、クロスプレイに対応しているので、PS3/PS4の『龍が如く 維新！』ユーザーと対戦可能。オンライン対戦時は、勝負形式が下記のルールで固定となり、クイックマッチングで自動的に対戦相手が決まる。麻雀など3人以上でプレイするミニゲームは、制限時間内にプレイヤーが埋まらなかった場合、CPUがその代役を務める。

▲賭場ミニゲームを遊ぶ際は、まず1人でプレイするかオンライン対戦に挑戦するか選び、次いでミニゲームの種類を選択する。オンライン対戦時の賭け点は、将棋を除き、2種類から選べる。

▲マッチング中。全国番付の順位が表示されるので、ある程度、相手の腕を推し量れる。		▲全国番付。称号は、用意された語群の中から好きな言葉を組み合わせて決められる。

【賭場ミニゲーム・オンライン対戦時のルール（本編と共通）】
・麻雀……東風戦で勝負する。
・将棋……制限時間がある早指し将棋になる。
・こいこい……3回勝負で固定される。
・おいちょかぶ……1人1回ずつ親になり、計4回勝負を行う。
・ポーカー……テキサスホールデム（※）で勝負し、計4回戦う。

※手札2枚と、場に出されたカードを合わせて役を作る。場に出されたカードは、全プレイヤーが共有する。

▲各ミニゲームの対戦画面。無料アプリ版はタッチ操作に対応するので、麻雀牌や将棋駒などを直接タッチして、選択したり動かしたりできる。また、簡易チャット機能も付いている。

【無料アプリ版で賭場ミニゲームを遊ぶメリット】
・賭け点を稼ぐことで、資金稼ぎにつながる。
・オンライン対戦を楽しめる。（※7）
・外出先でも手軽に5種のミニゲームをプレイできる。

※7　無料アプリ版でオンライン対戦を行う際は、Wi-Fi環境が必要。

■トロフィー機能の連動とセーブデータ共有について

　無料アプリ版のセーブデータを『龍が如く 維新！』本編と連動させると、資金や経験値、素材などを増やせるだけでなく、コンプリート機能やトロフィー機能に関連したデータも共有できる。例えば、バトルダンジョンに関する何らかのトロフィーが存在したとして、無料アプリ内でそれを達成した際、セーブデータを反映させれば『龍が如く 維新！』本編でそのトロフィーを入手できる仕組みだ。

　データ連動の詳しい方法は下記の通りとなる。

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　今回は、これまでの紹介記事とは異なり、無料のコンパニオンアプリについて紹介を行った。『龍が如く 維新！』本編については、キャラクターやバトルシステム、やり込み要素などの情報をこれまで掲載している。気になる人は、下記の内容を時間のある時にチェックしてみてほしい。

→【ストーリー】“坂本龍馬”は、なぜ“斎藤一”に？ 物語の背景を紹介
→【キャラクター】龍馬が親と仰ぐ吉田東洋。そして兄弟分の武市半平太。土佐の人物を紹介
→【キャラクター】東洋殺しの犯人を追い、新選組に入った龍馬。局長や副長ら幹部を紹介
→【キャラクター】クセ者ぞろいの新選組幹部たち。五番隊以下の隊長と監察・山崎を紹介
→【キャラクター】おりょう。そして薩長・幕府のキーマンたち。龍馬を取り巻く人物らを紹介
→【バトル】戦術の幅を広げる4つのスタイル。幕末風の『龍が如く』アクションを紹介
→【バトル】4つの型を際立たせる“絶技”と新たな技をひらめく“天啓”を紹介
→【やり込み要素】仲間集めとダンジョン攻略の融合した新システム“バトルダンジョン”を紹介
→【やり込み要素】あの遥も登場！　戦わないやり込み要素“アナザーライフ”を紹介
→【カスタマイズ】プレイスタイルによって十人十色な龍馬に育つカスタマイズ要素を紹介

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