2014年3月11日(火)
イースマイルは、PS Vita用ダウンロードソフト『俺に働けって言われても 乙 HD』を、3月26日にPlayStation Storeにて発売する。価格は1,500円(税込)。
『俺に働けって言われても』シリーズは、引きこもりの主人公が雇った冒険者にダンジョンを探索させる異色RPG。本作は、2013年4月に発売されたPSP用ダウンロードソフト『俺に働けって言われても 乙』をPS Vita向けに最適化したものとなっている。なお、発売日同日に体験版の配信も開始される。
▲左が本作、右がPSP版のスクリーンショット。基本的なビジュアルは同一ながら、解像度が向上している。 |
基本的なシステムはPSP版と同様ながら、“20倍速”の搭載および“2倍速”の削除、スタート/セレクトボタンでの操作をタッチにも対応させるなど、一部に改善が行われている。また、新規描き下ろしの混合職用グラフィック(無料DLCとして配信)や、リリウムと一緒に写真を撮影できる機能が追加される。
▲押しにくいスタート/セレクトボタンでの操作は、タッチでも可能に。 |
▲混合職には専用のグラフィックが追加される。 |
▲大家・リリウムとの写真を撮る機能が追加された。フレームは全30種類だ。 |
さらに、『俺に働けって言われても 乙』を購入済のアカウントにて本作を購入すると、貴重なゲーム内アイテムと本作用の有料DLCすべてが無償にて提供される。もらえるゲーム内アイテムは、タングステン5個、アダマント10個、ホワイトメタル15個、錬石100個(DLC“俺働乙特典セット”として提供)。
~ストーリー~
エトワール。海に浮かぶ大小様々な大陸で構成され、マナと呼ばれる万物に宿る力が溢れる世界。そこで生きる人々は、マナを使った通信技術“魔法塔”を使い、豊かに暮らしていた。
エトワールの中でも賑わいを見せる、エルトナ大陸の中央に位置する村・アルデバラン。その昔は宿場町であり、流通の中継地として賑わいを見せたものの、増え続けるモンスターの影響で今は見る陰も無いこの村の片隅に、その青年は暮らしていた。
青年は借家に住み、都会に住む両親から仕送りを受け、自作の魔法塔通信機を使って趣味の魔法塔サーフィンなどをして、働かず毎日を怠惰に過ごしていた。
しかし、現実はそれほど甘くない。ある日、両親からの仕送りが突然打ち切られる。家賃を払う金もない、外になんて死んでも出たくない。でも生きている限り、食費も家賃も掛かる。
前々から青年の魔法塔通信に目をつけていた、青年の住む家の大家リリウム。彼女の提案に従い、青年はある商売を始めることになる。
“冒険者を雇って自分の代わりに稼がせる”
それは、倒すべき魔王も、救うべき王女も、守るべき国もない青年の世界(部屋)を守るための戦い。
メインキャラクターのデザインを担当するのは、TV番組や携帯電話コンテンツの原画などでも活躍する漫画家のなぐも。さん。同氏がデザインを務めたシーフやエペイストを始め、本作には25種類以上の冒険者(職業)が登場する。
その他、ダンジョンは50種類以上、アイテムは1,000種類以上が登場し、低価格ながら遊びごたえの強いゲームとなっている。
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