2014年5月9日(金)
エクスペリエンスは、Xbox 360/PC/PS Vita用ソフト『剣の街の異邦人 ~白の王宮/黒の宮殿~』の新情報を公開した。
本作は、『円卓の生徒』や『迷宮クロスブラッド』などを製作したTeam Muramasaの開発によるダンジョンRPG。同社がこれまでに製作したダンジョンRPGの中でも最高難度を誇る作品となっていて、パーティメンバーの“消滅”や出口を発見するまで脱出不可能な迷宮、計算された戦術を要求されるバトルなど、ヘビーユーザーを唸らせる設計となっている。
公開されたのは本作のエンディングに向けた物語の分岐方法や、勢力ごとに分かれる戦闘スキル“神気スキル”などについて。
本作には異邦人である主人公が“血統種”モンスターを倒して、その魔力の源である“純結晶”を手に入れるという目的がある。この純結晶をマリリス、リウ、アルムといった3勢力の代表のうち、誰に一番多く渡すかによってエンディングが分岐していく。
3勢力を取りまとめる彼らは、それぞれの身に大いなる者の魂を宿している。王宮騎士団のマリリスは光の精霊神“フェニックス”を、異邦人ギルドのリウは中立の神“オブリス”を、メデル商会のアルムは闇の魔王“オル・オーマ”を宿す。
▲光の精霊神“フェニックス”を宿すマリリス。 | ▲中立の神“オブリス”を宿すリウ。 | ▲闇の魔王“オル・オーマ”を宿すアルム。 |
それぞれ『円卓の生徒』にてキーとなる神/魔王であり、作品の関連性を高める存在である。純結晶を渡していくことでその身に宿す力を取り戻させることができ、3人のうち1人が力を完全に取り戻した時、物語は結末へと向かっていくという。
各勢力の代表者に純結晶を渡すと、その恩恵として“神気スキル”を取得できる。神気スキルは戦闘で溜められる“士気ゲージ”を消費して発動できる。
勢力によって手に入れられるスキルが異なる。また、ツリー形式を採用しており、自分のパーティの戦術にあったスキルを選択する必要がある。
▲スキルの取得はツリー形式で選ぶようになっている。 |
▲光の精霊神の力を具現化する神気スキル。生存確率を上げるスキルが多い。 | ▲中立を司る竜の力を具現化する神気スキル。バランスの取れたスキルが用意されている。 | ▲闇の魔王の力を具現化する神気スキル。魔力を強化するスキルを用意。 |
各勢力ごとに使用できる神気スキルを一部紹介する。
・聖なる光
精霊神の加護で、毎ターン傷ついた身体を癒やす。
・精霊の壁
精霊神の力で楯を展開し、相手の魔法攻撃を和らげる。
・剣の絆
絆の力で、凶悪なチャーム攻撃を跳ね返す。
・天竜の翼
竜の力をその身に宿し、先制攻撃を可能にする。
・魔人の鼓動
魔王の力を取り込み、通常よりも強力な魔法を発動させる。
・闇のヴェール
魔王の力でパーティ全体を包み、遠距離からの攻撃を防ぐ。
なお、スキルの中には重複取得をして効果を増加させられるものもあるとのこと。
ハック&スラッシュタイプのRPGではおなじみとも言える“ユニークアイテム”。このユニークアイテムをミミックの長老である“ムミック”に食べさせることで、食べさせたユニークアイテムを変化させることができる。
▲ダンジョンで稀に遭遇することがある“ムミック”。食べたユニークアイテムを再生させる力を持つ。 | ▲“話す”を選択するとユニークアイテムを食べさせられる。戦うことも可能。 |
▲ユニークアイテム以外は受け付けてくれない。 | ▲食べさせた後に“待ち伏せ”を実行することで食べさせたユニークアイテムを再度入手できる。 |
通常のモンスターより強大な力を持つモンスター“血統種”。ここでは“デュオバロック”と“レインボー”という2体の血統種を紹介する。
攻守両面を司る2体のスプリガンを融合して作られた魔法兵器。あらゆる耐性を備えているため、隙らしい隙が見当たらない。
▲強靭な肉体と複数回攻撃で攻めてくる強敵・デュオバロック。 |
長い年月を生き抜いてきた蜘蛛の女王。毒による攻撃だけでなく、闇の血族として“オーマの波動”も自在に操る。
▲迷宮の深部で待ち受けるレインボー。血統種の中には迷宮のボスとして登場するものも。 |
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