『ポケモンカードゲームXY』の“ポケモン竜王戦”の頂点に輝いたデッキを紹介！ 《ランドロスEX》と《メガリザードンEX》のデッキが決勝で激突

文：ファイ

　3月22日に東京都内のよみうり大手町ホールで、ポケモンの公式イベント“ポケモン竜王戦”の決勝大会が開催された。

　この記事では、この大会で優勝したポケモン竜王のデッキと、2位の選手のデッキのレシピを解説する。なお、この“ポケモン竜王戦”では、特別ルールとしてドラゴンタイプのポケモンのカードを4枚以上デッキに入れなくてはならないというレギュレーションが設けられていた。ドラゴンタイプのカードを意識して、さまざまな工夫が盛り込まれたデッキレシピをぜひチェックしてほしい。

▲強豪プレイヤーがポケモン竜王の座を賭けて戦った“ポケモン竜王戦”。ポケモン竜王と2位のデッキを紹介！

■初代ポケモン竜王は《レックウザ》と《ランドロスEX》がメインアタッカーのデッキ

　ポケモン竜王戦を制し、初代ポケモン竜王となったハセガワ アサキ選手のデッキは以下の通りだ。

▲《ランドロスEX》		▲《レックウザ》

　このデッキのメインアタッカーは2匹。まずは、相手にかかっている効果を無視して90ダメージを与えるワザを持っている《レックウザ》。特に竜王戦の予選で多く採用されていた《レックウザEX》に対しては、弱点を突いて180ダメージを与え一撃できぜつさせることが可能となっている。さらに《レックウザ》はポケモンEXではないため、きぜつさせられてもサイドカードを1枚しか取られないという利点もある。

　もう1匹のアタッカーは、闘エネルギー1個でバトル場だけでなくベンチのポケモンにもダメージを与えられる《ランドロスEX》だ。こちらも竜王戦の予選で多く採用されていた《シビビール》を牽制するのに効果的だ。

　この2枚のポケモンを軸にしつつ、特性を利用したタイプのデッキ対策に《ダストダス》が採用されている。《ダストダス》の特性“ダストオキシン”をうまく利用できるように、ポケモンのどうぐが多数デッキに入っている点も見逃せない。

■2位のデッキは登場したばかりの《メガリザードンEX》が主力！

　2位のニシムラ コウト選手のデッキレシピは以下の通り。

▲《メガリザードンEX》（拡張パック『ワイルドブレイズ』）		▲《クリムガン》

　このデッキのメインとなるアタッカーは《リザードンEX》と《クリムガン》の2匹。《リザードンEX》は《炎のトーチ》と《鍛冶屋》のコンボを決めれば、1回の番で3枚のエネルギーを付けることができる。このコンボにより、自分の場に出た番から“つばさでうつ”を使うことができる。実際にニシムラ選手は、準決勝戦でこのコンボを決めて決勝へ駒を進めている。

　“M進化（メガシンカ）”した《メガリザードンEX》は、300ダメージを与えられるワザ“ワイルドブレイズ”を使える。しかしエネルギーが5個必要なため、なかなか実際に使えないという弱点もある。これをカバーするのが《セレビィEX》の特性“タイムリコール”だ。この“特性”により、“M進化（メガシンカ）”する前の《リザードンEX》のワザを使って相手を攻撃できる。

　そしてもう1匹のアタッカー《クリムガン》は、予選で多くのプレイヤーが採用していた《レックウザ》や《レックウザEX》の弱点を突けるドラゴンタイプのポケモン。そしてポケモンEXではないので、きぜつさせられてもサイドカードが1枚しか取られない。

　『ポケモンカードゲームXY』シリーズからは“M進化（メガシンカ）”というギミックが加わり、デッキの可能性がさらに大きく広がった。実績を残したプレイヤーのデッキを参考に、自分のデッキを改造してみよう！

(C)2014 Pokemon. (C)1995-2014 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

• 『ポケモンカードゲーム』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『ポケモンカードゲーム』公式サイト
• 電撃カードゲーム