2014年2月7日(金)
【1】ハイスペック化による処理能力の向上や、そこから生み出されるグラフィック性能はもちろんですが、特にゲームの遊び方に変革をきたすような新機能に注目しています。「SHAREボタン」により、自分のゲームプレイを人に観てもらうことが容易に可能になり、逆に、友達や上手いプレイヤーのプレイ動画を共有することができます。昔はTVの前に集まって自慢したり、攻略のコツを教わったりしていた行為が、ネットワークを介して世界中のPS4ユーザーと行える事は、本当に画期的だと感じます。
【2】スペックの向上と、新しい機能の追加により、従来には無い面白さが詰まったソフトを提供することが可能になるでしょう。ゲームの高度化により、ゲームの楽しさが向上すること、さらなる楽しさを味わえることが、ゲームファンにとっての最大のメリットだと考えます。
【3】 PS4の新機能を活用した、今迄にない面白さを創出できることが最大のメリットです。当社のクリエイターたちも、新機能を使った様々な楽しみ方のアイディアを出しているところです。コーエーテクモから、ゲームファンの皆さんをあっと驚かせるようなタイトルをご提供できることを期待しています。
【4】「SHAREボタン」機能を使ったゲーム大会ができたら面白いと思っています。当社は今までも機会があるごとにゲーム大会を実施してきましたが、イベント会場に集まっての大会では、どうしても距離やスケジュールの都合で参加できる方が制限されてしまいました。この「SHAREボタン」を活用すれば、ネットワークを通して、多くの方に参加いただけるタイムアタック大会などができそうです。発売後の楽しみとして、ぜひ企画したいと思います。
【5】
・『龍が如く 維新!』(セガ)
激動の幕末、維新の時代をアクションアドベンチャーというジャンルでどのように表現されるか、どのようにユーザーを楽しませるか、とても楽しみです。当社でも『維新の嵐』というタイトルを出していますが、こちらはシミュレーションRPGというジャンルでした。ぜひ遊び比べてみたいと思います。
【EX】2月22日、PS4の発売日に合わせ、PS4版『信長の野望・創造』を発売します。お陰様で、昨年12月に発売したPS3版、Windows版は、多くの方に遊んでいただき、高い評価をいただいています。PS4版では、そのスペックを活かしてより高度なグラフィック表現を実現し、さらにはコントローラーのタッチパッドに対応するなど、ならではの要素を盛り込んでいます。ぜひ、最新のゲームハードで「信長の野望30周年記念作」である『信長の野望・創造』をお楽しみいただければと思います。
▲『信長の野望・創造』 |
【1】一番注目しているのは“SHAREボタン”です。プレイヤーが自身のプレイを録画して公開したり、生配信で観戦者のコメントを見ながらプレイしたりと、”人と繋がりながら”のプレイが可能です。従来にはない、ゲーム外で繋がる仕組みが用意されているので、ゲーム制作者が用意する仕掛けとそれを利用するプレイヤーの発想次第で、さまざまなエンターテインメントの形が生まれる可能性があると思います。
【2】大きな違いは“繋がり”が意識されていることだと思います。これまでにもあったスマートフォンやPS Vitaとのハード間の繋がりはもちろん、“SHAREボタン”による他のプレイヤーとの繋がりにより、コミュニティの形成・活性化や、ユーザーの遊びの幅を広げる可能性が高いと思います。
【3】活発なユーザー間コミュニティにより、タイトルに対するユーザーの意見をこれまで以上に豊富に得ることができるので、フィードバックしやすい環境になっていくと思います。また、最近では「ゲームをプレイする時間がない」「立ち上げるのが億劫」という意見がよく聞かれますが、ハード側でその対策(PlayGo)をとっていることは、それだけでメリットと言えます。
【4】ライブ配信で観戦者からコメントで情報を貰いながら進めるゲームを作成してみたいですね。プレイヤーは、情報の真偽を見極めながらゲームを進めていく、という感じで。
【5】
・『Contrast』(Compulsion Games)
・『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES』(KONAMI)
・『ウォッチドッグス』(ユービーアイソフト)
『Contrast』は、独特の世界観とオリジナリティのあるゲームシステムに惹かれました。また、インディーズとは思えない完成度の高さに驚かされました。第一印象で「プレイしてみたい」と思ったタイトルです。
【EX】PS4版『真・三國無双7 with 猛将伝』は、PS4のパワフルなスペックにより、ビジュアルをはじめとしてさまざまな面がパワーアップしています。最新の技術を採用することにより、キャラクターやステージのよりリアルな表現が可能になりました。また、単なるビジュアルの向上に留まらず、『無双』シリーズの特徴である“ワラワラ感”も格段に向上しています。画面の至る所で敵味方の兵士が入り乱れて戦い、戦場のリアル感が増しています。画面内の味方兵士に攻撃命令をだせる武器系統が新たに追加されているので、特にオススメです。また、SHAREボタンによる動画撮影やライブ配信にも対応していますので、ぜひ活用してください。
▲『真・三國無双7 with 猛将伝』 |
【1】やはり、ネットワーク機能の充実ですね。オンライン機能を活用するタイトルがより気軽に楽しめるというだけでなく、ユーザーが発信する、発見する機会が増えることによって、すべてのタイトルに関してコミュニティの活性化が期待できます。皆で盛り上がれる場所があると、ゲームはより楽しく感じますからね。
【2】発表になったばかりですが、「PlayStation Now」の機能と、携帯機であるPS Vitaでのリモートプレイによって、“いつでもどこでもどんなタイトルでも”楽しめるようになることが最大のメリットではないでしょうか。
【3】設問2に付随することですが、タイトルの規模やターゲット層の選定を行う必要性が少なくなるので、スタンダード開発機に設定しやすいことでしょうか。マルチプラットフォーム展開を行う際に、リリース対象から外れることがまずなくなりそうなので。
【4】「ソーシャルフィードバック」の機能などは、今までにない、思わぬ楽しみ方を生み出すかもしれません。専用のゲームモードを用意するなどして、新しい盛り上がり方を提供してみたいですね。
【5】
・『真・三國無双7 with 猛将伝』(コーエーテクモゲームス)
「どうせ無双でしょ」とか思わず、是非プレイしてみてください。PS4パワーで極まったワラワラ度が生み出す爽快感は、聞くとやるとでは全然違いますよ!
【EX】PS4版『信長の野望・創造』、本体と同時発売です! よろしくお願いします! フルHDの精細感と60fpsのヌルヌル感を是非ご堪能ください。コンシューマ版の『信長の野望』としては、おそらく最初で最後の60fpsになると思われます。スライドパッドでのマップスクロールも非常にいい感じです。また、PS4版の発売に合わせて、全機種で追加DLCとアップデートを予定していますので、そちらもご期待ください!
▲『信長の野望・創造』 |
【1】高解像度であるという点ですが、これは実際に動くものを見てみてPS3版とは驚くほどのちがいがありました。今まで見えていなかったものが、視界がクリアになり急に見えてきたという印象です。特に、水面の表現はさらに磨きを掛け、しっかりと調整し、リアリティのある水の表現を実現できました。また、リモートプレイはオンラインゲームを気軽に遊ぶスタイルを更に加速するものとして注目しています。
【2】PS4がただ単なるハードの提供ではなく、ソーシャルグラフを持ったプラットフォームの提供であるということだと思います。それによって得られるメリットは、コアなゲームユーザーが集まるゲームの楽園のような居心地の良さとともに、多くのゲームファンがコアな楽しみ方を共有できることにあると思っています。
【3】設問2で回答したようなコアなゲームファンをがっちり掴むことによって、ターゲットをイメージしやすく、よりマッチしたゲームをご提供できると考えています。また、そのソーシャルグラフによるオンラインへの抵抗のなさから、オンラインへのパラダイムシフトが加速され、“オンライン”のゲームがスタンダードとなってくると思っています。
【4】MMORPGはじっくりと腰を据えて遊ぶゲームですが、リモートプレイによって、気軽にアクセスできる環境が整うと考えています。その気軽さを利用して、ログインしてすぐに楽しめるカジュアルな要素などをご用意したいと考えています。また、映像表現についても少しずつでもアップデートを積み重ねていって、最後は全くがらりと変わったね、と言われるぐらい力を入れたいです。
【5】
・『deep down』(カプコン)
・『DRIVECLUB』(SCE)
・『ウォッチドッグス』(ユービーアイソフト)
『deep down』:東京ゲームショウで見たモンスターが吐く炎の表現にまずは驚きました。また、オンライン専用のゲームとして気軽に遊べるための工夫も考えられており、期待しています。
『DRIVECLUB』:ドライブゲームのような誰でも簡単に始められ、やればやるほど奥深いというシステムはまさにオンラインゲームに向いています。どのような運営でどれだけ多くのユーザーをつかむのか? 新時代のプラットフォームで試されると思っています。
『ウォッチドッグス』:スマートフォンという時代を象徴するデバイスを武器とした新たなヒーローの出現に驚きました。ぜひプレイしてみたいです。
【EX】『信長の野望 Online』はPS2からサービスを開始し、PS3、と経てPS4へ提供することになりました。これも“戦国に生きる”という独自の体験が楽しめるゲームという強みがあるからだと思います。PS4の表現力を得て、“信On”の仮想戦国時代はこれからもどんどん進化していきます。14日間無料で体験ができますので、是非とも一度はプレイして、戦国の息吹を感じてみてください。天下統一を目指す熱い戦いがあなたを待っています。
【1】性能向上は当然の事ですから、今までになかった方向性として注目しているのはシェア機能です。今まではゲームを提供する側とプレイヤーの皆さんとの間では、ある種「決まった遊ばれ方」が前提でした。シェア機能は開発者側が意図していない使われ方、遊ばれ方に発展する可能性があるはずでその先には新しいエンターテイメントの姿があるように思います。
【2】今までのハードはネットワーク機能「も」使えます。というゲームが多い様に思います。ただ最終的には遊んでいる方にネットワークに繋がっているかどうかを意識させないぐらい自然にネットワークの世界に導いてあげる必要があると私自身感じています。そういう意味においてPS4は意識せずにネットワークと繋がっている初めての据置ゲーム機になるのではないでしょうか。
【3】ゲーム自体がよりプレイヤーの皆さんと一緒に育てていきやすくなるという点です。今までもパッチやアップデートという展開は可能でしたが、PS4ではより「サービス」としてプレイヤーの皆さんの求めているものをより迅速に対応できます。
【4】色々仕込んでいる最中ですので、内緒です!
【5】
・『ウォッチドッグス』(ユービーアイソフト)
海外メーカーがPS4の機能を使って、どんなゲームを出してくるのか楽しみですがその中でも気合を感じるのこの一本には、どんな遊びが仕組まれているのかイチゲームファンとして楽しみにしています。
【EX】まずは3月に稲船さん率いるcomcept社と共同開発のPS3/Xbox 360『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』が発売されます。ぜひ「ゾンビ×忍者」のこのぶっとんだゲーム、楽しみにしていてください。また内部でもPS4タイトル開発進めていますので、今後の情報をお楽しみに!
▲『YAIBA: NINJA GAIDEN Z(ヤイバ ニンジャガイデン ゼット)』 |
【1】おっ! なぜか私に話が(笑)。こういう場なのでまじめに答えます。『DEAD OR ALIVE』シリーズのディレクターというのもあって、やはりまずはグラフィックス機能、特に私の場合はテッセレーションをはじめとした頂点制御に関する技術による動的表現の可能性に魅力を感じています。ただ映像をキレイに見せるだけではなくて、あんなことやこんなんこと…誰もが妄想し、誰もが諦めてきたようなものが実現できるかもしれませんよね。私だって妄想のひとつやふたつはしていますから、PS4にはそれを実現させて欲しいです。あと『DOA5』でもFacebookへの動画投稿などに対応しましたが、もっと手軽に幅広く出来るのがすごい。こういう機能は格ゲーに欠かせないでしょうし、面白くしていきたいですよね。
【2】やっぱりスペックの高さはそれだけでもメリットですよ。これはあくまで妄想の話ですが、もっと揺らしたいものもあれば、変形させたり、透けさせたり、汚したり破いたり、いろんな自然現象をちゃんと動きや状態に合わせてキレイに表現できるようになるのでは? 今まではロースペックなキャラモデルのゲームでしかできなかったようなことも、ハイスペックなモデルでできるようになると思うと期待に胸が膨らむのでは?
【3】上記と同じことですが、スペックが高いので今まで諦めていたものを実現するチャンスこそが最大のメリットです。クリエイターなら誰もが夢のような企画を考えてはその時代に合わず「不可能だ」「出直して来い」と言われてきたのだと思いますが、これからは工夫と技術力次第でいろいろできるわけです。過去を振り返ると、例えば『DOAX』シリーズなんて普通OK出しませんけど、あれも実は当時あのスペックだからできた「技術とアイデアが合わさって生まれたタイトル」ですよね。また何か新しいものが生まれるんじゃないかとあれこれ妄想しながら毎日を過ごしています。
【4】GPGPUをフル活用した最先端の柔体物理表現を実現したいです。柔らかいものを表現しようとするとどうしてもゴムボールや水風船みたいになったり、質量保存則を無視した非現実的なものになりがちですが、そこを人肌の温かさが伝わるレベルに持って行きたい。特に肉と肉が常にぶつかりあう格闘ゲームにとっては、打撃のヒット時だけでなく、寝技をかけたときなど、非常に重要なものなので個人的には追求したいものです。あくまでまじめに物理学を研究した結果として、もしかしたら、副産物的に『NEW パイリアルエンジン』みたいなものが出来上がるかもしれませんしね。あ、でもこれ、完全に個人的な妄想ですよ(笑)。
【5】
・『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』(アークシステムワークス)
すでに発表されている中だとこれですね。私は格闘ゲームクリエイターであり、大の格ゲーファンでして、当然『ギルティギア』シリーズはこれまでも遊んできています。PS4という土俵を選んできたからには何か新しい試みがあるのでは? と楽しみにしています。クリエイターっぽくなくてすみません(笑)。ちなみにアーケードではゲーム選択式のオールネットプラスマルチでうちの『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate:Arcade』とお客さんの取り合いをするライバルとなりそうですし、そういう意味でも気になる存在です。
【EX】家庭用『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』とそのアーケード版『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate:Arcade』はおかげさまで盛況です。新キャラの追加も予定していますし、今後もお楽しみに!
▲『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 |
【1】PS VitaでのリモートプレイやSHAREボタンによる動画共有など、「1つのゲームにいつでも何かしらの形でアクセスできる」という生活により密着できる仕組みに期待しています。
【2】各機能は、順当な進化だと思います。それが総合的に1つのハードに詰め込まれていることで、各社がタイトルを提供し易くなれば、ユーザーは多くの高品質なタイトルを楽しむことができます。
【3】基本性能の向上、入力デバイス(タッチ・マイク・カメラ)と出力デバイス(PS Vitaのリモートプレイ・SHAREボタン)の多様化により、開発者が配分できるリソースの自由度が増えました。リッチなグラフィックにリソースを割くのか、ARなど入出力の面白いゲームデザインをするのか、ネットワークを使ったコミュニケーションを成立させるのか、作る物の振り幅が大きくなったと思います。
【4】例えば、『影牢』シリーズでしたら、朝夕の通勤・通学時間はPS Vitaでチクチクと人間を狩ってトラップをパワーアップさせて、昼休みはスマホで特殊なトラップコンボの動画を見て作戦を立て、夜はPS4で、昼の成果を発揮することを楽しむというような一日ゲームの世界に浸れるようなことに挑戦したいです。
【5】
・『PsychoBreak(サイコブレイク)』(ベセスダ・ソフトワークス)
・『リリィ・ベルガモ』(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
・『プレイルーム』(SCE)
『PsychoBreak』:PS4のマシンスペックをフルに使った新機軸のホラーに期待しています。
『リリィ・ベルガモ』:新しい環境での須田さんが、どんな表現でこの世界観を作るのか楽しみです。
『プレイルーム』:以前からARに可能性を感じており、このタイトルがどんな未来の仕掛けを用意しているのか注目しています。
【EX】2月27日に『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』(PS3/PS Vita)が発売予定です。主人公は「悪」、武器は「トラップ」という9年ぶりの「トラップ悪 ションゲーム」最新作です。トラップを容赦なく当てて人間を狩るという「禁断の快楽」をご用意していますので、ご期待ください。
▲『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 |
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