2014年1月25日(土)
『ポケモンカードゲーム』のレギュレーションは、60枚デッキ、サイド6枚という一般的なルールとまったく同じだが、デッキ内にドラゴンタイプのポケモンのカードを1枚以上入れなくてはならないという“竜王戦”だけのルールが設けられていた。
ドラゴンタイプのポケモンのカードというと、『ポケモンカードゲーム』ファンならばとある強力なカードが思い浮かぶはず。予選大会決勝戦に勝ち上がったツユクボ選手とフジワラ選手も、そんなおなじみのカードを使ったデッキを使用していた。
バトル場のポケモンをオープンすると、そこにはお互い《レックウザEX》が! となればやることも決まっている。《レックウザEX》は、このポケモンについている“炎”または“雷”のエネルギーをトラッシュすることで、トラッシュしたエネルギーの枚数×60のダメージを与えるワザ“ドラゴンバースト”が主力となるポケモン。ハイリスクハイリターンなワザだが、これをサポートするのが《シビビール》だ。
《シビビール》は、特性“エレキダイナモ”で、トラッシュから雷エネルギーを1枚選び、ベンチのポケモンにつけることができる。これにより、複数の《シビビール》をベンチにそろえてしまえば、“ドラゴンバースト”を連発できるようになるという仕組みだ。
試合は、フジワラ選手が《シビビール》を順調に展開し、《ライコウEX》で先攻する形に。ツユクボ選手も《シビビール》をそろえて応戦するが、なかなかフジワラ選手のリードを崩せずそのまま押し切られてしまった。
ベンチのポケモンを引きずり出す《ポケモンキャッチャー》がコイントスで判定を行うようになったため、こういったベンチのポケモンを活用するデッキもかなり戦えるようになっているように感じた。今後どのようなデッキが活躍するのか、非常に楽しみなところだ。
こうして、竜王戦の予選大会は終了。明日1月26日も幕張メッセで東京大会2日目が行われるので、興味がある人は観戦してみるといいだろう。大会のエントリーは終了しているが、さまざまなコーナーが用意されているので、そちらを楽しむといいだろう。
▲本日予選大会決勝戦を戦った4人の選手。4人とも、決勝大会に進めるとのことだ。 |