2014年4月3日(木)
第26話でいよいよ最終回を迎える電撃大王×P.A.WORKSオリジナルアニメーション『凪のあすから』。今回はあらすじではなく、『凪のあすから』の主要キャストによる、アフレコ終了後のコメントをお届けする。
▲第25話で放送された第26話の予告映像からのカットをお届け。 |
『凪のあすから』は、月刊コミック『電撃大王』とP.A.WORKSが贈るオリジナルアニメーション。海と地上のどちらにも人が暮らす世界を舞台に、揺れ動く思春期の少年少女たちの恋模様が描かれていく。『電撃大王』誌上では、コミカライズが展開中だ(漫画:前田理想先生、原作:Project‐118)。
写真は、前列左から石原夏織さん(久沼さゆ 役)/花澤香菜さん(向井戸まなか 役)/茅野愛衣さん(比良平ちさき 役)/小松未可子さん(潮留美海 役)、後列左から 逢坂良太さん(伊佐木 要 役)/花江夏樹さん(先島 光 役)/石川界人さん(木原 紡 役)。
――『凪のあすから』アフレコが無事終了しました! 自身の役を演じられてみて、感想をお聞かせください。
光の、その真っ直ぐな気持ちに心を打たれました。光のような皆に愛される素敵なキャラクターを演じることが出来て本当に幸せです!
まなかと向き合いながら、繊細な心情変化をどう演じようかをずっと考えていました。 そんな中『人を好きになる気持ち』をなくしてしまって、別人を演じているような切ない気持ちになったのですが…なくなったからこそわかる、まなかの母性や優しさを感じることができて、さらに彼女のことが好きになりました。
ファンタジーな物語のはずなのに、感情表現がリアルで……。演じていて何度も涙してしまう作品でした。登場人物ひとりひとりのアニメでは描かれてない「これから」がとても気になります。
今までに演じたことのないキャラクターだったので、最初はかなり苦労しました。特に、何を考えているのかわからないように芝居をするのがとても難しく、少し感情的になっただけで要というキャラクターではなくなってしまうのが大変でした。ただ、最後の方は自分の感情を少し出して最終的には自分の思いをさゆに打ち明けて、要はそこで救われたなあと思い、僕も演じている側ながらほっとしました。
紡は僕の中でも色々と悩んだ役でした。彼の言葉は演じる側にとって非常に重く、リアクション一つでも「何か考えがあるのではないか」と意味を探し続けました。また、紡から逸脱せずに感情を伝えるにはどうすればいいのか、というのも僕にとっては課題でした。
喋る直前まで悩んで、オンエアまでドキドキして、でもやっぱりオンエアを見て感動して。この作品に出会うことがてきてそして紡と出会えて本当に良かったと思いました。
小学生の時の美海ちゃんから中学生の美海ちゃんまで、一番女の子として、多感な、大事な時間を演じさせて頂きました。その一途で無償な愛を貫き通す姿が本当に海のように美しく、繊細で、壮大で、波のような感情の揺れは、演じていて苦しいこともありましたが、美海ちゃんはこの物語を通して、女性として、人間として、とても魅力的になったと思います。
小学生から中学生という作品の中で成長する役どころを今まで演じた事がなかったので、様々な経験を通してどう変化していくのかというのをとても考えました。さゆを通して人を思いやる心、好きという気持ちなど改めて感じる事がたくさんありました。さゆには感謝の気持ちでいっぱいです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
――作品を振り返って、『凪のあすから』ファンの皆様に一言お願いします!
凪のあすからは、毎週続きが気になる反面、続きを観るのが怖いという、何ともむず痒いまま1週間を待つことが多かった印象があります。沢山の想いが込められたこの作品、皆さんの記憶の中にずっと残って欲しいなと思います!ありがとうございました!
最後まで見守ってくださって、ありがとうございました!! 振り返ると、どの話数も充実したアフレコだったなと思います。せっかくこんなに素敵な作品なので、これからも多くの人に知ってもらって、愛していっていただきたいなと思います。
最後まで光達を見守って頂いて、本当にありがとうございました! ちさきちゃんが最後に素直になれたことが嬉しくてホッとしました。
キャスト陣が本当に仲がよくて毎回とても収録にいくのが楽しみな現場でした。自分自身も新たな引き出しを見つけられた気がしますし、仲のいい現場がさらに絆が深まって、最高の作品を皆さんにお届けできたのではないかと思います。
これからイベントなども控えていますのでまだまだ凪のあすからは終わりません!最後の最後まで皆さんと楽しんでいけたらいいなと思っています。本当にありがとうございました。
様々な人の「想い」を感じることができる作品だったと思います。改めて見直してみることでまた新しい想いに触れることができるのではないかと思います。何度でも振り返り、彼らの物語を知ってもらえると嬉しいです。
好きという感情が、ここまで世界を振り回せる。海よりも大きいそのエネルギーが、きっと皆様の心を繋いでくれたのかなと思いました。キャラクターたちの幸せが、皆様の想いとひとつになることを願って。たくさんの気持ちを、「凪のあすから」に注いでくださり、ありがとうございました!
凪のあすからのファンの皆さん、いつも楽しみ待っていて下さり本当にありがとうございます。不器用ながら一生懸命色んな事に立ち向かって行くキャラクター達をこれからも応援してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
■TVアニメ『凪のあすから』
【放送・配信情報】
TOKYO MX……毎週木曜 22:30
BSアニマックス……毎週木曜 22:00
BSアニマックス(無料放送)……毎週土曜 22:00
サンテレビ……毎週木曜 24:30
KBS京都……毎週木曜 25:00
テレビ愛知……毎週木曜 26:05
福井テレビ……毎週日曜 25:35
富山テレビ……毎週水曜 26:15
石川テレビ……毎週水曜 26:20
ニコニコ生放送……毎週土曜 23:00
ニコニコ動画……毎週土曜 23:30
dアニメストア……毎週日曜 12:00(※各話1週間無料配信のみ)
アニマックスPLUS……毎週水曜 24:00(※各話1週間無料配信のみ)
バンダイチャンネル……毎週土曜 12:00
ShowTime……毎週月曜 12:00
【スタッフ】(※敬称略)
原作:Project-118
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクター原案:ブリキ
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子
キーアニメーター:高橋英樹
美術監督:東地和生
美術設定:塩澤良憲
撮影監督:梶原幸代
色彩設計:菅原美佳
3D監督:平田洋平
特殊効果:村上正博
編集:高橋歩
音楽:出羽良彰
OPテーマ:Ray『ebb and flow』
EDテーマ:やなぎなぎ『三つ葉の結び目』
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:NBCユニバーサル・エンターテイメント
プロデュース:インフィニット
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:凪のあすから製作委員会
【出演声優】(※敬称略)
先島光:花江夏樹
向井戸まなか:花澤香菜
木原紡:石川界人
伊佐木要:逢坂良太
比良平ちさき:茅野愛衣
潮留美海:小松未可子
久沼さゆ:石原夏織
■BD/DVD『凪のあすから』第1巻 収録内容
【収録話】
第1話“海と大地のまんなかに”
第2話“ひやっこい薄膜”
■BD/DVD『凪のあすから』第2巻 収録内容
【収録話】
第3話“海のいいつたえ”
第4話“友達なんだから”
第5話“あのねウミウシ”
■BD/DVD『凪のあすから』第3巻 収録内容
【収録話】
第6話“巴日のむこう”
第7話“おふねひきゆれて”
第8話“たゆたう想いのさき”
■BD/DVD『凪のあすから』第4巻 収録内容
【収録話】
第9話“知らないぬくもり”
第10話“ぬくみ雪ふるふる”
第11話“変わりゆくとき”
■BD/DVD『凪のあすから』第5巻 収録内容
【収録話】
第12話“優しくなりたい”
第13話“届かぬゆびさき”
第14話“約束の日”
【初回限定版特典】
・石井百合子描き下ろしボックス(後半5巻収納)
・石井百合子 描き下ろしスリーブケース
・高橋英樹 描き下ろしデジパック仕様
・48ページ フルカラーガイドブック
・特典CD:新作ドラマCD2
「はじめての地上 ~子供たちの夏~」「うろこ様の恋愛道場」「美海とさゆの放課後会議」
【出演】花江夏樹、花澤香菜、茅野愛衣、逢坂良太、小松未可子、石原夏織、鳥海浩輔
【初回限定版・通常版共通特典】
・音声特典:キャストコメンタリー(第13話:名塚佳織、鳥海浩輔)/スタッフコメンタリー(第14話:岡田麿里、辻 充仁、橋本真英、永谷敬之)
※商品仕様、特典などは予告なく変更になる場合があります。
※初回限定版終了次第、限定版特典が付かない通常版となります。
(C)Project‐118/凪のあすから製作委員会
データ