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2014年1月26日(日)

『新生FFXIV』パッチ2.2(3月配信予定)に関する内容などが語られた“第12回プロデューサーレターLIVE”新情報まとめ

文:megane

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■新ID“古アムダプール市街”では新アラガントームストーン“戦記”を入手可能

 パッチ2.1と同様に、パッチ2.2でも新インスタンスダンジョン(ID)と2つのハードモードIDが追加される。新たに追加されIDは“古アムダプール市街”、既存IDのハードモードが“盟友支援 ブレイフロクス”と“剣闘領域 ハラタリ修練場”の2つだ。

『新生FFXIV』 『新生FFXIV』
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 中でも古アムダプール市街では、これまでのアラガントームストーン“哲学”“神話”に続く、“戦記”が手に入るダンジョンとして設定される。“ブレイフロクス”と“ハラタリ修練場”のハードモードについての戦記の入手可否は不明だ。

 また、新たな極バージョンバトルとして“極王モグル・モグXII世討滅戦”が実装される。本バトルについての詳細は、次回のプロデューサーレターLIVEを待とう。その他、追加コンテンツとしてはコボルド族とサハギン族の蛮族デイリークエスト、事件屋ヒルディブランド関連の新クエストが実装される。

『新生FFXIV』 『新生FFXIV』
▲パッチ2.2で追加される主なコンテンツ。
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▲通常放送のプロデューサーレターLIVEでよくあるプリントのカメラ見せ。
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▲蛮族デイリークエスト関連と思われるギミック。
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▲蛮族デイリークエスト関連で取得できると思われるマメット。
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▲漁師が椅子に座りながら釣りができるように!

■『新生FFXIV』の経済は新たに追加されるアイテムによって動く

 吉田プロデューサーへの質問コーナーにて、中でも興味深い質問だったのが、『新生FFXIV』の経済(マーケット)に関する質問だ。現状、『新生FFXIV』の舞台、エオルゼアではデフレがかなりの勢いで進行中である。これに対して吉田プロデューサーは以下の3つの要因を挙げた。

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・ハウジング(住居)の高値による買い控え
・哲学が入手しやすくなったことによる哲学素材の価格下落
・アイテムレベルの上昇によるクラフト装備の不必要度の向上

 まず1つめのハウジングについては、吉田プロデューサーも全体的な価格が高すぎたことを認め、段階的に価格が下がっていき、2月末には最低価格になるとコメント。家を買ってもらうことでよりハウジングを楽しんでもらうようにするとのこと。

 2つ目と3つ目については、パッチ2.2によって装備のアイテムレベルが上がり、同時にクラフトで製作できる装備のレベルも上がっていく。これによりパッチ当初は戦記で交換できる装備よりも、クラフト装備のほうが性能が高くなるため、商機が訪れるだろうと語った。

 このように『新生FFXIV』では、パッチごとに数多くのアイテムが追加され、その追加されたアイテムを揃えていくことで、アイテムレベルを高めていくという手法が取られる。ここでクラフトによる物づくりが活性化していき、経済が大きく動いていくということだ。なお、パッチ2.2で導入されるミラージュプリズム(旧称:型紙)も、クラフターが作ることになるため、パッチ2.2ではクラフターの復権があるかもしれない。

■ハウジングのSサイズは地下室が新たに作られる?

 ハウジングについて、価格だけでなくSサイズの室内についてもテコ入れが行われる。現在、Mクラスと比べると明らかに狭いSサイズの住居だが、今後地下室の追加を予定しているという。また、住居の地下に作れる工房についても、サイズ関係なしに作れるようになるという。基本的にはサイズの大小で機能が大きく変わることはないとのこと。

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■PS4版ベータテストに合わせたパッチ2.16が2月22日に配信

 PS4版の『新生FFXIV』が4月14日に発売されるというのは、前回の記事でお伝えした通りだが、このPS4版のベータテストがPS4発売日の2月22日から行われる。PS4を購入した全員がこのベータテストに参加できる。

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 ただ、このベータテストには、パッチ2.2で追加・修正される機能などが多く含まれている。このため、PS3/PC版でも内容を合わせるため、急遽パッチ2.16が配信されることになった。パッチ2.16で追加される主な機能は以下の通り。

・レヴナンツトールに呼び鈴を設置
・所持しているミニオン/マウントをランダムに呼び出す機能
・ドルムキマイラ&ハイドラ戦のコンテンツファインダー登録
・フォーカスターゲットの自動復旧機能
・フィールドへのマーキング機能

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▲0.01バージョンアップのパッチだが、修正・変更箇所は多岐にわたる。

 なお、PS4版にもPS3/PC版と同じくコレクターズエディションが用意されている。PS3/PC版のコレクターズエディションで収録されていたアイテムはもちろん、さらにミニオン:マメットモーグリとマウント:でぶチョコボも予約特典として付属する。ただし、この追加された2つのアイテムは、従来のCEユーザーにも追加されるとのこと。

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 休憩を挟んだ後半では、プロデューサーレターLIVEの後半では、アシスタントディレクターを務める高井浩さんが登場。高井さんは古くは『ロマンシング・サガ』などからスクウェアのRPG作りに関わっているベテランクリエイターの1人だ。HD機では『ラストレムナント』の製作に関わっており、長いこと謎の状態だったPS3版『ラストレムナント』についての質問も寄せられた。

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 そんな高井さんは、「自分でもこんなにハマるとは思っていなかった」というほど、『新生FFXIV』にプレイヤーとしてもハマっているという。そのハマり具合は、仕事との両立が厳しくなってきたので休職させてほしいと嘆願してしまうほど。また、極タイタン討滅戦を3時間続けてチャレンジした結果、夢にタイタンが出てくるようになってしまったという。

 高井さんが『新生FFXIV』内でメインとしているジョブは戦士。高井さんは戦士の魅力について、HPは多いものの被ダメージが大きい中で、いかにスキルをうまく回して食らうダメージを減らすかを考えられるところをコメントした。パッチ2.1以前はナイトに盾として及ばなかったところ、戦士の復権を叫んだのも高井さんとのことだ。

■PS4版で吉田Pと高井ADが真アルテマウェポンに挑戦

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▲自分のメインジョブである黒で真アルテマウェポンに挑戦。アイテムレベル90の最強装備だったのでアクセサリ類を全部外して勝利。
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▲吉田Pに呼ばれて戦士で挑戦することになった高井AD。しかしここでトラブルがあり、なんと戦士盾に必須スキルとも言える原初の魂がスキルボタンに設置されていなかった。
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▲仲間が何人か倒れたものの、見事に撃破。

■ゲストによる恒例の無断(?)新要素PV放映

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▲リヴァイアサン討滅戦での様子。戦いの舞台となる船が傾くなんてことも?
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▲古アムダプール市街
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▲大迷宮バハムート 侵攻編

■次回プロデューサーレターLIVEは3月に札幌で!

 次回のプロデューサーレターLIVEは、“パッチ2.2 コンテンツ特集 Part2”として行われる。そして、このプロデューサーレターLIVEが3月に札幌市にて、“FINAL FANTASY XIV:Full Active Time Event in SAPPORO”の1つとして行われることが明らかになった。大阪FATEと同様に完全招待制で200名が会場内に入ることができる。

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■『新生FFXIV』サウンドトラックが3月26日に発売。全119曲6時間強!

 年ゴニョゴニョ内には発売すると言っていた『新生FFXIV』のサウンドトラックが3月26日に発売されることが明らかになった。価格は5,000円(税抜)。パッチ2.1までの楽曲が収録され、全119曲6時間強にも及ぶという。なお、予約がすでにスクウェア・エニックスのe-Storeにて開始されている(販売ページ)。

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 最後に吉田プロデューサーからの締めの言葉が寄せられた。「パッチ2.15、パッチ2.16と、いよいよパッチ2.2の足音が近づいてまいりました。2014年、皆さんにとって新しいものを提供していく『新生FFXIV』になっていきたいと思います。また、こんな遅くまで(23時前)まで集まっていただいた大阪の皆さん、そして地方からも来ていただいた皆さんもいて、本当にやってよかったと思いました。

 大きいイベントも今後やる予定ですが、200人くらいの規模ですと皆さん1人1人とお話ができたくらいなのではないかと思います。また次は札幌で開催いたしますし、1年かけて全国をまわって、皆さんとお話していければと思っています」として、初のファンイベントとなる“FINAL FANTASY XIV:Full Active Time Event in Osaka”のラストを締めくくった。

(C)2010-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
ILLUSTRATION: (C)2013 YOSHITAKA AMANO

データ

▼『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア 電撃の旅団公式プレイガイド』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2013年12月12日
■定価:1,575円(税込)
 
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