2014年4月26日(土)

【ニコニコ超会議3】『新生FFXIV』ブースでは一日中ステージだらけ! 初日に行われたプロデューサーレターLIVEの内容もちょっとお届け

文:megane

 本日4月26日より千葉・幕張メッセで開催されている“ニコニコ超会議3”。ここではホール3にあるスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』ブースの模様についてお届けする。

 2013年に行われたニコニコ超会議2では、日本マイクロソフトとの共催ということで出展されていた『新生FFXIV』ブース。今回は『新生FFXIV』単体で、しかも3倍の規模で登場している。

『新生FF14』

 2013年8月に正式サービスインしたということもあり、すでにプレイしていると思われるユーザーでごった返していた『新生FFXIV』ブース。そのメインコンテンツはニコニコ生放送でも流しっぱなしのステージイベントである。

 その他、来場者にモーグリのフェイスペイントを施す“モーグリになってみた”コーナーや、ゲームにも登場する蛮神“リヴァイアサン”と8人パーティで戦う“真・リヴァイアサン討滅戦バトルチャレンジ”、物販コーナーなどが用意されている。

『新生FF14』 『新生FF14』
▲バトルチャレンジ ▲物販コーナー
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▲専用のメイクさんがモーグリメイクを施してくれる。前回はミコッテメイクが用意されていた。
『新生FF14』 『新生FF14』
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▲『新生FFXIV』の華とも言える公式コンパニオンさん。実際に本作をプレイしている方もおり、ゲームと同じモーションでの撮影もお手の物だ。ブース内にいるので、気軽に撮影にも応じてくれる。

 ここでは午前中の11:00より開催された“出張プロデューサーレターLIVE”について、ダイジェストで内容をお届けする。

『新生FF14』

 去年に引き続き、ミコッテ(男)のウィッグとメイクで登場した吉田直樹プロデューサー、その相方を務めるコミュニティマネージャーの室内さん。そして今回のゲストとして、本作のUI周りを総括している皆川裕史さんが登場。皆川さんはこれまで『マジカルチェイス』や『伝説のオウガバトル』、『タクティクスオウガ』、『ファイナルファンタジーXII』といった作品で開発に携わったベテラン開発者だ。

『新生FF14』 『新生FF14』
▲ミコッテメイクで登場した吉田さん。ウィッグはアデランスの手によるもので、メガネを本当の耳にかけられないほどの本格的な作り。
『新生FF14』
▲リードUIアーティストの皆川さん。

 プロデューサーレターLIVEというコーナー名だが、今回の主役は皆川さんということで、吉田さんはコーナーそっちのけでトンベリサーバーに作られたキャラクターを使って、実際にプレイしているユーザーとの交流を楽しんでいた。

 皆川さんへの質問の中で、UIのサーバー保存についての回答もあった。UIの設定をサーバー側で保持して、どのPCでも、どの機種でも同じUIを使えるようにならないか、という質問だが、開発側でももちろん検討はしているという。しかし、実際にUI保存に関するサーバー増築の見積もりをとったところ「吉田さんが真顔になるくらいの額」が出てきたということで、別のやり方でどうにか実現できないかというところを探っているという。

 いくつか皆川さんへの質問が送られて、その質問に答えている最中、吉田さんはエンドコンテンツの1つ“極リヴァイアサン討滅戦”にユーザーの7人と一緒にチャレンジ。素でゲームを楽しんでいる様子がステージを通して伝えられた。

『新生FF14』
▲本番中にユーザーとエンドコンテンツに参加し始めた吉田さん。

 後の質問でニコニコ生放送を通じて「吉田さんのいいところは?」と聞かれた皆川さんが、「こうして自分で作ったゲームをきちんと楽しんでいるところ」と答えていた。

 なお、プロデューサーレターLIVE内では、今後配信されるパッチの情報などもいくつか公開された。武器の強化クエストである“ゾディアックウェポン”続編がパッチ2.25で延期された理由について、プロデューサーレターでその理由を説明してはいるものの、説明が不十分だったということで改めて説明された。

 延期の理由は、開発の想定よりもパッチ2.2のゾディアックウェポン最終段階であるアニムスの完成数が少なかったというだったが、これについて吉田さんは「現状で一本道の山登りをしている状態で、その先をまた積み上げてしまうと頂上が遠くなり、やめてしまう人も増えてしまう。現在はアニムスより先に必要なアイテムの入手経路を増やす調整を進めている」と語った。

 また、アニムスよりも前の段階であるアートマを集めるF.A.T.E.について、レベルシンクを手動ではなく、自動でできないかという質問も寄せられていたが、これについて皆川さんから開発の中でオプション設定によって自動にできる案も出ていると語られた。

 その他、全世界から要望が寄せられていると語っていたキャラクターの種族や容姿、性別などを変えられるアイテム“幻想薬”について、5月中に一度プレイヤーに配布を考えているとのこと。ただ、アイテムとして購入できるシステムを現在構築中ということで、2.3で販売システムを変えて実装する予定と明かされた。

 なお、パッチ2.1で実装されたハウジングのさらなる展開として、すでに発表済みのものとしてフリーカンパニーのハウジング内に作る個人ルームと、個人で家が持てる個人ハウジングの2つが予定されているが、先に実装されるのは個人ルームになるとのこと。また、現在進行中のものとしてゴブレットビュートの改装などが明かされた。ミストヴィレッジ、ラベンダーベッドに比べてどうしても人気で劣ってしまうゴブレットビュートのテコ入れのため、まずエリア内の各所にせり出した岩を撤去。さらに砂埃をなくし、水もきれいに浄化。そして星空がきれいに見えるエリアにするという。

『新生FF14』 『新生FF14』
▲プロデューサーレターLIVEの後に行われた皆川さんのステージでは、FF14をプレイしている開発者のUIが紹介されていた。中には『タクティクスオウガ』などを作った松野泰己さんや、レベルファイブ社長の日野晃博さんのものまで……。

 会場では今もステージが行われており、ユーザーと一緒に楽しめるコンテンツも数多く用意されている。4月27日も同様にさまざまなステージが行われるので、ニコニコ生放送でその様子を見ているのもよいし、現地を訪れてその空気を肌で触れてみるのもオススメだ。

 4月26日と4月27日のニコニコ生放送のスケジュールなどについては、特設サイトを参照してほしい。

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