2014年4月18日(金)
ポケモンは、7月19日に全国公開する映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 「破壊の繭とディアンシー」同時上映「ピカチュウ、これなんのカギ?」』について、ゲスト声優と主題歌の情報を公開した。
▲ピカチュウと一緒に写真撮影する渡辺麻友さん。 |
長編『ポケモン・ザ・ムービーXY 「破壊の繭とディアンシー」』にゲスト声優として出演するのは、三田佳子さん、山寺宏一さん、中川翔子さん、足立梨花さん、中川家(剛さん・礼二さん)の6名。また、短編『ピカチュウ、これなんのカギ?』のナレーションには、渡辺麻友さん(AKB48)が起用される。
主題歌を担当するのは、メンバーが皆『ポケットモンスター』のファンだというガールズバンド・SCANDAL。主題歌の曲名は『夜明けの流星群』で、作詞にはメンバーのTOMOMIさんも携わっている。この楽曲を収録したシングルCDは、7月16日にリリース予定だ。
今回の起用に関して、映画エグゼクティブプロデューサーの浅井認さんや、ゲスト声優として出演するキャスト7名、SCANDALの各メンバーからコメントが公表されているので以下に掲載する。
●ゲスト声優の起用について
今作も大女優の方から芸人さん、そして国民的アイドルまで幅広くご出演いただくこととなりました。アニメーションの世界ですと、実写映画ではなかなか絡みの見られないタレントさんや役者さん同士でも、違和感なく、1つのシーンに同居して演技をして貰えて、そこから全く新たな驚きや感動が生まれてきます。
三田佳子さんには、大女優の風格そのままに“生命を司る伝説のポケモン・ゼルネアス”を、演じていただき、山寺宏一さん、中川翔子さんというポケモン映画の常連の方にも、これまでと違った役柄で新鮮さを与えてくれると期待しています。中川家のお2人には、この物語のある種キーになる役柄を、普段芸人さんとしてTVや舞台でみせる表情と少し違った形で演じていただければと思います。足立梨花さんの、小悪魔的なお姉さんキャラにも注目していただきたいです。
そして、子ども達にも絶大な人気を誇るAKB48から、渡辺麻友さんに短編ナレーションをご担当いただけることになりました。みなさんのお力をいただいて、この夏の映画興行を盛り上げていきたいです!
●SCANDALの起用について
ポケモン映画の主題歌は、何よりもポケモンの世界を愛してくれる方に担当してもらうのが一番です。そこへいくと、ポケモン映画で好きな主題歌(『風といっしょに』『小さきもの』など)が、次々と出てくるほど、子ども時代夢中になってくれていた彼女たちが、大人になり、ミュージシャンとして主題歌を歌い演奏する時が来るというのは、偶然ではなく必然だと感じています。新シリーズになり、メガシンカした映画と同じく、前向きな歌詞と切ないメロディで、メガシンカしたSCANDALのバンドサウンドは、今年の夏休み、映画館を訪れる子どもたちの一生の思い出になってくれると思います。
(短編のナレーションを担当することになり)すごく嬉しいです! 映画は『ミュウツーの逆襲』を家族と一緒に観に行き、ゲームも姉と一緒にやっていました。短編はポケモンたちが本当に可愛らしくて癒される作品。楽しんでもらえるように頑張らなくてはと感じました。夏休み公開の作品ということで、全国の子どもたちにぜひ劇場で観ていただき、この夏一番の素敵な作品になるよう、お手伝ができればと思います!
●三田佳子さん(ゼルネアス役)
初めて声優のお話を聞いた時は「あら、驚いた!」という感じでした(笑)。長くこの世界でやってきて、生きてきたキャリアや人生観などトータルなもので、この役に声をかけていただいたのかなと思いました。私の存在をピカチュウたちを通して、知ってもらえるというのは、うれしいです。孫に好かれる精神が、この世界でも活かせればと思います。
●山寺宏一さん(ニンジャ・ライオット役)
皆勤賞継続中です! 本当に嬉しい! でも『ポケモン・ザ・ムービーXY』として初の劇場版なので、初心に帰って頑張ります!(そもそも毎回役が違うので、いつもドキドキなんですが) 今回はゲッコウガを使う忍者盗賊の役。そういえば子どものころ『忍者部隊月光』という番組が大好きで、よく忍者ごっこをしていたっけ……。そのころを思い出して精一杯演じます!!
●中川翔子さん(ミリス・スティール役)
8年目のゲスト声優の役が、久々の人間役! 今まで演じたことのない、やってみたかった役に挑戦できるので、とても楽しみです。色んな顔を見せるキャラクターなので、新たな中川翔子を見ていただけると思います。今までの8年間のすべてを込めて、頑張りたいと思いますので、ぜひ、劇場で観ていただけるとうれしいです。
●足立梨花さん(マリリン・フレイム役)
ここ最近で一番うれしいことだったので、テンション上がりっぱなしで、「マジですか?」「マジですか?」と連呼してしまいました(笑)。小さいころからゲームもやっていたし、アニメもずっと見ていたので、すごくうれしいお仕事でした。この映画を観て、子どもたちにさらにポケモンを好きになってもうらえるように、私も頑張りたいと思います。
●中川家
(中川剛さん:メレシー役、中川礼二さん:アルガス・スティール役)
(礼二さんのコメント)「え、なぜだ?」それが、一番最初にこの話を聞いた時に返した言葉です(笑)。お笑いをやっていますけど、声優は初めてで、素人なので、みなさんに負けないように、自分を出せればいいのかなと思います。子どもたちは、僕の顔がわかるかどうかわかりませんが、楽しみにしていただければと思います。
●HARUNAさん(Vocal&Guitar)
今回主題歌を担当させていただけると聞いた時は、飛び上がるぐらいうれしかったです。ポケモン第一世代と呼ばれる私たちですが、夏休みのポケモン映画第1弾『ミュウツーの逆襲』が上映される時に、友だちみんなでワクワク待ち遠しくしていたのをつい最近のことのように覚えています。そんな長年に渡ってキッズたちに愛されてきた夏休みのポケモン映画、私たちの記憶にずっと残っているように、これからの未来をになう子どもたちの記憶に焼きつくよう、私たちの楽曲でさらに盛り上げていければなと思います!
●TOMOMI(Bass&Vocal)
小学生のころ、休み時間の話題はいつだってポケモン。まさに私たちの青春そのものでした。今回の『ポケモン・ザ・ムービーXY 「破壊の繭とディアンシー」』が、初めて観る映画になる子どもたちも沢山いると思います。あのころの私たちが抱いた興奮と感動と同じくらい、いやそれを越えるものを持って帰っていただけるように、精一杯心を込めて作りました。ラストまで楽しんでいただけたらうれしいです。
●MAMI(Guitar&Vocal)
生まれて初めて観た映画はポケモン。今にもポケモンたちが画面から飛び出してくるんじゃないかと思うくらいの迫力と、子どもながらに映画の世界に入り込んでボロボロ泣いたのを覚えています。ポケモンのゲームも大好きで、『ポケットモンスター赤・緑』『ポケットモンスター青』のころから最新作『ポケットモンスター X・Y』までプレイしているので、そんな自分の人生には欠かせないポケモンに携われて、とてもうれしいです! ポケモンたちの活躍を私たちの曲で応援できたらなと思います!
●RINA(Drums&Vocal)
今回、映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 「破壊の繭とディアンシー」』の主題歌を担当させていただくことになりました! ポケモン世代ド真ん中の私たちにとっても、とてもうれしいことです。誕生日プレゼントで初めてもらったゲームもポケモンで、思い返せばポケモンがそばにある幼少期でした。今回が初めて観る映画になる子どもたちが、初めて覚えた歌が『夜明けの流星群』になって、それが大人になった時に子どものころを振り返ると頭の中で自然に再生されたらうれしいです。ライブでやるのも楽しみです!
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