2014年5月8日(木)

【藍井エイルのゲームは遊びじゃない。】第22回『モンスターハンター フロンティアG』~激闘・新モンスター! ディオレックス&フォロクルル編~

文:藍井エイル

 こんにちは、藍井エイルです。この『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』は、ゲームが大好きな私が、個人的に興味のあるゲームを遊んで感想を語っていくコーナーです。「軽い気持ちで遊んだら火傷してしまう!」、そんなハードな世界観でガッツリ遊べるゲームをプレイしたいと思います。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』

 第22回は前回に引き続き、カプコンさんの『モンスター ハンターフロンティアG(以下、MHF-G)』をプレイしていきます。前回のリオレイア討伐で、やり込んでいた頃の感覚を少しずつ取り戻してきましたが、今回は『MHF-G』で新登場したモンスターに挑戦していきます。新しい武器種で新モンスターに挑むとなると、『MHF』時代に覚えたノウハウはもう役に立たないかも(汗)。どうする私! どうなる私!?


●『モンスターハンター フロンティアG』とは?

 1人のハンターとなって、さまざまなモンスターを狩猟するオンライン専用ハンティングACT。狩猟したモンスターから手に入れた素材を使って強力な武器や防具を作り、より手ごわいモンスターに挑んでいく。狩猟には複数のメンバーでパーティを組んで向かうこともでき、クエストによっては最大32人でのマルチプレイも可能になっている。

 本作は当初『モンスターハンター フロンティア(以下、MHF)』というタイトルでリリースされていたが、2013年に“G級”を意味する大型アップデートを実装。そして、2014年4月23日に新武器種・穿龍棍が入った大型アップデート“GG”を実装!

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』

 新モンスターが相手ということで、ディレクターの木本龍己さんとマルチプレイで共闘していただくことになりました。フォスタやラスタもいいけれど、やっぱり生身の人との協力プレイが一番ですよね!

■キュートなウルキーが住む花畑は、危険がいっぱい

 最初に挑戦するのは新フィールド“花畑”に出没するフォロクルル。モンスターだけでなくフィールドも追加されているんですね。何が待っているのかわからない場所へ向かうのって、ほんとワクワクします。装備は前回から引き続き、オナブルGP一式に愛用の武器種・穿龍棍! 『MHF-G』ではまだ穿龍棍しか触っていないから、愛用もなにもないのですが(笑)。ともかく、花畑へ出発です。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲今回はディレクターの木本さんがハンターDとして同行してくれます。木本さんも穿龍棍を使うということで、動きを見て勉強したいと思います。

 ベースキャンプから出ると一面に広がる花、花、花!!! まさに花畑としか呼びようがない景色が広がっています。そんなきれいなフィールドで目に入ったのは2種類のモンスター。片方は定番モンスターのケルビですが、もう片方は新モンスターのウルキーです。

 ウルキーはハンターの味方で、木の実でハンターを回復してくれたり、どんぐり爆弾でモンスターを攻撃してくれたりと、さまざまな方法で狩りをサポートしてくれます。フィールドにいる獣人種といえば、回復薬を盗まれたり砥石を盗まれたりとロクな思い出がありませんが、ウルキーはハンターに友好的でサポートもしてくれるので、とっても助かります。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲花畑は地面にさまざまな色合いの花が咲いていて、めちゃくちゃカラフルです。
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲味方だとわかっていても、ついつい体が勝手にウルキーを攻撃してしまいます。習慣って怖いですね(笑)。

 色鮮やかで楽しげな花畑ですが、大型モンスターの立ち入らない入り組んだエリアに入ると雰囲気が一変します。岩陰にひっそりと咲く花々はどこか危険な気配がするものばかり。実際、上を通ると毒状態になる花もあり、致命傷にはならないまでも長居はしたくない場所です。

 そんな危険なエリアにひと際目立つ花を発見! 実は事前にPVを見ていたのでこの花がハンターを麻痺させつつ捕えるトラップだということは確認済みです。「じゃあなぜ来たのか」って? それは麻痺するハンターの仕草を見るためですよ。あの大げさなモーションが結構好きなんですよね(笑)。1つ1つの挙動が大げさなハンターですが、特に麻痺がお気に入りです。そんなわけで、カメラの位置を調整して……3、2、1、ダイブ!!!

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲麻痺した瞬間のハンターって、意外と余裕がありそうに見えますよね。

■炎、毒、麻痺。なんでもありのフォロクルル!

 花畑をひと通り探索し終えたところで、いよいよフォロクルルの狩猟開始です。って、デカっ! 鳥竜種と聞いていたのでクック先生くらいのサイズを想像していたのですが、目の前に現れたのはどう見てもリオレウスやベルキュロス並の飛竜種クラスのモンスター。小さい相手ならひたすら穿龍棍で踏みつけてカッコよく立ち回ろうと思っていたんだけどなあ……でも、諦めませんよ!

 あらかじめ木本さんに聞いたお話では、フォロクルルは周りの花の蜜を吸うと攻撃の属性が変化するそうな。とりあえず観察していると、エリアの隅っこにある赤い花から蜜を吸い始めました。明らかにスキだらけだったので攻撃を仕掛けてみますが、完全に無視されました。攻撃し放題なのはいいけれど、少しはコッチも見てほしいなぁ……。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲左が蜜を吸う前で、右が吸った後。吸った蜜によって尾羽の色が変わるようです。
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲フォロクルルが無視してくるなら、私だってファンゴと戯れてやります!(笑)

 フォロクルルの攻撃で特徴的なのが、液体を使った攻撃です。見た目はゲリョスとかヒプノックのブレスなのですが、こちら目がけて放射状に複数の液体を飛ばしてきたり、空中を飛び回りながら辺り一面に液体をばらまいてきたりして、どう避ければいいかサッパリ! しかも、地面に着弾しても安心できないから困りものです。着弾した液体はしばらく燃え続けるので、近づくとみるみるうちに体力が減っていくんですよ!!!

 そんなこんなでアタフタしながら狩猟を続けていると、フォロクルルが別のエリアへ。追い駆けてみると、ちょうど新しい蜜を補給し終えたところにご対面です。どんな攻撃を繰り出すのか怖いもの見たさで見守っていたら、うっかり液体がクリーンヒット。しかも毒の追加効果付きじゃないですか! 慌てて解毒薬を探してみたのですが、その間にもフォロクルルの攻撃は止まらず。毒ダメージもあって、あえなく1落ち。くそー!!!

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲モーションによっていろんな角度からブレスが飛んでくるので、慣れるまでが大変! ▲おなじみのセクシーなアングルで、ベースキャンプにご案内ー(泣)。

 気を取り直して戦闘エリアに戻ると、そこには奮戦する木本さんの姿が。同じ穿龍棍を使っているはずなのに、どうしてこうも違うんだろう。なんて思いながら狩猟を再開。とはいえ、私もハンターとして成長しているようで、相手の動きや液体をばらまく範囲も見えてきた感じ。もうフォロクルルなんて怖くないですよ!

 ただ、慣れてきたとはいえフォロクルルの液体の効果は本当に多彩で、麻痺や防御力ダウンなどいろいろな状態異常を体験できました(泣)。さらに今回は調子よく回避できましたが、画面がほとんど見えなくなる新たな状態異常“暗闇”にするものもあるそうです。どんな画面になるのか、一度受けてみてもよかったなぁー。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲この黒い液体に触れれば暗闇状態になれたはずなのに……。無意識に避けてしまうハンター気質に反省です!!!

■強固な装備にはワナがある!?

 フォロクルルを討伐して、次はディオレックスに挑戦です。と、思ったのですがここで木本さんから「せっかくなのでディオレックスの素材を使った防具を装備してみませんか?」とのお話が。新しい装備をひと足早く試せる機会ですし、喜んでお言葉に甘えることにしました。

 ここで用意してもらったディオレGFシリーズの特徴は一式装備すると“絶対防御態勢”という『GG』で新たに実装されたスキルが発動します。その効果はなんと、ガードであらゆる攻撃を無効化するという優れもの! これさえ装備しておけば無敵じゃないですか!!! と言いたくなりますが、この“絶対防御態勢”は発動後に一定時間クールダウンがあって、しかもその間は受けるダメージが増えてしまうという欠点があります。ずっとダメージを無効化できれば最強なのですが、それじゃ狩りがつまらなくなっちゃうか(笑)。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲ディオレGFシリーズで発動する“絶対防御態勢”以外のスキルは、“見切り”や“回避性能”など攻防両面で便利そうなものが目白押しでした。

■無敵の防御ディオレGF VS 雷轟竜ディオレックス!

 防具を新調してもらい、私のテンションはマックスに! ディオレックスの狩猟を目指して“樹海頂部”に出発です。樹海頂部はベースキャンプ+1エリアしかないので、クエスト開始早々にディオレックスとご対面。いきなり電撃を放ちながら吠えたー!!! しかもこっちの攻撃は全然効いているように見えないし、どうしたらいいの!? 

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲体に電気をためてから攻撃を仕掛けてくるディオレックス。この「フルパワーだ!!!」という雰囲気にゾクゾクしますね!

 オロオロしていると木本さんからアドバイスが。どうやらディオレックスは全身が硬い鱗で覆われていて、普通の攻撃では弾かれてしまうほど肉質が硬いそうです。しかーし、リーチを短くすれば硬い部位にもガンガンダメージを与えられるのが穿龍棍のウリ! 早速リーチを切り替えて……突進きたーーー!!! ディオレックスは攻撃までに長めの予備動作があるものの、突進の勢いがすごくて結構心臓に悪いです(笑)。

 ともあれ、リーチを短くしたことで狩猟は順調で、しばらくすると部位破壊も達成。木本さんが言うには、この部位破壊した部位は一気に肉質が柔らかくなるそう。全身がバサルモスやグラビモスの腹部のような状態なわけですね。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲部位破壊を達成すると青い鱗が取れて、いかにも柔らかそうな肉質が見えてきます。

 そんな感じで攻撃のコツはわかったのですが、それだけで簡単に狩猟できるとは限りません。見た目はごついティガレックスなのに中身は別物! 調子よく殴っているとステップで逃げながら、ハンター目がけてにブレスを放って来たり、薙ぎ払うようにレーザー状のブレスを放って来たり。挙げ句の果てには、一瞬浮き上がってから飛びかかってくる始末です!!! 判定にモノを言わせて直線的に突っ込んでくるティガレックスと違って、結構トリッキーな動きも多いです。

 ただし、立て続けに攻撃を繰り出してくることは少ないので、装備しているディオレGFシリーズとの相性はよさそう。ディオレックスを狩猟する時はぜひディオレGFシリーズを装備して……あれ? えーと、周回する時はディオレGFシリーズが便利そうですよ!!!(笑)

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲ティガレックスどころか(私の知る限り)全モンスターの中でも類を見ない攻撃がいっぱい。ぜひなぎ倒されてください!

 前後編でお届けした『MHF-G』のレポートですが、まだ遊び足りません! 今の仕様を見れば見るほど「あのモンスターを狩ってみたい、この装備を使ってみたい」という欲望が湧いてきます。さすがに6年前とは違って寝ても覚めても、とはいきませんが、ハンターに復帰しようかなぁ。今なら効率だけを追い求めていた当時とは、違った楽しみ方ができるかも♪ その時は、記事を読んでくれたみんなと一緒にマルチプレイがしたいですね。メゼポルタで出会ったら、よろしくお願いしますね。したっけ!

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲穿龍棍が楽しすぎて写真撮影もおかしなテンションに(笑)。

※第23回は5月下旬に掲載予定です。


■『MHF-GG』プレミアムパッケージを読者プレゼント!

 藍井エイルさんが今回プレイした『MHF-GG』のプレミアムパッケージ(PS3版/Wii U版/Xbox 360版/PC版)を抽選で各1名ずつ、計4名にプレゼントします! 「コラムを読んで興味を持った!」「エイルさんと一緒にプレイしてみたい!」と思う方は、下のフォームからドシドシご応募ください。応募の締め切りは、2014年5月15日23:59。

読者プレゼントに応募する


■ 藍井エイル トピックニュース ■


●TVアニメ『ソードアート・オンラインII』のOPテーマを担当することが決定!

 7月放送予定のTVアニメ『ソードアート・オンラインII』のオープニングテーマを担当する事が決定致!! 詳細は追って発表される予定だ。


●“Animelo Summer Live 2014 -ONENESS-”出演決定!

 “アニメロ サマー ライブ 2014”の8月29日公演に出演することが決定! 詳細はイベント公式サイトをチェック。


●『音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2014 -KAWAII 2014-』出演決定!

 7月13日、『音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2014 -KAWAII 2014-』への出演が決定! 詳細、お問い合わせは音霊オフィシャルサイトをチェック。


●“きたまえ↑札幌☆マンガ・アニメフェスティバル2014”
 野外アニソンライブ“アニフォレ”出演決定

 北海道のアニソンシーンの最前線“きたまえ↑札幌☆マンガ・アニメフェスティバル2014”への出演が決定。出演日時、チケット情報などの詳細は追って、きたまえ↑オフィシャルサイトにて発表される。


† 藍井エイル Profile †

アーティスト。北海道札幌市出身。♀。AB型。11月30日生まれの射手座。
幼少のころより歌うことが大好きで、高校時代はバンドを組み、ボーカルを担当。趣味はゲーム(特にオンラインゲーム)。

藍井エイルのゲームは遊びじゃない。

† Discography †

2011年10月 1stシングル『MEMORIA』
(TVアニメ『Fate/Zero』ED)
2012年4月 1stトリビュートアルバム『Prayer』
2012年9月 2ndシングル『AURORA』
(TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』三世代編OP)
2012年11月 3rdシングル『INNOCENCE』
(TVアニメ『ソードアート・オンライン』フェアリィ・ダンス編OP)
2013年1月 1stフルアルバム『BLAU』
2013年6月 4thシングル『コバルト・スカイ』
2013年11月 5thシングル『シリウス』
(TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』OP、
 PS3『ドラッグ オン ドラグーン3』テーマソング『クロイウタ』収録)
2014年1月 6thシングル『虹の音』
(TVアニメ『ソードアート・オンライン』Extra Edition』テーマソング)
2014年1月 2ndアルバム『AUBE』


データ

▼『モンスターハンター フロンティアGG プレミアムパッケージ』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年4月23日
■希望小売価格:5,800円(税抜)
 
■『モンスターハンター フロンティアGG プレミアムパッケージ』の購入はこちら
Amazon.co.jp

関連サイト