『THE WORLD of THREE KINGDOMS』の原点はファミコン版『三國志』？ かもめんたるや小日向えりさんが登場した発表会をレポ

文：電撃オンライン

　セガは、アーケード用タイトル『THE WORLD of THREE KINGDOMS』のプレス向け発表会を、本日3月13日に開催した。

　『THE WORLD of THREE KINGDOMS（略称：スリキン）』は、群雄が勢力争いを繰り広げる三国志の世界へ、プレイヤー自身がいち武将として参戦できるアクションゲーム。ゲーム内通貨“軍資金”を運用して自軍の強化を行いつつ、全国のプレイヤーとの合戦に挑んでいく。合戦に勝利すると軍資金を獲得できるため、敗北や過度な投資をしなければコインの追加投入なくプレイの続行が可能だ。

　第1部は“三国志対談”として、本作や『三国志大戦』を手掛けた新井健二プロデューサー、“歴ドル”として知られる小日向えりさん、iOS/Android『三国志ロワイヤル』を手掛けたDeNAの山口恭平プロデューサー、三国志に関するグッズ制作やイベント開催を行う英傑群像代表の岡本伸也氏さんが登壇。三国志の魅力や『THE WORLD of THREE KINGDOMS』をプレイしての感想などを語り合った。

▲新井健二プロデューサー

　新井プロデューサーはトークの中で、高校生のころにお年玉で購入したファミリーコンピュータ用ソフト『三國志』が三国志に触れるきっかけだったとコメント。当初は架空の物語と思っていたが、三国志好きの祖父から史実をもとにしていると教えられ、吉川英治氏や横山光輝氏の『三国志』を読むようになったとのこと。三国志へ夢中になる中で抱いた「自分がいち武将として三国志の世界に入っていったらどうなるのかな」という空想が、本作の構想につながっているという。

▲左から新井プロデューサー、DeNAにて三国志タイトルを手掛ける山口プロデューサー、孔明をイメージした衣装で卒業式にも出席したという小日向さん、小日向さんの被っている帽子を作った英傑群像の岡本伸也さん。

　第2部では、“キングオブコント2013”にて6代目キングの座を獲得したかもめんたる（槙尾ユウスケさん＆岩崎う大さん）が登場。新井プロデューサー、小日向えりさんとともに、“三国志に学ぶデキるサラリーマンへの道”をテーマにトークを行った。

　第2部冒頭にかもめんたるが披露したコントは、“飲み屋で部下の相談に付き合う上司へ、妻からの珍妙な電話がかかってくる”というもの。モチーフとされている“飲み会”は社会でたびたび行われているが、『THE WORLD of THREE KINGDOMS』にも“酒宴”というシステムが存在する。これは、プレイヤーが配下武将との親交を深めるための要素だ。

▲妻から「庭で猿が死んでる」「玄関で靴に寄り添うようにしてカモノハシが死んでる」と電話が掛かってくる。エスカレートする動物の死亡報告に上司は……？

　“酒宴”にまつわる逸話として、かもめんたるは“キングオブコント2013”優勝の際に、後輩が30人規模の祝賀会をセッティングしたため、支払いが大変だったことを語った。また小日向さんは、三国志のエピソードから酒好きの孫権と周泰をピックアップ。周泰は元海賊であるため周囲の者から快く思われていなかったが、酒宴の席で孫権が周泰を脱がせて全身に刻まれた傷跡の逸話をひとつずつ語らせたことにより、周囲の者も武勇と献身を認めたという。

　その他にも“儲け話”や“嫁”をキーワードに、ゲームシステムやかもめんたるの体験談、三国志のエピソードが語られた。当イベントの模様は、3月14日12：00から『THE WORLD of THREE KINGDOMS』公式サイトにて公開される。各出演者のユニークさが光るトークや、わかりやすいシステム解説を見られるので、本作に興味がある人は視聴してみよう。

　最後に、槙尾ユウスケさんが『THE WORLD of THREE KINGDOMS』を実際にプレイ。奮戦するも、新井プロデューサーが「本作の勝負は水物」と語ったように戦況の流れが悪く、最終的には引き分けとなった。しかし、アナログレバー＆3ボタン＋画面タッチで操作できるゲーム性はなじみやすく、槙尾さんも大いに楽しんでいる様子だった。

　『THE WORLD of THREE KINGDOMS』は日本全国にて稼働中。設置店舗は、公式サイトの設置店舗ページにて確認してほしい。ゲーム内では、太史慈や黄忠などから1人を配下武将にできる“配下武将GETキャンペーン”、装備アイテム“太史慈装備セガブルーVer”をもらえる“Ver1.1稼働直前！装備アイテムキャンペーン”が実施中。さらに、3月19日には“Ver1.1”へのバージョンアップが行われ、初回プレイ時に多額の軍資金をもらえる“新規プレイ無料キャンペーン”が開始される。こちらの詳細は、公式サイトのお知らせページを参照のこと。

(C)SEGA

• 『THE WORLD of THREE KINGDOMS』特集ページ（電撃オンライン）
• 『THE WORLD of THREE KINGDOMS』公式サイト

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