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2014年1月31日(金)

『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』の登場機体から担当ライターがオススメするMSを紹介!

文:えまぬえるる~ぱ

■クロスボーン・ガンダムX1改(担当:えまぬえる)

 最後は、コミックス『機動戦士クロスボーン・ガンダム』よりキンケドゥ・ナウの駆る“クロスボーン・ガンダムX1改”です。木星帝国の“死の旋風隊(デスゲイルズ)”の攻撃により中破したX1を改修した機体で、リーチの長いスクリュー・ウェッブという武装が特徴です。

 ゲームでは前作に続いて参戦。それまでアニメや映画、OVAなど映像化された作品から参戦していた『ガンダムVS.』シリーズにおいて、初の漫画作品からの参戦ということもあり人気の高い機体でした。というわけでコミックス連載時からファンだった私が、本機の魅力について語ろうと思います。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』

●ABCマントを利用した多少強引な攻めが可能

 接近戦用に作られたクロスボーン・ガンダムX1改。その最大の特徴は、やはりABCマントでしょう。出撃時に装備しており、ビーム系の射撃武装のダメージを一定量無効化してくれます。

 ABCマントがある状態では、ビーム系の射撃攻撃でよろけないので、射撃で迎撃しようとする敵機に対して得意の近接攻撃を強引に決めることが可能です。とはいえ、使いきりでリロードできないので過信は禁物です。また当然ですが、実弾系の武装は防げないので注意しましょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲マントを旗めかし戦う姿はカッコイイの一言! 今ではさほど珍しくなくなりましたが、ロボットがマントを纏う姿というのは、当時はセンセーショナルなものでしたねぇ……。

●扱いやすくなったスクリュー・ウェッブをぶんぶん振り回せ!

 攻撃の軸となるのがサブ射撃の“スクリュー・ウェッブ”です。マスターガンダムの“マスタークロス”や、トールギスIIIの“ヒートロッド”など、ムチのような形状の武器は他にもありますが、スクリュー・ウェッブはそのなかでもリーチが長く扱いやすいです。

 十字ボタンの追加入力により、攻撃方法やスクリュー・ウェッブを振るう方向を変えられます。なかでも、左右に入れた状態で繰り出せるなぎ払い攻撃は、発生も早く強制ダウンを起こせる頼れる武装。さらに今作からは、メイン射撃からキャンセルすることも可能になり、さらに扱い使いやすくなっております。

 弾数制限もなく無制限に使えるのも魅力。なぎ払いはステップでキャンセルすれば2発までヒットさせられるので、近づく敵機にスクリュー・ウェッブをブンブン振り回して迎撃してやりましょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲追加入力なしのサブ射撃はスクリュー・ウェッブにより敵機を拘束。追加入力で引き寄せることも可能です。▲射程距離、発生速度ともに頼れるなぎ払い攻撃。ヒットした音も心地よいです(笑)。

●戦況で見え隠れする一瞬を突き“奇跡”を見せてやろうじゃないか!

 近距離では強いクロスボーン・ガンダムX1改ですが、弾数の少ないメイン射撃とロックオンの距離の短さにより射撃は不得意なのがネックです。

 基本はスクリュー・ウェッブが活用できる近~中距離で立ち回り、敵チームにサブ射撃の脅威を植えつけます。サブ射撃にたまらず距離を離そうとする敵機に対し、突進力の高いブーストダッシュ格闘で追撃するのがいいでしょう。

 敵機のダウン後は、特殊射撃の“ベス・バタラ 呼出”による置き攻めも有効。誘導性が高いので、敵機のブーストゲージ消費に一役かってくれます。ダメージの狙える接近戦に持ち込むための工夫が必要ですが、それだけに策にハメたときの爽快感はひとしおと言えるでしょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲誘導の強い突進攻撃を繰り出す特殊射撃。弾数は回復しないのでここぞというときに使いましょう。▲EXバースト中は、チャージ射撃が1発限り広範囲の爆発を引き起こす弾に変化。追い討ちやコンボのシメなどに使うといいですよ。

■ガンダム(担当:る~ぱ)

 ご存知本作の看板MS・ガンダム。基本的な武装がしっかり揃っており、システムを理解するにはうってつけの機体です。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』

 射撃戦ではメイン射撃やサブ射撃を主に使っていくことになりますが、忘れてはいけないのが特殊射撃の“ビーム・ジャベリン【投擲】”。特殊射撃は弾数無限で威力も高いので、コンボに組み込めば地味ながらダメージの底上げができます。また、射撃ボタンを押し続けると3段階までチャージすることが可能。チャージすると威力上昇&機動力低下の効果が付与されます。チャージ中は身動きが取れないのでそうそう狙えませんが、そこは工夫のしどころ。コンボに組み込んだり、味方と協力するなどしてぜひ狙っていきたいですね。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲背面撃ちが可能なメイン射撃。振り向き撃ちによるデメリットがないので扱いやすいです。▲チャージによって性能がアップする特殊射撃。ガンタンクの砲撃や、味方の射撃に合わせて狙ってましょう。

 特殊格闘ではリュウとハヤトが援護に駆け付けます。リュウの駆るコア・ファイターはバルカンを撃ちながら突撃。誘導性は低いですが、自機の正面に呼び出すため、格闘を防ぐ際に役立ちます。ガンタンクは山なりの軌道で2連射の狙撃を実行。誘導性が高いのでブーストゲージを使い切った敵に使ったり、回避しようとステップしたところを狙ったりなど攻撃的に使っていきましょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲リュウさんによるコア・ファイターの特攻がさく裂! リロードが長いので、無駄撃ちは避けたいところ。▲十字ボタンの同時押しでガンタンクを呼び出す。弾速は遅いが誘導は高いので、着地硬直を狙うにはもってこい。全弾ヒットしてもダウンしないので、きっちり追撃を入れてダメージを稼ごう。

 格闘はどれも高性能にまとまっていて、近距離戦での強さがガンダムのウリの1つ。なかでも主力となるのが通常格闘と横格闘でしょう。通常格闘は技が出るまでの早く、いろいろな場面で頼りになります。横格闘はハンマーを振り回す動作により、ステップした相手を強引に巻き込むことも。これらの格闘がヒットしたら特殊格闘派生の出番。ドムを踏み台した場面を再現した特殊格闘派生は威力が高く、浮き上がった相手に追撃することができます。上記のビーム・ジャベリンを組み込めば、コスト2000とは思えないダメージを叩き出すことも!

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲コンボのつなぎとして役立つ特殊格闘派生の踏みつけ。すかさずステップでキャンセルすれば射撃や格闘による追撃も可能です。▲驚異の巻き込み性能を誇る横格闘。正面以外でヒットするとその後の攻撃が当たらないので、一度ステップでキャンセルしてから再度コンボを狙いましょう。

 他にも、投げつけたナパームを撃ちぬいて周囲を爆破するチャージ射撃や、格闘カウンターとなる後格闘など、スタンダード機には収まらないやり込み要素が詰まったガンダム。1つの武装に執着せずあらゆる武装を使いなすことが、“連邦の白い悪魔”への近道でしょう!

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲格闘に対してカウンター効果のある後格闘。カウンター成功時はそのままコンボに移行することもできます。格闘カウンターでありながら、射撃もガードできるので、とっさの場面で頼りになります。▲バーストアタックは原作最終話で使ったラストシューティング。直接当てるのはやや難しいので、コンボに組み込んでダメージを底上げするのがオススメです。画像では頭と左腕が消失しているようですが、ちゃんとあるのでご安心を!

3ページ目ではインフィニットジャスティスガンダム&ユニコーンガンダムを掲載!

(C)創通・サンライズ

データ

▼『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサスフルブースト) プレミアムGサウンドエディション』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年1月30日
■価格:10,980円(税込)
▼『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサスフルブースト)』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年1月30日
■価格:7,980円(税込)

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