2014年5月14日(水)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、SCEより2008年3月19日に発売された、視点を回転させることで一見つながっていない道をつなげていくパズルゲーム『無限回廊』のPSP the Best版。
実際は途切れた道であっても、途切れ目が遮蔽物で隠されてしまうと、2つの道はつながっているように見える。奥に向かう道と、上に向かう道は、どちらも平面に書いてしまえば同じもの。本作は、こういった人間の“目の錯覚“や“主観的な感覚”が、ゲーム内で真実になるというのがコンセプトのパズルです。
自動的に歩く人を目的地に導くため、あっちの途切れ目を隠し、こっちの道を上に向かう道のように見せかけ……と、序盤は試行錯誤の連続。そこを乗り越えて“気づいた”瞬間がとにかく気持ちのいい作品です。
ゲーム画面を見ての通り、ビジュアルは簡素ですが、それも本作の雰囲気作りにひと役買っています。エッシャーのだまし絵のような、錯視を利用した絵画が好きな人はハマると思いますよ。(ライター:ophion)
(C) 2008 Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved.
データ