2014年5月1日(木)
日本一ソフトウェアは、9月25日に発売するPS3用ソフト『神様と運命覚醒のクロステーゼ』の新情報を公開した。
『神様と運命覚醒のクロステーゼ(神クロ)』は、日本一ソフトウェア20周年記念プロジェクトの1つとして開発されたダンジョンRPG『神様と運命革命のパラドクス(神パラ)』の続編。前作の主人公・神楽坂レンヤが神様となって強大な敵を討ち滅ぼしてから数年後の世界を舞台に、新たに神様として選ばれた1人の少年の“運命の覚醒”を巡る物語が描かれる。
公開されたのは、魔界に属するもう1人の神様や魔軍元帥など魔界を中心にした情報と、転神後の能力を強化させる育成システム“結晶育成”についてだ。
運命覚醒結晶から生まれた神様が、魔界にも存在することが明らかにされた。魔界における神は“邪神”と呼ばれ、その絶大なる力から悪魔側の主戦力になっている。さらに、今回公開された邪神・狗神ヒエンは、主人公・神風シンと同じで元々は人間だったという。
以下で、狗神ヒエンをはじめ、天使討伐軍のリーダーを務めるフェレスや魔界に関する3つのキーワードを紹介しよう。
※キャラクターデザイン:堀愛里 |
魔界で生み出されし“運命覚醒結晶”を宿した“邪神”の一柱。己の力を高め、より強き者と戦うことを目的とし、正々堂々とした戦いを求めている。
戦闘時は常に悪魔の力を解放しており、その力は上級悪魔を凌駕するどころか、同じ神であるシンの遥か上をいく。悪魔側の重要戦力として、シンたちの前に立ちはだかる。
※キャラクターデザイン:堀愛里 |
魔界で魔軍元帥を務める天使討伐軍のリーダー。見た目は子どもだが、大人顔負けの軍略の鬼才であり、あらゆる奸計を駆使して戦う。
敵はおろか、味方までも平気で捨て駒にし、自身は高みの見物を決め込む。そのため、天使たちだけでなく、味方のはずの悪魔たちからも危険人物として扱われている。
悪魔たちが住まう広大な大地。大半が荒野で、肥沃な土地がある場所にのみ集落が築かれる。発展している場所だけが異様に目立ち、そうでない場所との貧富の差も激しい。魔界の重要施設“魔力精製所”を中心に整備が進み、社会基盤が形成されつつある。
▲魔界:荒野 | ▲魔力精製所 |
魔界の住人で背中に黒い羽を持つ。天界の天使たちと、長きに渡って戦争を繰り広げている。数年前に強大な悪魔サタナディアが1人の“神”に敗れるも、戦況は覆らず、悪魔側の圧倒的優勢が続いている。大多数の悪魔は魔軍元帥・フェレスの指揮下に置かれているが、彼女を慕っている者は少ない。
魔界の運命覚醒結晶から生み出されたもう1人の神。天使たちがそうしたように、魔界側でも対天使用の神を生み出す研究が進められていた。その製法や基本性能は天界の神と同じだが、邪神誕生時に生贄にされる天使と悪魔は完全に魂を抜き取られ、死ぬことになる。
▲邪神・狗神ヒエン(悪魔形態) |
▲魔力精製所の破壊をもくろむシンの前に突如として邪神・狗神ヒエンが立ちはだかり、悪魔形態に姿を転じて襲いかかる。 |
▲神様として未熟なシンには成す術もなく……。ヒエンのように強大な力を持つ邪神は他にも存在するのだろうか。 |
神風シンの転神後の能力(天使形態や悪魔形態の能力)は、運命覚醒結晶を育成することで上昇する。これを“結晶育成”と呼び、転神形態を繰り返し強化することでダンジョンでの探索・戦闘を有利に運べる。
▲結晶育成の育成領域は、運命覚醒結晶を中心に天使形態(左)と悪魔形態(右)で別々になる。 | ▲HP、ATK、DEFといったパラメータ以外に、新たな転神技の習得に関係するものもある。 |
▲育成領域の中で複数の分岐が存在。能力を解放した後は、隣接する育成地点へと進める。 |
結晶育成はCP(クリスタルポイント)を消費して行う。CPの取得方法は、大きく分けて主人公のレベルアップ、究極の選択、ヒロイン(ジュピエル、アルル)との交流の3つになる。
▲レベルアップ | ▲究極の選択 | ▲ヒロインとの交流 |
また、“究極の選択”と“ヒロインとの交流”から取得できるCPは、天使CP(天使形態強化用)と悪魔CP(悪魔形態強化用)がある。そのため転神形態の強さは、特にヒロインとの交流の深さに左右される。
▲悪魔・アルルとの交流が深まれば、悪魔形態を強化するための悪魔CPが手に入る。 |
▲天使形態の育成領域はATKを上昇させやすい。近接攻撃に特化した転神技も習得でき、一撃で敵を倒しやすくなる。 |
▲悪魔形態の育成領域ではDEFを強化しやすく、戦闘で力尽きにくくなる。敵と場所を入れ替えるなどのトリッキーな転神技も。 |
▲結晶育成以外にも、能力を大きく強化したり、戦闘を有利に進めたりする方法があるというが……? |
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※画面は開発中のもの。
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