2014年2月22日(土)
SCEは、2月22日より日本国内で販売開始される新型ハードPS4に向けた、発売カウントダウンイベントを銀座ソニービル8F“OPUS”にて開催した。
なお、本イベントには2月21日11:00より開催されたPS4 0:00先行販売整理券配布時の先着30名が招待されており、いち早くPS4を入手しようとしたユーザーとともに和やかなムードの中行われた。
ここではイベントの模様と、イベント後に行われたSCEJA プレジデント河野弘氏およびSCEワールドワイドスタジオ プレジデントの吉田修平氏へのインタビューもお届けする。
イベントは22:30からスタート。ステージ前にあるカウントダウンタイマーを見ながら、著名人からのビデオメッセージやPS4タイトルによるエキシビジョンマッチ、そしてゲームクリエイターが登壇しての挨拶などが行われた。
▲清水翔太さん | ▲ダイアナ・ガーネットさん | ▲フジファブリック |
▲SCNADAL | ▲UVERworld |
▲SCEプロモーターのトラヴィス・ハブスさんと、本作のプロデューサーである石立大介さん。 | ▲ゲストとして登場した白河優菜さんと、お笑い芸人・バイきんぐのお2人。 |
▲それぞれ二手に分かれてチームデスマッチによるエキシビジョンマッチが行われた。 |
▲死闘の結果、トラヴィスさんの活躍によりトラヴィス&白河組が勝利! |
▲著名人ビデオレター第2弾では、南明奈さん、ダイスケさん、AMEMIYAさん、T.M.Revolution西川貴教さん、乃木坂46が登場。 |
▲女優の河北麻友子さん(左中)と城彰二さん(右中)。その両脇を『FIFA』日本王者の羽染貴秀さんとRed bull 5G『FIFA』勝者のマイキーさんが固める。 | ▲さらに本作の実況音声を担当しているスポーツコメンテーターの西岡明彦さんも登場。 |
▲さすがサッカー選手としての経験が生きるのか、城さんが2点をもぎとって、城・マイキー組が勝利。 |
▲プレミアリーグ・サウサンプトンに所属する吉田麻也選手からのお祝いメッセージも。 | ▲『deep down』プロデューサーのカプコン小野義徳さんからのコメント。 |
▲『龍が如く』シリーズ総合監督の名越稔洋さんと『龍が如く 維新!』プロデューサーの横山昌義さん。 |
▲ソニーストアオリジナルの『龍が如く 維新!』PS4 HDDベイカバーを披露。 |
▲『新生FFXIV』プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さん | ▲『FFXV』『キングダム ハーツIII』プロデューサーの橋本真司さん |
▲『MGSV』プロデューサーを務める小島監督 | ▲河野さんからの要望により急遽作られることになった『MGSV』のHDDベイカバー。 |
そして迎えた2月22日0:00。会場に来ていた30名の中から国内PS4入手第1号となる人を選出し、全員で声をあわせてのPS4解禁が祝われた。そして第1号の購入者である“ねこみ”さんには、アンドリュー・ハウス氏と河野弘氏から手渡しによって、PS4本体が直接手渡された。
▲栄えあるPS4購入第1号は、整理券2番のねこみさん。なんと数日前から交代で銀座ソニービル前に並んでいたという。 |
▲ねこみさんは、購入予定のタイトルとして『バトルフィールド4』を挙げ、その他に『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』も楽しみにしていると言い、小島監督より熱い激励を受ける場面も。 |
――まずは発売を迎えての率直なお気持ちをお聞かせください。
やはり、やっと発売できたというのが正直なところです。やっと日本のお客様にPS4を届けることができるという安堵感ですね。
――これから先、PS4で期待する部分というのはどのあたりになりますか?
横への広がりを期待しています。使っている人たちの発信力が以前よりも増しているように感じますし、SHAREという機能を使ってもらって、楽しみながら、爆発的な伝搬力というものを期待していますね。
――PS4に対するクリエイターからの熱意もかなり感じました。
皆さんはやはりクリエイターとしてのチャレンジをしたいのだろうと思っています。皆さんが心待ちにしていたのはずっと感じていました。日本のゲームというのは、日本が誇れる産業の1つであると思いますので、そこを支えるのはやはりクリエイターの皆さんだと思います。
クリエイターたちのモチベーションが上がって、それを目指す人が増えていく……産業にはそういう部分が必要だと思っています。クリエイターをやる気にさせる、その気にさせるためのハードだと思っています。
――最後にPS4を心待ちにしている読者へのコメントをお願いいたします。
私がPS4をセットアップして感じたことなのですが、PS4というハードから未来を感じてほしいです。また、PS4を使いきってほしい。PS4によるコミュニケーションやSHAREを楽しんでほしい。PS4が持つ機能を、ぜひ試してみて、そして使いきってください。
――本日のカウントダウンイベントをご覧になった上での、PS4発売に対する感想をお聞かせください。
このイベントにたくさんの方に来ていただいて、ファンの熱気を感じました。このイベントをやってよかったなぁと思いました。
――ついに日本のユーザーの手にPS4が届くわけですが、そのお気持ちはいかがでしょうか?
最初に、PS4の発売について「日本は遅い」という発表をさせていただきました。その際に色々なお叱りですとか、厳しい意見をいただきました。しかし、2014年に入ってから我々も声をお伝えしていったり、記事を書いていただいたことで、期待に感じていただけたように思っています。
また、日本のソフトメーカーさんによる素晴らしいタイトルが来月、再来月へと続くような形で情報が出てきますので、日本のユーザーさんにも期待として表れているのかなと感じています。
――吉田さんとしてユーザーにどういうふうに楽しさを伝えていきたいと思っていますか?
やはりPS4をご購入していただいたユーザーさんには、PS4をネットワークへと繋げて、それでLive from PlayStationというアプリを立ち上げてもらいたいです。このアプリによって、世界中のユーザーさんが配信している生放送が見られますので、これによって楽しい世界が広がっていることがわかっていただけると思います。
その次は、SHAREボタンから自分でゲームを使って生放送をしてみてほしいです。人に見られながらゲームをプレイする、そして色々なコメントをもらう。それが楽しいということを感じてほしいです。
そういう生放送という世界があるというのを知っている方は多いと思いますが、自分がそれをやることになるということを想像もされていないと思うのです。
――吉田さん自身はすでにPS4を使われているかと思いますが、日本でもPS4が発売されて、改めてこれをやってみようと思われたゲームや機能はありますか?
日本で作られた『龍が如く 維新!』などは今日が発売日なわけですから、まだプレイしていないんですよ。ユーザーさんと同じように発売日を待っていましたので、現時点では日本でしか手に入らない『龍が如く 維新!』を、世界のユーザーに見せつけてやろうかと思っています。
――吉田さんとして、個人的に「ここを注目してほしい」という部分はありますでしょうか?
パッと見わからないかもしれないのですが、コントローラのアナログスティックやボタン、R2やL2といったトリガーの感触を『DUALSHOCK3』から改善しています。タッチパッドなどの新しい特徴も推したい所なのですが、まずは基本的なゲームを遊んでいただいて、そのゲームの楽しさ、感触の楽しさを『DUALSHOCK4』で感じていただければと思います。
▲注目ポイントは『DUALSHOCK4』のアナログスティックやボタンの感触だという。 |
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