News

2014年4月23日(水)

『ブレイブルー クロノファンタズマ』発売記念。水着だらけの新イベントや過去作の総集編シナリオなど、PS Vita版の魅力を総まとめ

文:そみん

 アークシステムワークスが4月24日に発売するPS Vita版『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA(ブレイブルー クロノファンタズマ)』。キャラクターやシステム、PS Vita版だけの追加要素まで、その魅力をまとめて紹介していく。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』

 『ブレイブルー クロノファンタズマ』は人気2D対戦格闘ゲーム『ブレイブルー』シリーズの最新作。PS3版と同様のストーリーの他に、シリーズ1作目『ブレイブルー カラミティトリガー』と2作目『ブレイブルー コンティニュアムシフト』の“総集編”が収録され、その総集編には分岐によるPS Vita版オリジナルシナリオが追加されている。

■ストーリー:複数の勢力が連合階層都市“イカルガ”で激突!

 前作『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』の第十三階層都市“カグツチ”から舞台は一転。第二次魔道大戦(イカルガ内戦)が起こった連合階層都市“イカルガ”にて、多数のキャラクターがそれぞれの目的を果たすためにぶつかり合う。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲魔術と科学が融合した“術式”が発展した世界で物語が展開する。

 本作の“ストーリー”モードはアドベンチャーパートとバトルパートの繰り返しで構成される。従来のシリーズ作ではキャラ別に用意されたシナリオを読み進めていく形式だったが、今回は“クロノファンタズマ編”と“第七機関編”、そして“六英雄編”の3つに分かれたシナリオを、ヴィジュアルノベルとして楽しむことができる。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲本作では未読文章のスキップも可能となった。

 1つのパートを読み進めるごとに、次の物語が開放されるのが基本だが、中盤以降は複数のパートを並行して進めることが、新しいシナリオをプレイする条件となる。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲物語を読み進めることで、次々と新たな物語が開放されていく。

【『ブレイブルー』の世界観】

 科学兵器が通じない“黒き獣”と呼ばれる魔物を倒すべく、人類は“魔術”と科学を融合させた“術式”を手に入れた。この戦いの中で、人類は“魔道書”を大量に製作する。そして、魔道書すべてを管理するため、“統制機構”と呼ばれる組織が作られた。

 結果、術式を操る個々の能力によって大きな格差の生まれた世界で、統治機構は“刃向かう者は完膚なきまでに殲滅(せんめつ)する”という主義による絶対的な権力を手にした。主人公のラグナ=ザ=ブラッドエッジは、そんな統制機構の壊滅を目的として、賞金首となりながらも1人で立ち向かうのだった。

【『ブレイブルー クロノファンタズマ』のストーリー】

 科学兵器が通じない“黒き獣”と呼ばれる魔物を倒すべく、人類は“魔術”と科学を融合させた“術式”を手に入れた。この戦いの中で、人類は“魔道書”を大量に製作し、このすべてを管理するため、“統制機構”と呼ばれる組織が形成された。

 主人公の“ラグナ=ザ=ブラッドエッジ”は、賞金首となりながらも、術式を操る個々の能力によって大きな格差の生まれた世界で、“刃向かう者は完膚なきまでに殲滅する”と絶対的な権力を持つ統制機構の壊滅を目的として、1人で立ち向かうのだった。


【クロノファンタズマ編】

 このシナリオでは、世界虚空情報統制機構のトップである帝を中心とした物語が展開する。レリウスやハザマと共謀して帝が進めている、とある不吉な計画。それを止めようとするラグナは、“クシナダの楔”の所在をレイチェルに問う。それこそが、帝の計画を止める唯一の希望だと信じて……。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ハザマとともに不穏な動きを見せる帝。このシナリオで登場するカグラは、ノエルやマコトの導き手となっていく。(写真はPS3版のもの)

【第七機関編】

 “クロノファンタズマ編”とは異なる視点から、“蒼”に迫っていくシナリオ。ココノエやテイガーといった第七機関にまつわる人々が登場する。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲“クロノファンタズマ編”と同じ時間軸の物語の裏側が、第七機関側の視点で描かれていく。(写真はPS3版のもの)

【六英雄編】

 “クロノファンタズマ編”の時代から約100年前の世界を舞台にしたシナリオで、小説版『ブレイブルー フェイズ0』のストーリーがベースとなっている。テルミやトリニティといった、後の世で六英雄と呼ばれることになった人物たちの第一次魔道大戦時代の活躍が描かれていく、“蒼”の物語の原点とも言えるシナリオだ。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲“クロノファンタズマ編”のはるか過去の物語が展開。そこでの出来事は、現在の物語に深く影響していくことに。(写真はPS3版のもの)

【NEW:『ブレイブルー』が初めての人でも安心な総集編】

 シリーズ第1作『ブレイブルー カラミティトリガー』と第2作『ブレイブルー コンティニュアムシフト』のストーリーの総集編となる、PS Vita版の新要素。第1作目はエピソード1、第2作目はエピソード2として構成され、それぞれのエピソードは約30分ほどのボリュームになるという。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲総集編は、レイチェルたちと一緒に思い出を振り返る形で進行。なお、総集編に登場するキャラクターたちのボイスは、すべて新規に録り下ろされている。

【NEW:水着姿で展開する新シナリオ“強敵島(トモ島)】

 総集編の中で発生する分岐から、PS Vita版のために作られた追加シナリオへと突入できる。追加シナリオの舞台は、なんと南の島。ラグナ、ノエル、カグラ、セリカの水着姿も見られるコメディタッチのシナリオとなる。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲総集編のプレイ中に選択肢が。ここでの選択によって、新シナリオに突入!

追加シナリオのあらすじ

 ラグナ、ノエル、カグラ、セリカの4人が目覚めると、そこは見知らぬ南の島。混乱したラグナが地面に剣を突き刺すと、何と突然その島がしゃべりだした!!

 その摩訶不思議な島の名前は≪強敵島(トモ島)≫!

 人の言葉を話すその島は、彼らに主人公・ヒロインの座にどちらがふさわしいか決着をつけろと告げるのだった……。戦いには不釣り合いな南国の島で、主人公とヒロインの座を巡る熱い戦いの火蓋が切られた!

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲メインキャラたちの水着姿が!
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲PS Vita版の追加シナリオは、PS3版をプレイ済みの人でも楽しめるギャグシナリオ! 4人のセリフはフルボイスだ。▲ギャグシナリオ特有のチビキャラたちも登場。はたして、どんなエンディングが待ち受けているのか……。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ラグナの水着。赤を基調としたサーフトランクス。▲カグラの水着。肉体美を強調するスパッツタイプ。▲ノエルの水着。スレンダーな身体に映えるシンプルな白ビキニ。▲セリカの水着。かわいらしいフリルをあしらったピンク色のビキニ。

■キャラクター:『ブレイブルー』史上最多のプレイアブルキャラクターが登場!

 本作でプレイヤーが操作できるキャラクターは20名以上。ここでは、それらのキャラクターについて一気に紹介していく。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ラグナ=ザ=ブラッドエッジ(声優:杉田智和)。最強の魔道書“ブレイブルー”を所持する、SS級の統制機構反逆者。乱暴な言動が目立つが、根は悪い人間ではない。▲ジン=キサラギ(声優:柿原徹也)。イカルガ内戦での功績により“イカルガの英雄”と称された、統制機構の元衛士。兄であるラグナを異常に憎んでいる。▲ノエル=ヴァーミリオン(声優:近藤佳奈子)。辺境の貴族の出身で、元・統制機構の衛士。戦闘能力は非常に高いが、それ以外に関しては非常に不器用。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲レイチェル=アルカード(声優:植田佳奈)。世界の傍観者として悠久の時を生きる吸血鬼。浅からぬ因縁のある“帝”の目論見を止めるため行動を開始する。▲タオカカ(声優:斎藤千和)。六英雄の1人である獣兵衛の遺伝子から作られた生態兵器の末裔。なんでも見た目で判断する、ある意味で純粋な心の持ち主。▲テイガー(TR-0009)。(声優:乃村健次)。瀕死の重傷を負っていたところをココノエに助けられ、サイボーグとなった第七機関所属の戦士。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ライチ=フェイ=リン(声優:たかはし智秋)。カグツチ最下層にある平民街で開業医を営む美女。かつての同僚のアラクネを救うため、統制機構に協力している。▲アラクネ(声優:疋田高志)。以前は第七機関に所属していた科学者。師であるココノエを超えようと“境界”に触れた結果、異形の存在となってしまった。▲シシガミ=バング(声優:小山剛志)。愛と正義のために戦い続ける直情的な“漢”。旅の途中にトリニティから託された亡き殿の遺言に従い、故郷のイカルガへ舞い戻る。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲カルル=クローバー(声優:沢城みゆき)。レリウス=クローバーの息子であり、その幼さにして世界最高峰とも言われる“咎追い”の少年。▲ハクメン(声優:???)。第一次魔道大戦時に黒き獣を倒した六英雄の1人。黒き獣を打ち倒すことをすべてと考え、己の正義を執行するためイカルガへ向かう。▲ツバキ=ヤヨイ(声優:今井麻美)。十二宗家の1つの次期当主。封印兵装イザヨイの影響で視力を失っていたが、“帝”の力で偽りの光と記憶を与えられる
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ハザマ(声優:中村悠一)。表向きは、諜報活動を得意とする統制機構大尉。しかしその姿は、六英雄の1人であるテルミにとりつかれた依り代に過ぎない。▲マコト=ナナヤ(声優:磯村知美)。ノエルやツバキの親友である、亜人種の少女。統制機構に所属していたが、その危険性に気づき、対立勢力の第七機関と接触を図る。▲ヴァルケンハイン=R=ヘルシング(声優:清川元夢)。物腰の柔らかな老紳士。かつての六英雄の1人であり、今はアルカード家の執事としてレイチェルに仕えている。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲プラチナ=ザ=トリニティ(声優:悠木碧)。大胆な性格の少女のルナと、温和で慎重な少年のセナと、2つの人格をその身に宿している。アークエネミー“無兆鈴”を手に打倒テルミを誓う。▲レリウス=クローバー(声優:諏訪部順一)。統制機構の技術大佐を務めるカルルの父親。研究以外のものに対しては興味が薄く、無駄なことに時間が割かれることを嫌う。▲アマネ=ニシキ(声優:石田彰)。アーケード版から登場。戦災孤児の美少年を集めた舞踏一座を率いる美青年。自分の欲望に対して、非常に忠実に動く性格。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲バレット(声優:行成とあ)。アーケード版から登場。世界各地を股にかける傭兵。かつての仲間たちが壊滅した作戦の真相究明と仇討ちのためにイカルガへと向かう。▲アズラエル(声優:安元洋貴)。アーケード版から登場。狂犬と例えられる、第七機関に封印されていた戦闘狂。常に強者との戦いに焦がれている。▲ν-No.13-(ニュー・サーティーン)。(声優:近藤佳奈子)。アーケード版でタイムリリースキャラとして登場。過去に一度消滅したはずのムラクモユニットの完成体。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲μ-No.12-(ミュー・テュエルブ)。(声優:近藤佳奈子)。アーケード版でタイムリリースキャラとして登場。ノエルが真の“蒼”の継承者として覚醒した姿。▲イザヨイ(声優:今井麻美)。アーケード版でタイムリリースキャラとして登場。偽りの光を与えられたツバキが、帝の呪縛を断ち切り、“零織・イザヨイ”を覚醒させた真の姿。

【ストーリーモードのNPC】

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ヒビキ=コハク(声優:市来光弘)。カグラの側近である少年。▲セリカ=A=マーキュリー(声優:野水伊織)。治癒魔法を得意とする魔法使い。▲トリニティ(声優:悠木碧)。六英雄の1人。とにかくマイペースな性格の持ち主。▲ナイン(声優:藤村歩)。十聖”に数えられる高名な魔法使い。妹のセリカを溺愛している。

【コンシューマ版の新キャラクター】

 PS3版のダウンロードコンテンツ(DLC)として配信されたカグラ=ムツキ、ユウキ=テルミ、ココノエの3キャラクターは、PS3版のDLCを購入したのと同じPlayStation Networkアカウントでプレイすれば、PS Vita版でもダウンロード済みの状態として使用できる。

 ただし、セーブデータの共有機能はないため、PS3版のストーリーモードのトゥルーエンドをクリアしてカグラを開放した場合は、PS Vita版で再びクリアし直さなければならない。


【カグラ=ムツキ(声優:藤原啓治)】

『ブレイブルー クロノファンタズマ』

 十二宗家筆頭“ムツキ家”の現当主。近衛団団長にして世界虚空情報統制機構衛士最高司令官。飄々(ひょうひょう)としながらも正義感にあふれた青年は、“帝”の行いに異を唱え統制機構に反旗を翻した──。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』

●バトルプランナーからのコメント

 カグラはタメ技で守り、ドライブで攻めるキャラクターです。大剣を振り回す通常技が全キャラ中でも屈指のリーチを誇るカグラは、これら通常技と優秀な必殺技を組み合わせて戦いの主導権を握ります。“ブラックゲイル”は非常に攻撃的なドライブとなっており、複数の構え・複数の派生技で的を絞らせない攻めが可能です。相手を翻弄(ほんろう)して体力を奪うことに病みつきになること間違いなし!

【PS Vita版での入手条件】
・ストーリーモードのトゥルーエンドをクリアする。
・PS Vita版のDLCを購入する。
・PS3版でDLCを購入済み。(同じPSNアカウントであることが必要)


【ユウキ=テルミ(声優:中村悠一)】

『ブレイブルー クロノファンタズマ』

 かつて黒き獣を倒した六英雄の1人にして、ラグナを不幸に陥れた元凶。短絡思考に見えるその行動とは裏腹に実際は非常に狡猾で頭も切れる。“破壊”と“悲鳴”を心から楽しむ冷徹で残忍なこの男は、帝のもとで“狂宴”を始める──。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』

●バトルプランナーからのコメント

 テルミの売りは、なんと言ってもディストーションドライブの豊富さ。必殺技の数は少ないですが、ディストーションドライブの数は登場キャラ内で随一です。性能も多種多様で、必殺技感覚で使えるものからヒートゲージを100%消費する大技までそろっています。ドライブ能力の“フォースイーター”は、ガードさせるだけでも相手のヒートゲージを吸収できます。D攻撃をドンドン使ってディストーションドライブを決めまくってほしいです!

●キーワード:ヒートゲージ

 “ヒートゲージ”とは、“ディストーションドライブ(超必殺技)”や“アストラルヒート(一撃必殺技)”などの大技に使用する重要なゲージだ。ユウキ=テルミのドライブ能力“フォースイーター”は、D(ドライブ)攻撃を当てることで相手の“ヒートゲージ”を吸収できる。

【PS Vita版での入手条件】
・PS Vita版のDLCを購入する。
・PS3版でDLCを購入済み。(同じPSNアカウントであることが必要)
・PS3版の封入特典から入手済み。(同じPSNアカウントであることが必要)


【ココノエ(声優:松浦チエ)】

『ブレイブルー クロノファンタズマ』

 第七機関に所属する天才科学者にして、テイガーの生みの親。次元に落ちたハクメンのサルベージ作戦を主導、その後は動向を黙認していたが、彼の予想外な行動を監視するためテイガーを派遣する。そして彼女は、日夜研究を続ける。“ユウキ=テルミ”を倒すために──。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』

●バトルプランナーからのコメント

 ココノエは、ドライブの“グラヴィトン”を駆使して闘うキャラクターです。グラヴィトンは対戦相手を引き寄せる“引力”を発生させる装置。相手の後方に設置して相手のダッシュを遅くしたり、ココノエの近くに設置して無理やり相手を引き寄せるなど、プレイヤーの発想次第でさまざまな使い方のできるドライブです。ここまでですと上級者向けの難しいキャラクターに思われそうですが、通常技は素直なものが多く、ダッシュなどの機動力も高いので使いやすい性能となっています。スタンダードな闘い方にグラヴィトンをブレンドして、さまざまな闘い方を楽しんでください。あと、ディストーションドライブの巨大テイガーは“超必見”です!

【PS Vita版での入手条件】
・PS Vita版のDLCを購入する。
・PS3版でDLCを購入済み。(同じPSNアカウントであることが必要)

■その他:各種ゲームモードをチェック

 “ストーリー”モード以外にも、さまざまなモードが用意されている。ここでは、それらの見どころについて紹介していく。


【もっとおしえて!ライチ先生】

 人気Webラジオ“ぶるらじ”風の演出で、『ブレイブルー』の世界観を楽しく教えてくれるモードが、“もっとおしえて!ライチ先生”だ。このモードでは、キャラクターの1人“ライチ=フェイ=リン”が進行役となって、フルボイスで世界観を解説してくれる。

 このモードは、本作用にリニューアルが行われ、クロスメディアで展開する『ブレイブルー』の全体像を網羅できるように、“CTおさらい編”、“CSおさらい編”、“イカルガ編”、“イカルガ内戦編”、“フェイズ0前編”、“フェイズ0後編”の6話で構成されている。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ライチ先生が『ブレイブルー』の世界観をレクチャー。ゲストとして他のキャラクターが登場することも。▲ライチ以外のキャラクターが解説を行ってくれることもある。

【用語集】

 『ブレイブルー』独自の用語から格闘ゲームの用語までを収めた“用語集”。より深く『ブレイブルー』の世界観を楽しみたい人は、こちらのモードも参照しよう。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲『ブレイブルー』関連の用語は、ストーリーモードを進めることで閲覧できる言葉が増えていく。

【チュートリアル&トレーニング】

 格闘ゲームの定番ともいえる、遊び方を覚えるための“チュートリアル”と練習に欠かせない“トレーニング”もしっかり用意されている。“チュートリアル”は、基本的な操作から応用までをしっかり解説してくれるだけでなく、キャラクターごとの戦い方を学べる戦術指南も用意されている。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲さまざまなキャラクターが登場して、解説を行ってくれる“チュートリアル”モード。

 “トレーニング”モードでは、戦いのさまざまな状況を想定して、各種の細かな設定を行える。また、相手キャラクターの動きを一時的に記録して再生する便利機能も搭載される。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲“トレーニング”モードの設定画面。非常に細かい部分まで設定が可能だ。

【チャレンジ】

 “チャレンジ”モードは、実践的なキャラクター操作の習得を目指して、さまざまな課題に挑むモード。挑戦する課題は、キャラクターごとに用意されている。各課題のサンプル動画をスロー再生する機能や、コマンド入力のキーログ表示機能(ON/OFF可能)も搭載される。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲画面の下部に表示されているのが、キーログ表示だ。

【NEW:アビス】

 “アビス”モードとは、キャラクターを強化しながらステージを進んでいくサバイバル形式のモードのこと。PS Vita版では、キャラクター性能を上げる装備アイテムに、カードゲームのようなコスト制が導入。これにより、装備の組み合わせによる戦略性が生まれ、新たなおもしろさが追加された。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲100階を通過しても、まだまだ先が……。アビス(深淵)の名を持つモードだけに、クリアはかなり難しそうだ。なお、本モードは1ラウンド制でコンティニューもできない鬼畜仕様となっている。
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲装備アイテムにコスト制が導入され、より戦略性が高くなった。

【ネットワーク】

 PS Vita版の“ネットワーク”モードでは、“ランクマッチ”と“プレイヤーマッチ”の2種類を選択できる。“ランクマッチ”は規定のレギュレーションで戦い、その記録がランキングに反映されるモード。対戦相手を探しながら、一部のオフラインゲームモードをプレイすることも可能だ。

 “プレイヤーマッチ”は、ランキングを気にせず対戦できるモードで、レギュレーションの自由な設定も行える。最大8名が参加できるルームを作成可能で、ルームは目的に応じて4種類のタイプを設定できる。なお、PS Vita版では“オンラインロビー”を使用できない。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』
『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲ネットワーク対戦でのモードや設定も充実! 対戦だけでなく、他プレイヤー同士の戦いの観戦も可能だ。

【プレイヤーマッチのルームタイプ】
・対戦・観戦……ルーム内の2人が対戦し、他のメンバーは観戦する。
・全員乱戦……ルーム内の全員が自由な組み合わせで同時に対戦する。
・トレーニング……2人でトレーニングを行う。他のメンバーは観戦する。
・リプレイ鑑賞……保存したリプレイデータを、ルーム内の全員で鑑賞する。


【アーケード&V.S.】

 アーケード版と同様、ストーリーを楽しみつつCOMキャラクターと対戦していく“アーケード”モードは、規定数のCOMキャラクターを倒すとクリアとなる。

 また、オフラインでCOMやプレイヤー同士の対戦を行う“V.S.”モードも搭載。同モードでは、好きなステージやBGMを選んで対戦できる。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲“アーケード”モードの画面。選択したキャラクターごとに、異なるエンディングが用意されている。

【スコアアタック&アンリミテッドマーズ】

 その他、最大でCOMキャラクター10体と戦って得点を競う“スコアアタック”モード、強化されたキャラクターと対戦してクリアタイムを競う“アンリミテッドマーズ”モードといったモードが搭載される。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲スコアアタックモードもアンリミテッドマーズモードも、10体を倒すとクリアだが、敗北するとその時点で終了となる。

■バランス:アーケード版の最新ゲームバランスに対応

 PS Vita版は、今年3月に行われた“ver1.10”へのアップデートで調整された最新のゲームバランスに対応。アップデート内容の詳細は、公式サイト内の““ver1.10”における変更・調整点”を参照してほしい。

『ブレイブルー クロノファンタズマ』 『ブレイブルー クロノファンタズマ』
▲コマンド入力の暴発を防ぐ調整の他、ほぼ全キャラに対してさまざまなバランス調整が行われた。

■インタビュー:裏話満載の開発者インタビューも必見!

 電撃オンラインでは、本作の開発者へのインタビュー記事を掲載している。プロデューサーである森利道氏やディレクターの遠藤良平氏に話を伺い、さまざまな開発秘話を掲載しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

→森利道プロデューサーへのインタビューはこちら!
→遠藤良平ディレクターへのインタビューはこちら!

(C)ARC SYSTEM WORKS

データ

関連サイト