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2014年2月16日(日)

“ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト ニコファーレ本選”の試合をレポート! 優勝賞品のPS4を手にしたのは!?

文:まさ

“ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト ニコファーレ本選”

 2月15日、東京・六本木のニコファーレにて、PS4/PS3/Wii U/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト『コール オブ デューティ ゴースト』のゲーム大会“ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト ニコファーレ本選”が開催された。

 1月25日に行われた、54組のチームと243名のプレイヤーが参加した“ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト WEB予選”。本大会では、このWEB予選を勝ち抜いた、チーム部門の4組と個人部門の24名がニコファーレに集い、決勝戦を行う。各部門の優勝者には、優勝賞品としてPS4が贈られる。

 対戦ルールはWEB予選と同じで、チーム部門は、4vs4の“Team Deathmatch(チームデスマッチ)”によるトーナメント戦。個人部門は、選手を8名ずつに分けて“Free-for-all(フリーフォーオール)”を3試合行い、各試合の上位選手2名と、各試合の第3位の中で最もポイントが高かった選手が決勝戦に進出する。本記事では、この大会での試合の模様をまとめてお届けする。

“ニコニコゲームマスター × コール オブ デューティ ゴースト ニコファーレ本選”
▲写真左から、MCの茸さん、アシスタントMCのちゃーはんさん、解説の塩見卓也さん(スクウェア・エニックス)、解説のFB777さん、解説の猫マグロさん。

■チーム部門:準決勝第1試合

 チーム部門の準決勝第1試合は、予選Aブロック通過の“ボンバーマン”チームと、予選Bブロック通過の“らふぃん”チーム。マップは“Sovereign(ソブリン)”、時間制限10分の75Kill達成で勝利となる。“Sovereign”は小規模なマップのため、出会い頭の戦闘&事故が発生しやすい。そのため、両チームとも早々に有利な迎撃ポジションへと移動するが……戦闘が発生しないまま全員が迎撃ポジションにたどり着き、試合は膠着状態に。こうなると最早、先に動いたほうの負けが濃厚になるので、このまま制限時間の10分が経過して試合はドローという結果に……。

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 しかし、こういった展開も想定の範囲内。事前に用意されたドロー時の追加ルールを適用しての再試合に。その追加ルールの内容とは、マップもゲームルールも同じだが、各チームにCPU兵士を1体加えるというもの。CPU兵士はAIで勝手に動くため、CPU兵士がKillされて均衡が崩れれば、動かざるを得なくなるというわけだ。

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 CPU兵士を倒しにいくと、そのCPU兵士をフォローしている敵チームから狙われるといったように、大きなKill差がつくことなく一進一退の状況で試合は展開。制限時間の10分が経過し、結果は28対31の僅差でらふぃんが勝利した。

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■チーム部門:準決勝第2試合

 チーム部門の準決勝第2試合は、予選Cブロック通過の“TOYASIGEKI”チームと、予選Dブロック通過の“ザ・寄せ集め”チーム。マップとゲームルールは準決勝第1試合と同様。ここで、“Team Deathmatch”では致命的とも言えるトラブルがザ・寄せ集めに発生。メンバーの1人が大雪の影響で、準決勝第2試合の開始時に到着が間に合わないという非常事態に。

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 4vs3という、ザ・寄せ集めにとっては圧倒的不利な状況で始まった準決勝第2試合。小規模なマップで守りに入れば、数の差で押し負けるのは必至なため、積極的な攻めに入るザ・寄せ集め。その思い切りのよさが功を奏したのか、チームリーダーのAKIさんが実質2人分の働きを見せ、結果は50対52でザ・寄せ集めの勝利となった。ちなみに、この試合中に遅れていたメンバーも到着し、決勝戦には無事フルメンバーで臨めることに。

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■チーム部門:決勝

 らふぃんとザ・寄せ集めによるチーム部門決勝。マップは“Strikezone(ストライクゾーン)”、時間制限10分の100Kill達成で勝利となる。両チームとも慎重な動きを見せ、準決勝第1試合と同じような膠着状態になるかとも思われたが……開始から約30秒を過ぎたあたりで戦闘が発生し、らふぃんが1Killを獲得。さらに、開始から約1分経過で4Killまでスコアを伸ばす。これにより、らふぃんが守りを固め、ザ・寄せ集めが攻めるという流れで試合が展開。

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 らふぃんのリードで試合時間は5分が経過。ここで、らふぃんが救援物資(ケアパッケージ)を要請し、敵チーム全員をKillできる“K.E.M. Strike”を獲得と、かなり有利な状況に。結果は、リードを守り続けたらふぃんが最後にダメ押しの“K.E.M. Strike”を使い、75対38で優勝を決めた。

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 見事チーム部門優勝に輝き、PS4を獲得したらふぃん。チームリーダーのあちゅうさんは、「練習してきて本当によかったです。勝ったので、明日はみんなで遊園地にでも行こうかなと思っています」とコメント。ちなみにあちゅうさんは、昨年に行われた“ニコニコゲームマスター with CoD:BO2”の決勝トーナメントにも進出した実績を持つ強者である。

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■個人部門:準決勝第1試合

 チーム部門の表彰から15分の休憩を挟んで、個人部門の準決勝第1試合がスタート。マップは“Strikezone”、時間制限10分の30Kill達成で勝利となる。ここで残念ながら、選手の1名が大雪の影響で欠場となり、7名での試合となった。本大会で使用できるメインウェポンは12種類となっているが、小規模なマップでの戦いなるということで、この試合を含めアサルトライフルの“AK-12”とサブマシンガンの“MTAR-X”を選択する選手が多かった。試合の結果は、残り時間6分13秒で30Killを達成した、ボンバーマンのチームリーダーでもあるビビちゃんさんが1位、25Killを達成したLaikukeさんが2位で、決勝戦への進出を決めた。

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■個人部門:準決勝第2試合

 個人部門の準決勝第2試合。マップは“Octane(オクタン)”、時間制限10分の30Kill達成で勝利となる。ここでまたもや、選手の1名が大雪の影響で欠場となり、7名での試合となった。“Octane”は、建物の崩壊や放置された廃車などで入り組んだ小規模マップ。準決勝第1試合と同様に、速いペースでの試合展開となった。試合の結果は、残り時間4分53秒で30Killを達成したりあさんが1位、24Killを達成したケイさんが2位で、決勝戦への進出を決めた。ちなみにりあさんは、チーム部門で優勝したらふぃんのチームメンバーでもある。

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■個人部門:準決戦第3試合

 個人部門の準決勝第3試合。マップは“Sovereign”、時間制限10分の30Kill達成で勝利となる。非常に速いペースでKill数がカウントされていく中、開始2分後あたりから頭1つ抜けたGl1nTさんが終始リード。試合の結果は、残り時間6分27秒で30Killを達成したGl1nTさんが1位、23Killを達成したしゃおらんさんが2位で、決勝戦への進出を決めた。

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■個人部門:決勝

 個人部門決勝で戦うのは、準決勝を1・2位で勝ち抜けた6名と、準決勝3位の中で最もポイントの高かったアンバサさん。そして、シード枠となる最後の1名は、昨年の“ニコニコゲームマスター with CoD:BO2”の優勝者であるアトムさんだ。

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 決勝のマップは“Strikezone”、時間制限なしの100Kill達成で勝利となる。まず注目を集めたのが、開始から1分も経たぬうちにいち早く10Killを達成したアンバサさん。安定したKillペースで1位をキープし試合をリード。しかし、開始から4分を過ぎたあたりでケイさんがアンバサさんに追いつき、1位と2位が頻繁に入れ替わる展開に。

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 選手たちの実力は拮抗しており、3位以下もKill差をジワジワと詰めてくる中、開始から7分を過ぎたあたりで、ケイさんが50Killを達成。しかし、この時点で2位の2人が45Kill、4位が44Kill、5位が40Kill、6位が39Kill、7位が37Kill、8位が36Killと、全員が十分に優勝を狙える位置にいるという状況。

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 開始から約12分が経過した試合終盤。ここでりあさんが“K.E.M. Strike”を使用。変化したマップで上手に立ち回るりあさんが、アンバサさん、ケイさんに続いての3位に浮上する。決勝最後のヤマ場となったのは、開始から約15分になろうかというところ。ケイさんが2位のアンバサさんに2Kill差をつけての95Killを達成、そこから一気に100Killまで駆け抜け、ケイさんが個人部門優勝の座を獲得した。

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 見事に個人部門優勝を決め、満面の笑みを浮かべるケイさん。決勝では、マップ内にあるバーの中でショットガンを持って待ち構えるアトムさんに、どう対抗しようかと悩まされたとのことだが、苦心を乗り越えの勝利だっただけに「優勝できて、ものすごくうれしいです」とストレートに喜びを表すコメントをしていた。

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(C) 2013 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY GHOSTS are trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

データ

▼『コール オブ デューティ ゴースト(字幕版)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2013年11月14日
■希望小売価格:オープン
 
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