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2014年3月25日(火)

歴ドル・小日向えりさんによる『THE WORLD of THREE KINGDOMS』のレビューを掲載! 思わずハマっちゃうのは、まさに孔明の罠!?

文:電撃オンライン

 “三国志”の武将となって、時代に名を刻む英傑となることを目指す、セガの新作アーケードゲーム『THE WORLD of THREE KINGDOMS』。好評稼働中の本作を、“三国志”と聞いたら黙ってはいられない歴史好きアイドル、小日向えりさんがセガ池袋GIGOにて体験プレイ! その模様を、プレイ後のインタビューとあわせてお届けしていきます。

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』
▲本作プレイの前に諸葛亮のコスプレ姿に着替えて、気合十分の小日向さん。大の“三国志”フリークというだけあって、着こなしっぷりも画になります!

■まずはキャラメイク! 多彩なカスタマイズパーツからどれを選ぶ?

 ゲームが始まると、まずはキャラクターの顔や髪、ボイスタイプ、体格などを決めていきます。小日向さんは、呉の軍師・呂蒙をイメージしたキャラクターを作成すべく、男らしい武将パーツをチョイス。

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』 『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

 一番迷っていたのが、武将のキャラボイス。豪傑っぽいボイスや軍師っぽいボイスなど、バリエーション豊かなボイスの1つ1つにじっくり聞き耳を立てる小日向さん。最終的には、カッコよさと軍師としてのイメージに近い“威厳”のボイスタイプを選択し、キャラの見た目は無事完成!

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

 およそ10分ほどかかった難産武将でしたが、どうやら思い通りの武将ができた様子。ここからさらに武将の名前を入力して、最初のキャラメイクは完了。新参武将「諸葛えり」の誕生です!

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

■自宅で資金稼ぎ! 堅実に行くか、一攫千金を狙うか……。

 キャラメイクが終わると、自宅で合戦の下準備へ。自宅では、武将の身支度を整える以外にも、軍資金を使うことで配下武将や嫁候補と交流を深めたり、武将やアイテムを探したり、儲け話で軍資金を儲けたりすることができます。ここで軍資金をいくらつぎ込むかで、プレイスタイルが分かれそうです。

 小日向さんは、まずは探索に挑戦。初回プレイの特典として入手できた配下武将の賈クに軍資金を与え、武将を探しに向かわせます。結果は合戦後のお楽しみ!

 次は酒宴で、賈クとの絆を深めます。ここでは、お酒を飲みながら連続で相手からの質問に答えて、忠誠を上げていきます。忠誠の上がる選択ほど、成功率が低く、後半にいくにつれて(お酒がすすむにつれて)成功率が下がります。小日向さんは、確率が70%を超える選択肢を堅実にチョイスしていきますが、5杯目で一気に忠誠を上げるべく、50%程度の選択肢に挑戦! 結果は……失敗。失敗すると、酒宴で上げた忠誠はゼロになってしまうので、引き際を見極めることが大切です。

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 さて、無駄になってしまった軍資金を取り戻すべく、続いては儲け話にチャレンジ。儲け話では、配下武将が提案する儲け話に軍資金をベットして、一攫千金を狙うことができます。もちろん、倍率が高いほど成功率も低め。さらにダブルアップも可能です。賈クの提案した儲け話は、倍率2.0と、比較的安心できそうなもの。小日向さんは、迷わず軍資金を20枚つぎ込みます。結果は……成功! 勢いに乗ってダブルアップを採用するも、今度は失敗……。ギャンブルの怖さを思い知ります。

 自宅では、その他、武将の装備などを付け替えることもできます。とはいえ、初プレイではまだまだ装備品も副将も少ないので、とりあえず合戦に出てみることに!

■いざ合戦へ! プレイの腕前は?

 自宅での準備を終えて、いよいよ合戦に出発! 合戦前には、まず自分が味方する陣営を選びます。不利な陣営ほど、勝利時にもらえる褒賞が増えます。先ほどの儲け話の教訓を生かして、小日向さんは有利な状況にある劉備軍を堅実に選択。レートが1.1倍なら手堅いだろうと、ここは賭けられる上限まで軍資金を出して、兵数を補強します。合戦前の練兵でしっかり兵を鍛えることも忘れずに、いざ戦場へ!

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

 合戦が始まると、すぐに敵軍の武将を発見しに向かいます! 崖に行き詰まって進軍できないなどのトラブルもありましたが、無事に敵軍を発見し、戦闘を挑みます! しかし、敵のCPUもなかなかやる様子。的確な戦法のチョイスによって、諸葛えり部隊は壊滅に追い込まれてしまいます。追撃も受けて、7126人を失う散々な結果に……。

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 最初から兵数が多い部隊と戦うと、このように大ダメージを受けてしまう場合もあるので、初心者は兵数少なめの部隊を狙うのがオススメです。気を取り直し、士気が回復するのを待って再び攻勢に出る諸葛えり部隊。先ほどのリベンジと、同じ部隊へ突撃! 相手はこちらの他部隊との戦闘で疲弊していたのか、今度は無事勝利を手にできました!

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 そんな諸葛えり軍の活躍もあってか、合戦は劉備軍の勝利という結果に。論功行賞で褒賞を受け取ります。さらに特別な報酬の候補として、いきなりレア度Aの剣が出現! 褒賞と引き換えに、大幅に装備を増強できました。

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

■再び自宅で下準備をして、合戦に出発!

 合戦に勝利したことで、軍資金もホクホクの小日向さん。今度は手堅く儲け話をこなして軍資金を増やしていきます。

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 さらに、探索に出ていた賈クが嫁候補をゲット! 嫁候補は、副将と同じく交流を重ねることで、“愛情”がアップ。“愛情”が100になると結婚が可能です。先ほど論功行賞で入手したランクAの剣もしっかり装備して、いざ次の戦場へ!

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 2度目の合戦では、開戦直後に敵の総大将と戦闘に! 流石に強敵なので、あえなく壊滅……。その後も敵の総大将を見かけるも、現状では勝てないと判断し、スルーすることに。勝利条件は敵の総大将を倒す以外に、相手の戦力ゲージをすべて減らすことでも達成できます。

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 ということで、敵陣をこまめに奪取しながら、突出した敵部隊を狙う作戦に変更。そうこうしていると、弱った部隊を戦場から追いやるなど少しずつ戦果をあげていく諸葛えり軍。そんな新参武将の破竹の快進撃により、2戦目も無事勝利! 的確に作戦を変更するその姿は、諸葛亮(呂蒙?)さながらの軍師っぷりでした!

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

■熱い戦いを終えた小日向えりさんに、プレイの感想を聞く!

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――まずは、プレイした感触はいかがでしたか?

 すごく楽しかったです! 自分のオリジナルの武将を作れて、顔や声も自分の好みのものを選べるのが、愛着がわいていいですね。合戦などもありつつ、嫁候補が出てきたり、家臣と交流できたりするのが楽しいです。“三国志”の世界に入り込んだような感覚が新鮮でしたね。

――武将の育成方針は?

 呂蒙が好きなので、見た目はいい兄貴分のようなイメージで作りました。プレイしてみると、案外可愛い外見になってしまいましたが(笑)。いずれは文武両道の武将に育てたいですね。前線に立ってみんなを引っ張っていくような武将が理想です。

――呂蒙のどのようなところが好きなんですか?

 最初『三国志演義』を読んだ時はそこまで好きではなかったんですけど、史実を探っていくにつれて、優秀で努力家な一面が魅力的に見えてきました。関羽を殺したから悪く書かれていたけど、かえって、そのギャップでより好きになりましたね。

――副将には賈クが来ましたね。

 賈クはいいですよね。あの曹操をこらしめた優秀な軍師が、序盤からうちに来てくれたのはうれしかったです。知力が101もあって!

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――儲け話の賭け金に悩まれてましたが、普段は性格的にガッツリいくタイプですか?

 けっこうガンガンいっちゃいます。人生も攻撃的なタイプなので(笑)。

――合戦はいかがでしたか?

 地図を見つつ、戦場を立体的に動き回れるのがよかったです。敵を探索してから、いざ戦うという時にアドレナリンが上がりましたね。実際の戦闘に近いリアリティがたまらなかったです。

――普段からゲームセンターには行かれるんですか?

 『三国志大戦』の時は仕事中30分ヒマができたらゲーセンに通うほどでした(笑)。象兵の祝融がお気に入りで、カードも3箱くらい持っていましたよ。

――本作が気になっている人に、オススメのポイントをお願いします!

 今までにない“三国志”のゲームだなとプレイして感じました。武将の気持ちになって入り込めるのがいいですね。2回プレイしただけでハマってしまったのは、まさに孔明の罠だと思います。“三国志”を好きな人は多彩な武将が登場するのが楽しいと思いますし、そうじゃないかたも、ゲームとして楽しめますね。そしてそこから“三国志”にはまるっていうのもいいですよね。

『THE WORLD of THREE KINGDOMS』

(C)SEGA

データ

▼『THE WORLD of THREE KINGDOMS』
■メーカー:セガ
■対応機種:AC
■ジャンル:ETC
■稼働時期:2014年2月26日

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