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2014年4月28日(月)

『ブレイドアンドソウル』における職業選びの知識をレクチャー! 電撃オンライン枠でテスター1,000名も募集中!!

文:菊池紘平

 正式サービス開始日(5月20日)が、あと3週間ほどに迫ったエヌシージャパンの新作オンラインRPG『ブレイドアンドソウル』。前回のプレイレポートでは独特な世界観やテンポのいい操作性などを紹介したが、今回の後編では職業による違いやレイドボスとのバトルなど、お伝えし切れなかったポイントについて解説する。

『ブレイドアンドソウル』

■職業によって異なるバトルスタイル!

 4つの種族と6つの職業の組み合わせについては既に紹介した通りだが、職業の違いによってまったく違った戦闘を楽しめるのが大きなポイントだ。ここでは、暗殺者、剣術士、拳闘士、滅砕士、召喚士、魔道士の6つの職業をすべて解説。種族によるパラメータの違いはないが、選べる職業は選んだ種族によって限られるので、キャラクター作成時には注意しよう。

 ●4つの種族の特徴

●ジン族(男性/女性):剣術士/拳闘士/暗殺者
 知恵と努力の象徴である玄武の気を受け継ぐ種族。強い好奇心と精神力を持ち、無限の可能性と潜在力を秘めている。

●ゴン族(男性/女性):拳闘士/滅砕士
 古代龍の末裔として知られ、強靭な肉体を誇る種族。勇猛で破壊的な性格が災いし、一般人からは恐れられている。

●リン族(男性/女性):魔道士/召喚士
 大きな耳と尻尾を持つ、小柄でかわいらしい外見の種族。麒麟の力を受け継いでいる。生まれつき繊細で五感に優れるため、ほかの種族よりも生命力が強い。

●クン族(女性のみ):剣術士/魔道士
 鳳凰の気を受け継ぐ種族。優雅さと気高さ、そして美しい外見を誇る。芸術を崇め、世間のことよりも自然との触れ合いを好む。

『ブレイドアンドソウル』

●剣術士(使用武器:剣)

【クラス難易度(1~5):3.5(難しい)】
・攻撃……5.5
・連携……5.5
・保護……2
・防御……5
・距離……4
・統制……3
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 剣術士は攻守のバランスに優れており、モンスターとの1対1の戦いだけでなく、敵味方入り乱れての混戦や対人戦などでも幅広く活躍できる。前方からの攻撃を防ぐ“遮断”や、ダウンした敵をさらに攻撃する“下段斬り”など、バリエーションに富んだスキルを数多く有している。パーティをサポートする戦い方も十分に可能だが、そのスキルの多様さから、操作の難易度は少々高め。ただ、その汎用性の高さのおかげで使い勝手はいい。

 剣術士の戦闘においてキーとなるスキルは“遮断”。防御可能な時間は限られるが、自分が受けるダメージをゼロにできるうえ、こちらの攻撃をキャンセルしていつでも割りこませることが可能だ。

『ブレイドアンドソウル』
▲遮断は、武器を構えて敵の攻撃をシャットアウトするスキル。敵から攻撃を受けそうになった時にいつでも使用できるよう、あらかじめ意識しておこう。

『ブレイドアンドソウル』

●拳闘士(使用武器:小手)

【クラス難易度(1~5):4.5(とても難しい)】
・攻撃……6
・連携……7
・保護……3
・防御……4
・距離……2
・統制……0
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 攻撃のリーチは短いものの、連続でつながるスキルを多く持っている拳闘士。1対1での戦いではかなり有利に立ち回ることが可能だ。そのため、強力なレイドボスとの戦闘でも主力として活躍できる。反面、攻撃範囲の狭さから1人で複数の敵を相手にするのは厳しいので、できるだけパーティを組んで戦うことをオススメしたい。

 拳闘士で注目すべきスキルは“反撃”。これを発動した際に敵が攻撃してくると、自動カウンター攻撃をノーダメージで繰り出せる。上手に活用してピンチをチャンスに変えていこう!

『ブレイドアンドソウル』
▲自動でカウンター攻撃を繰り出せる“反撃”。敵の反撃を封じるためにも、積極的に多用していきたいスキルだ。

『ブレイドアンドソウル』

●暗殺者(使用武器:小太刀)

【クラス難易度(1~5):4(難しい)】
・攻撃……3
・連携……5
・保護……4
・防御……1
・距離……3
・統制……5
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 戦闘においてトリッキーに立ち回る暗殺者。敵を状態異常にするスキルを持っていたり、地面に設置して敵を罠にハメるようなスキルを多数持っている。とくに1対1の戦いでは、敵の動きを制限するスキルを駆使して一方的に攻撃することも十分に可能。ただし、前線で戦うタイプの割に防御力が低いので、複数の敵と戦う時はなるべく距離を保っておくか、パーティを組んで仲間の陰に隠れていよう。

 暗殺者にとって重要なスキルは、透明になって敵の視線から逃れる“潜入”。まさに暗殺者にふさわしいスキルだと言える。追い詰められた時にはこのスキルを使って反撃に転じよう。

 
『ブレイドアンドソウル』
▲敵の猛攻から逃れるのに役立つだけでなく、反撃の基点としても活用できる“潜入”。このスキルを使うと敵がこちらを見失うため、非常に有利な状況を作り出せる。

『ブレイドアンドソウル』

●滅砕士(使用武器:斧)

【クラス難易度(1~5):2.5(普通)】
・攻撃……4.5
・連携……4
・保護……4
・防御……4
・距離……1
・統制……3
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 滅砕士は、攻撃のモーションは遅いものの、HPが非常に高くて肉弾戦に適している職業。巨大な斧を使った攻撃は命中範囲が広いので、1対1でも、複数の敵との戦闘でも非常に頼りになる。さらに、敵にデバフ(状態異常)を付与するスキルも習得できるので、前線で戦いつつ仲間の援護をすることも可能だ。

 複数の敵に囲まれた際にオススメのスキルは、360度回転しながら周囲にダメージを与える“旋風打撃”。ダメージを与えるのと同時に、周りの敵から攻撃を受けづらくなるという防御の側面も備えている、非常に強力なスキルだ。

『ブレイドアンドソウル』
▲攻守の両面において多大なメリットがある旋風打撃。しかし、使用する際には多くの内力を消費してしまうというデメリットも。

『ブレイドアンドソウル』

●召喚士(使用武器:杖)

【クラス難易度(1~5):2(簡単)】
・攻撃……4.5
・連携……2.5
・保護……3
・防御……2
・距離……4
・統制……4.5
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 召喚士は、ネコの姿をした召喚獣を使役しながら戦う一風変わった職業。召喚獣はプレイヤーの動きとシンクロするように行動し、オートで攻撃に参加してくれる。召喚獣を前線で敵と対峙させて、自分が攻撃をできるだけ受けないようにすることで、防御力が低いという欠点を補うことが可能だ。また、任意のタイミングで召喚獣自身が持つ攻撃スキルを発動させることもできる。ただし召喚獣にもHPが設定されているので、戦闘不能にならないように常に目を配りながら戦おう。

 召喚士には、敵を追尾して継続してダメージを与えてくれる“スズメバチ”をはじめとする強力なスキルが存在するが、いずれも発動のための詠唱に時間が掛かる。召喚獣との連携を考えながら戦おう。

『ブレイドアンドソウル』
▲発動までに一定の時間が必要なスキルを使う時には、敵の注意が召喚獣に向くように立ち回るのがベスト。

『ブレイドアンドソウル』

●魔道士(使用武器:気功牌)

【クラス難易度(1~5):3(普通)】
・攻撃……6
・連携……5
・保護……1.5
・防御……1.5
・距離……5
・統制……2
※クラス選択時に表示される評価(0~7)。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 遠距離での戦闘に特化した職業で、主に気功術を使って戦う。敵の動きを封じるスキルをもっており、いずれも敵の数に関係なく活用できるので、使い勝手もいい。しかし、後方支援の色が強いために防御力は低めとなっている。そのため、強力なボスとのバトルや対人戦では、なるべく単独で戦うのは避けたいところ。

 基本攻撃となる“烈火掌”を敵に当てると、その敵が“火気”に侵された状態になる。火気は、攻撃を当てた回数だけたまっていく(最大で5段階)。そして、より多くの火気がたまった状態で“衝撃波”のスキルを当てると、大爆発が発生! また氷結弾で敵の足止めを行うのも重要だ。

『ブレイドアンドソウル』
▲烈火掌で敵に火気をためると、衝撃波を放った時に大爆発を引き起こす。また氷結弾で“寒気”をためると、さらに違った効果も?

■次々と変化していく風景! 縮地を使って移動もラクラク

 序盤のエピッククエスト(メインストーリー)はチュートリアルを兼ねており、時折送られてくる“書信”を読むことで、ジン・ヴァレルの襲撃から逃れた兄弟子“ユウ先輩”から戦闘スキルのコンボを教わることができる。またエピッククエストのクリア時にもらえる経験値でどんどんレベルアップし、新たなスキルを習得していける。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 初めて遊ぶプレイヤーにとっては覚えることが多く、なかなか余裕がないのも事実だが、周りの景色やモンスターにも目を向けてみよう。

 冒険の舞台は、ムイル峰から竹林村、亡者の森、そして緑明村へと移り変わっていくのだが、メインストーリーが進行していくにつれ、いくつかのシステムも開放されていく。遠距離の移動をより手軽にしてくれる“縮地”も、その1つだ。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』
『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』

 クエストでいろんな場所を訪れていると、遠くへ向かう機会も増えていく。その都度、徒歩で移動していたら、時間がいくらあっても足りなくなってしまう。“軽功”と呼ばれる特殊な移動方法(ダッシュや空中浮遊、壁走りなど)を活用すると移動時間を短縮できるが、スタミナがつきれば普通に戻ってしまう。

 そんな時に縮地を使えば、マップ上でグリーンのアイコンで表示されている場所まで、一瞬で移動することが可能だ(マップを開いて場所を指定すれば、どこからでも移動可能)。ただし、自分がまだ行ったことのない場所ではアイコンが表示されない仕組み。また、移動距離が長くなるにつれて掛かる費用が増えていくので、自分のお財布とよく相談して活用していこう。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』
▲どんなに近い場所でも、最低でも1回はその場を訪れておかないと、縮地を使うことはできない。いつでも縮地で移動できるようにしておくと便利!

 なお、ジン・ヴァレルの襲撃から始まる試練やユウ先輩とのかかわり合い、練りこまれたストーリーも本タイトルの注目ポイント。序盤のチュートリアルが終わるころには、そのドラマティックな展開にも魅せられているだろう。

■同じ種類の宝具をつけてステータスをパワーアップ!

 本タイトルでは、さまざまな意匠を凝らした衣装アイテムを身に着けて、自分なりのファッションを楽しむことができる。しかし、これらの衣装アイテムは、自分のステータスを強化してくれることはない。ステータスをアップしてくれるのは“宝貝(パオペエ)”と呼ばれるアイテムだ。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』
▲異なる勢力の衣装を着用すると、PvPバトルが可能になるというシステムも。

 宝貝は最大8つを同時に装備できる。ただし、その形状によって装備できる箇所が限られているので、複数の宝貝を持っていたとしてもすべて装備できるとは限らない。具体的には、八角形のスロットがあり、それぞれの形に合わせて8パターンの形状の宝貝をはめ込む仕組みとなっている。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』
▲宝貝は、種類がバラバラだと効果が薄いうえ、カバンの中での見栄えも悪い。全部そろえれば1つの絵が完成するという楽しみもあるので、根気よく集めよう。

 また宝貝はさまざまな種類に分かれており、同じ種類の宝貝をセットすることで、その効果が増幅されていく。序盤では、“亡者命中宝貝”や“衝角致命宝貝”などが手に入るはず。3個セット、5個セット、8個セットでボーナスが増加するので、プレイヤー同士の取引などを利用してそろえることをオススメしたい。

 なお武器および宝貝は、精練を行うことでその能力を高めていくことが可能。武器の精練には材料として別の武器が、宝貝の精練には別の宝貝が必要となる。さらに、武器や宝貝を分解して得られる合成元素が必要になることもあるので、不要なアイテムはどんどん分解してOKだ。

『ブレイドアンドソウル』
▲アイテム強化のシステムは、自警団詰所にいるNPC“チュダ・ファーヨ”から手順を教えてもらえる。彼女の美貌(?)にも注目!

■圧倒的に強いレイドボスには万全の準備で挑め!

 複数の敵と戦う場合には注意が必要だが、レベルが適正であれば、通常の強さの敵を相手に戦うのは苦労しない。しかし、広大なフィールドにも意外な敵が待ち受けている。それがレイドボスだ。レイドボスが出現する場所の近くにいくと、他のプレイヤーを募集するためのボタンが表示されるので、すぐに気づくことだろう。

『ブレイドアンドソウル』 『ブレイドアンドソウル』
▲おそらくは最初に出会うことになるレイドボスは、墓地をうろつく千霊キョンシー。四肢を使った素早い攻撃を多用してくるうえ、攻撃しても大して減らすことのできない膨大なHPを誇っている。亡者の森に巣食うキョンシーたちの親玉的な存在だろうか。

 レイドボスは、他の敵とは一線を画すほどの強さを備えており、非常にパワフル。HPがべらぼうに多く、攻撃力も高いので、最初に出会った時は無理に戦おうとせず、十分にレベルを上げてから挑むことをオススメしたい。もちろん、他のプレイヤーを誘って一緒に闘ってもOK。

 見事撃破に成功すると、“精魂”と呼ばれる素材が手に入る。これは、ルーレット式の景品交換所を利用する際に必要となるアイテムで、武器やアイテムなどの豪華な景品が獲得できるハズだ。

『ブレイドアンドソウル』

 前編と後編でお届けした今回の紹介記事だが、いかがだっただろうか。これを読んで、『ブレイドアンドソウル』に少しでも興味を持っていただけたら幸いだ。今回は紹介できなかったが、個人またはパーティで対人戦を行う“比武大会”や、ランダムでパーティを組んでレイドボスに挑戦する“統合ダンジョン”など、興味深いシステムも多数用意されている。超大型オンラインゲームの幕開けは間もなく!


■電撃オンラインの読者の中から1,000名をベータテストに招待!

 ますます期待が高まる『ブレイドアンドソウル』。今回、電撃オンラインの読者の中から抽選で1,000名を、5月7日~5月9日のスケジュールで実施されるクローズドベータテストに招待します! さらにその中から抽選で100名に、5月13日~15日に行われるリミテッドトライアルの参加権をプレゼント!!

●クローズドベータテスト サーバーオープン時間
・5月7日(水)18時~23時59分まで(6時間)
・5月8日(木)18時~23時59分まで(6時間)
・5月9日(金)18時~23時59分まで(6時間)
※オープン時間は前後する場合があります。
※突発的な切断やメンテナンスが発生する場合があります。

 またクローズドベータテスト参加者には追加特典として、正式サービス開始後に衣装アイテムがプレゼントされます。さらにテスト中に実施されるミニイベントに参加すると、経験値アップアイテムが贈られるとのこと(正式サービス開始後に配布)。

 参加を希望する人は、下記のリンクから『ブレイドアンドソウル』の特設サイトにアクセスして手続きを行ってください。締め切りは4月29日(00:00)となっているので、申し込みはお早めに!

【CBTの参加申し込みはこちら】


『ブレイドアンドソウル』
▲クローズドベータテストの参加特典としてプレゼントされる衣装。

Blade&Soul(R) is a registered trademark of NCSOFT Corporation.
Copyright (C) 2014 NCSOFT Corporation.
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データ

▼『ブレイドアンドソウル』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2014年5月20日
■プレイ料金:未定

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