2014年5月5日(月)

『テイルズ オブ ゼスティリア』の新情報は5月31日の“テイルズ オブ フェスティバル”で! マチ★アソビ『テイルズ オブ』ステージレポ

文:megane

 5月3日より徳島で開催中のイベント“マチ★アソビ”。『テイルズ オブ ゼスティリア』ステージに、本作のプロデューサーを務めるバンダイナムコスタジオの馬場英雄プロデューサーと、『ビバ★テイルズ オブ マガジン』編集長の豊島秀介さんが登場した。

『テイルズ オブ ゼスティリア』
▲『テイルズ オブ ゼスティリア』プロデューサーの馬場英雄さん(左)と『ビバ★テイルズ オブ マガジン』編集長の豊島秀介さん(右)。

 特に大きな新発表はないと言われていた本ステージだが、豊島編集長の言葉巧みな誘導質問により、馬場さんが思わずポロリしそうになってしまう場面もあった。

 ここではそんなステージの内容をダイジェストでお届けしていく。

■“テイルズ オブ フェスティバル 2014”の初日ステージイベントで
 『テイルズ オブ ゼスティリア』の新発表をドドーンと予定

 1週間前に幕張メッセで行われたニコニコ超会議3にて、本作に関するいくつかの発表を行っているということもあって、このマチ★アソビの会場では、ゲーム内容に関する何かしらの新発表が行われることはなかった。しかし、5月31日~6月1日に開催予定のイベント“テイルズ オブ フェスティバル 2014”の初日に、本作に関する発表が数多く用意されているとのことだ。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 なお、“テイルズ オブ フェスティバル 2014”で行われる本作のステージについては、ニコニコ生放送での配信も予定されているとのことで、会場に足を運べないという人でも最新情報をその目で見ることができる。

 また、『テイルズ オブ』シリーズの新たな試みとして、『テイルズ オブ ゼスティリア』のニコニコ生放送を毎月行うことも明らかになった。第1回めの放送は6月20日に行われる。情報の発信とともに、ユーザーとのやり取りなども行っていくとのこと。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

■気になる戦闘システムについて豊島編集長が追求
 “Fusionic”ってどういうこと?

 ニコニコ超会議3でついに明かされた本作の戦闘システム“Fusionic Chain-LMBS(フュージョニックチェイン リニアモーションバトルシステム)”。この名称について豊島編集長が馬場さんへと詰め寄った。“融合”などの意味を持つ「Fusion」という単語と「Chain」とはどういうことを意味しているのか。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 バトルシステムの内容については、“テイルズ オブ フェスティバル 2014”で種明かしをすると話した馬場さん。名前の公開から内容紹介まで期間があくことについては「皆さんに想像してもらう時間を作りたかった」と語っていた。

 今回のバトルシステムを手がけているのは、『テイルズ オブ グレイセス』でもバトルを担当していた有働さんとのこと。簡単な操作で爽快感を最大まで引き出すという、これまでの『テイルズ オブ』シリーズと同様のコンセプトで開発が進められている。

 また、本作のバトルエンカウントについて、フィールド上にモンスターがいて、そのモンスターにぶつかると戦闘に入るというのは従来通りだが、これまでのシリーズとは戦闘への入り方が異なるという。細かいところはまだ言えないとしながら、自然と戦闘シーンに入り、そして自然とフィールドに戻るというトピックのみが馬場さんから語られた。

■主人公・スレイと契約する天族のライラについて

 先日公開された新キャラクター・ライラ。彼女は記事で紹介している通り、主人公のスレイと契約して、スレイに導師の宿命を託すことになる。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 時おり突拍子もない発言をする、ふわふわとしたお姉さんキャラということだが、これには理由があるということも公開された。ライラにはその身に背負っているものがあるが、核心をつかれるようなことを言われても、それに答えることはできない。そうしたことをはぐらかすために、突拍子もない発言をしてしまうことがあるという。

 また、彼女は火を司る天族の1人であり、スレイは導師として彼女と契約することで、火の属性を自らの身に宿すことになる。ここで豊島編集長から、その他の属性についての質問が馬場さんにぶつけられた。が、詳しくはまだ言えないとのことだった。

『テイルズ オブ ゼスティリア』

 なお、ライラやミクリオ、エドナといった天族たちを、アリーシャたち人間は認識することができない。カットシーンなどでアリーシャが天族を見えていないふうに演出させて作っているとのこと。ただし、作品の中ではもちろんアリーシャも天族が見えるようになる。このあたりについては“テイルズ オブ フェスティバル 2014”まで待ってほしいということだった。

 開発の進行度については何とも言えないが、まだまだゲームが完成するにはもうちょっとかかる、と馬場さん。現時点で通しプレイが行えるくらいの進行になっているようだが、ここからの調整が長く、そしてこの調整に時間をかければかけるほど、いいものになると語っていた。

 この先もまだまだ気になる情報はたくさんあるが、まずは“テイルズ オブ フェスティバル 2014”で公開される情報について期待したいところだ。

『テイルズ オブ ゼスティリア』 『テイルズ オブ ゼスティリア』
▲ニコニコ超会議3で公開された新企画“天遺見聞録”。ユーザーにその想いなどを書き込んでもらい、1冊の本として仕上げていく。すでに出演声優などにも書いてもらっている。
『テイルズ オブ ゼスティリア』 『テイルズ オブ ゼスティリア』
▲発売中の『ビバ★テイルズ オブ マガジン』を手にする馬場さん。
『テイルズ オブ ゼスティリア』

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