話題のオトメイト3作品をピックアップ！ 『AMNESIA』『AMNESIA LATER』『緋色の欠片』の魅力をスマホアプリで味わってみましょう!!

文：ヨウ

　寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか？　「外に出たくない！」なんて人もいるでしょうが、そんな人たちにもピッタリなのが、オトメイトの大人気作品『AMNESIA』『AMNESIA LATER』『緋色の欠片』のスマートフォン版。PSP版の内容がそのままスマホで楽しめちゃうので、部屋でゴロゴロしながら遊ぶのにも最適です。もちろんスマホアプリなので、移動中でも気軽に遊べるんです。しかもリーズナブルな価格ということで「気になってはいたけど、まだプレイしたことがない……」なんて人にもオススメだったり。そんな3作品について、乙女ゲーマーのヨウが魅力などを紹介しちゃいます。まだ未プレイで気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

■記憶喪失の少女と青年たちが紡いでいく物語から目が離せない『AMNESIA』

　主人公の少女はある日突然記憶喪失になってしまいます。彼女の前に現れたのは「彼氏」だと名乗るイケメンたち。本作は彼と一緒に過ごしながら、少しずつ記憶を取り戻していく……というストーリーです。豪華な声優陣や美麗なイラスト、そして謎めいたストーリー展開など、乙女心をくすぐる要素がたっぷり！　TVアニメにもなった作品なので、タイトルをご存知の方も多いのではないでしょうか？　

　スマートフォン版をダウンロードすると、プロローグ部分が無料で遊べます。プロローグはオリオン（声優：五十嵐裕美）と名乗る精霊との出会いから始まり、5人の攻略対象たちの個別ストーリーの始まり部分まで。どのルートへ進んでも「彼氏」「彼氏じゃないけど優しくしてくれる人」などが登場し、いったい彼らはなんなの!?　とドキドキすること間違いなし！　続きが気になったら1話400円で購入できるのでぜひ！　「全員分プレイしたい！」「気になって仕方がないよ!!」なんて人には、豪華版2,800円のほうが断然お得です。

▲主人公の幼なじみのシン（声優：柿原徹也）。ぶっきらぼうで口は悪いけれど、何だかんだで面倒見がよくて優しいんです。でも彼氏だからとはいえ、目覚めてぼんやりしている主人公に突然キスをするのはちょっとどうかと思うよ!!（笑）

▲異性をトリコにする不思議な瞳を持つイッキ（声優：谷山紀章）。そのせいで、街を歩けば女の子たちに取り囲まれてしまいます。主人公は何も言いませんでしたが、プレイしている身としては下唇を噛みしめてしまいました。

▲主人公に淡々としたメールを送ってきていたケント（声優：石田 彰）。出会っていきなりケンカっぽい雰囲気になってしまい、本気でオロオロしました。個人的にはあまり主人公に感情移入したりしないタイプなのですが、『AMNESIA』では何もわからない主人公の気持ちにシンクロしちゃいましたよ～。

▲主人公の幼なじみで、恋人ではないけれどとっても優しくしてくれるトーマ（声優：日野 聡）。彼のルートでは最初に数日間入院することになるのですが、なんとトーマは毎日お見舞いに来てくれるんですよ！　しかもとっても親身になってくれる……。お兄ちゃんタイプのトーマに、一瞬で恋に落ちちゃいます。

▲上記4人のルートでちょくちょく登場する青年ウキョウ（声優：宮田幸季）。主人公のことを知っている素振りを見せたり謎の警告をしてくるなど、不思議な雰囲気が彼らからあふれ出ています。「しばらくここには来ないほうがいい」「何日は絶対ダメ」、そんなことを言われると、逆に気になって行っちゃう気がするのは私だけでしょうか？（笑）　4人を攻略すると……!?

▲本作はエンディングがたくさん用意されている点も特徴の1つ。各キャラにグッドとノーマルがあるほか、バッドエンディングもあります。しかも、バッドエンディングの量が半端ないんですよ（笑）。エンディングのエピソード名はプレイ前から確認できるのですが「綺麗な夜景だろう？」「ああ、駄目だった……」など、名称を見ただけでも無性に気になっちゃうものが多いから困ります。バッドなのに、バッドなのに!!

■浴衣姿のみんなと一緒に蛍を見に行ける『AMNESIA LATER』

　『AMNESIA LATER』では、本編の物語と同時期に起こったある日の出来事や、彼とラブラブの後日談が楽しめます。NEW WORLDの舞台は8月ということで、みんなが浴衣姿になってくれる点も見どころの1つ。それぞれまったく異なる着付けをしているにもかかわらず、カッコイイのだからイケメンはスゴイ（笑）。

　川原で蛍を発見したというウキョウの話を聞き、主人公たちはみんなでその現場へ行くことに！　しかし蛍は見つからず……？　と、ここで個別のキャラクターのルートへ進みます。無料で遊べるプロローグ部分はここまで！　続きがかなり気になるところで物語が終わってしまいます（笑）。攻略対象の男性たちとの続きが気になる人は、ぜひ各話をチェックしてみてください。

▲シリアスな展開が多かった『AMNESIA』に比べて、楽しげな雰囲気が前面に出ています。男の子同士のやり取りもコメディ風なものも多く、思わず笑ってしまいました。なかでもいい味を出しているのがサブキャラクターたち。彼らの個性も本作で際立っています。また、本作に使用されているBGMが無料で聴ける点も◎。無料版をダウンロードしただけで全曲聴けるので、23曲の中からお気に入りを見つけて！

■人気イラストレーター・カズキヨネさんが原画担当の『緋色の欠片』

　『薄桜鬼』などでもおなじみのカズキヨネさんが原画を担当しているのが、『緋色の欠片』シリーズ。2006年にPS2版が発売され、今もなお多くのファンから愛されている作品です。

　主人公は都会で生まれた女の子。家庭の事情により、田舎で暮らす祖母の家に下宿することに。しかしそこで待っていたのは、過酷な宿命と運命的な出会いだった……というのが簡単なあらすじです。主人公には代々受け継がれている玉依姫と呼ばれる巫女の血が流れていて、祖母が住む村へやってきたことでその力に目覚め始めます。

　そんな主人公が守らなければいけないのは“鬼斬丸”と呼ばれる刀の封印。封印が解かれると世界は滅亡してしまうというから大変です。刀を狙ってやってくる組織もいたりするなど、今まで普通の少女だった主人公には過酷すぎる運命が待っています。

　しかし、そこでピンチを救ってくれるのが……そうイケメンたち！　玉依姫には、異形の力を持つ6人の守護者たちが存在します。主人公は彼らとともに、過酷な運命に立ち向かっていくことになります。その過程で描かれるちょっぴりせつない恋物語は必見。

　無料でプレイできるのは序編から第一編までで、4人の守護者が紹介されます。涙なしでは見られない6人の守護者たちとの感動の恋物語を、ぜひ楽しんでください。個人的には、超オススメです!!

▲主人公が一番最初に出会うのが鬼崎拓磨（声優：杉田智和）。少しぶっきらぼうですが、なんだかんだで優しい男の子です。他の男の子とのやり取りがとにかく楽しいので、カッコイイだけではない拓磨の高校生らしい姿も堪能しちゃってください。		▲主人公が小学生かと思ってしまったほど、背が小さい鴉取真弘（声優：岡野浩介）。見た目はチビッ子ですが、志は誰よりも大きな先輩です。守護者たちのムードメーカーでもあり、暗い雰囲気も彼の言動でバシッと明るくなります。

▲とっても物静かな狐邑祐一（声優：浪川大輔）は、主人公にとって1つ年上の先輩です。特技はどこでもすぐに眠れること。会話をしていてもいつの間にか眠っているなど、ある意味で油断できない先輩でもあります（笑）。		▲守護者たちの中で、一番の年長者でまとめ役の大蛇卓（声優：平川大輔）。成人しているだけあり、大人の雰囲気が全面に出ている人です。抜群の包容力を持っていて、卓さんと会話をしているだけで癒されていくほどでした。

▲主人公の後輩の犬飼慎司（声優：下和田ヒロキ）。残念ながら彼は序編では出てきません。大人しくて優しい男の子ですが芯は強く、いざというときに頼りになるタイプです。		▲鋭い眼光に射抜かれてしまいそうな狗谷遼（声優：野宮一範）。彼も残念ながら序編では出ません。ある日突然主人公の目の前に現れ、謎の言動を繰り返す男の子です。個人的に遼は『緋色の欠片』のエロス担当だと思っていますので、未プレイの方にもぜひ彼のルートをプレイしていただきたいです!!

▲PSP版と同じように1日1回引けるおみくじ“玉依毘売神社”（同じ結果のくじが累積されるとスペシャルなイベントCGが見られます！）や、スマートフォン版のオリジナル要素オトメイトモバイルと連携した“アバタープレゼント”なども。また本編だけではなく、ファンディスクのエピソードや後日談、そして3DSなどの移植版に追加されたシナリオもすべて楽しめます。ファンディスクの物語は、とにかくラブラブなのでラブコメが好きな人は必見！

▲物語は最初、和やかな雰囲気で進みます。しかし謎の組織の襲撃などにより、雲行きは怪しくなっていくのでした。美麗なイベントCGもたっぷり。

　以上、各タイトルのほんの触りの部分の紹介だけですが、いかがでしたでしょうか？　ちょっとやってみたいかもと思ったら、まずは無料でプロローグを楽しんでみてください。

　さて、オトメイト作品といえば忘れてはいけない『薄桜鬼』もスマートフォン版が今春いよいよ配信予定。3月には映画も公開されるということで、次回は『薄桜鬼』を大特集！　スマートフォン版の最新情報などをお届けしていく予定なので、お楽しみに!!

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関連サイト

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