『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』の登場機体から担当ライターがオススメするMSを紹介！

文：えまぬえる、る～ぱ

■インフィニットジャスティスガンダム（担当：る～ぱ）

　高い機動力を軸に、扱いやすい各種射撃を使い近～中距離戦を得意とする機体・インフィニットジャスティスガンダム。ポイントはなんといってもその武装の使いやすさでしょう。メイン射撃やチャージ射撃の他、特殊射撃の“ビームブーメラン”など扱いやすいものばかりで、初心者にもオススメの機体です。

▲着地狙い、コンボやけん制と幅広く使えるビームブーメラン。戻り際にも攻撃判定があり、敵機を挟むように動くと戻り際にヒットすることも。		▲弾速が速く使いやすいチャージ射撃。射撃戦では、適度にチャージ射撃を混ぜて、メイン射撃の弾数を節約しよう。

　やや特殊なのがサブ射撃の“リフター（ファトゥム－01）【射出】”。射撃としてみると性能はあまり高くありませんが、多段ヒットするためダウンを奪いやすいというメリットがあります。射撃コンボに組み込めばメイン射撃の弾数やブーストゲージの節約に役立つでしょう。ただし、射出中は機動力が低下してしまうことに加えて、チャージ射撃や一部格闘の性能が下がってしまいます。確実に当てられる時など、使いどころには注意が必要です。

▲ダメージは低いが当たればダウンを奪えるサブ射撃。とりあえずダウンを奪いたい時や、メイン射撃の弾数を節約するのに使っていきたい。		▲サブ射撃の射出中はチャージ射撃の性能がダウンします。機動力も低下するので、やみくもに使っていくのは厳禁。

　新たに追加された特殊格闘には、イザークが駆るスラッシュザクファントムが援護に登場。これは射撃的な武装ですが、格闘属性なので射撃系バリアを無効化できるのがメリットです。当てた後にはコンボを決めることもできます。

▲スラッシュザクファントムの攻撃は途中で外れることもあるので過信は禁物。ヒットを確認したら忘れずに追撃を。

　格闘もシンプルで使いやすいものが揃っています。なかでも横格闘の性能が高いので、接近戦ではこれを使っていきましょう。格闘がヒットしたら、特殊格闘へ派生させたいところ。特殊格闘派生は、脚部のビームブレイドによる連続キックとなっており、コンボのダメージを底上げできます。

▲ビームサーベルで切り抜けるブーストダッシュ格闘。コンボ動作が大きく、敵僚機に邪魔されにくいのがメリットです。近距離でメイン射撃や特殊射撃がヒットした際の追撃に使うのもアリ。		▲格闘ダメージの底上げをする特殊格闘派生。動作が長く敵僚機に邪魔されやすいのがネックですが、本機はやや火力に乏しいため、狙えるところではキッチリ狙っていきたいところ。

　また、本作では待望のバーストアタックが追加されました。ミーティアと合体するビームソードによる連撃は、その大きさから攻撃判定が広い高性能な技。攻撃範囲を利用して強引にヒットさせたり、コンボに組み込んだりすることが可能なので、EXバーストしたら狙ってみてください！

▲ミーティアによる巨大ビームサーベルによる一閃。当てやすくダメージが高い優秀な技なので、アサルトバースト時は積極的に狙っていきましょう。

■ユニコーンガンダム（担当：る～ぱ）

　ユニコーンガンダムは、強力なメイン射撃を持ち、射撃戦を得意とするユニコーンモードと、接近戦で真価を発揮するデストロイモードという2つの顔を持っています。

　ユニコーンモードの特徴はメイン射撃の“ビーム・マグナム”。ビーム・ライフル4発分という原作を再現したビーム・マグナムの威力は95で、3発当てた時のダメージはなかなかに高いです！　さらに手動リロードということもあり、残弾を気にせず撃っていけるのがユニコーンモードの魅力でしょう。高威力＆手動リロードのビーム・マグナムですが、注意点が2つ。まず1つは、撃つまでにやや時間がかかること。通常のビーム・ライフルのようにブーストダッシュしてしまうと、ビームが出る前にブーストダッシュしてしまうことがあります。まずは、ビーム・マグナムのタイミングを指に覚え込ませましょう。

▲ユニコーンモードの生命線であるビーム・マグナム。通常のメイン射撃と比べてクセがあるので、まずはこれを使いこなせるように練習しましょう。		▲特殊射撃ではジェガンD型が援護に。デストロイモード時と共通ですが、リロードが速いので出し惜しみせずに使っていきましょう。

　そしてもう1つが、メイン射撃の弾数の少なさ。メイン射撃を2発当てたが弾切れになって反撃を受ける、というのはありがちなミス。そこで役立つのがサブ射撃の“ハイパー・バズーカ”です。メイン射撃の弾切れ時にコンボへ組み込んだり、メイン射撃→サブ射撃とキャンセルしてブーストゲージを節約したりと、その用途は多彩。サブ射撃を含めた弾数管理ができるようになると、ユニコーンモードでの戦いがグッとラクになります。

▲シンプルな性能のサブ射撃ですが、ユニコーンモードを支える大事な武装。弾数が1になったら打ち切り、リロードしておきましょう。

　特殊格闘“NT-Dシステム”が発動すると、機体のサイコフレームが赤色に発光し、デストロイモードへ。射撃戦が得意なユニコーンモードと打って変わり、デストロイモードは機動性と格闘性能に優れた形態。強力なメイン射撃はなくなりますが、接近戦ではデストロイモードの右に出るものはほとんどいないほど。なかでもブーストダッシュ格闘は全機体屈指の突進力を誇り、あらゆる距離から格闘コンボを狙っていけます。

▲NT-Dシステム発動と同時にファンネルジャックが発動！　展開しているファンネル系の武装を無効化します。		▲デストロイモード時のサブ射撃はビーム・サーベルの投擲。ヒット時は格闘派生することでコンボを狙えます。

　接近戦で頼りになるのが特殊格闘の“残留思念浸食”です。ヒット時は敵機がスタンするため、格闘による追撃のチャンス。また、原作通りファンネル系の兵器を無力化することも。これらの兵器を持つ機体相手には、非常に有利に戦えるのもデストロイモードの魅力の1つです。

▲近距離で役立つ特殊格闘。射程が短く弾速も遅いので射撃戦で使うには向かない性能です。ファンネルジャックの用途以外では至近距離で使いましょう。		▲EXバーストはフルアーマーユニコーンに変形しての連続攻撃。発動するとデストロイモードに変形するため、アサルトバースト選択時は、変形目的で使っていくのも有効です。

　以上のようにユニコーンとデストロイ、２つのモードを使いこなす必要がありますが、そこが本機の最大のウリでもあります。格闘機には射撃戦を、射撃機には格闘戦といったように相手に応じた戦い方ができるのはユニコーンならでは。状況に応じて両形態を使い分けられれば“可能性の獣”は力を貸してくれるはずです。

(C)創通・サンライズ

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