3DS『ペルソナQ』はこんな人にオススメ！ アニメ好きやラノベ好き、ゲーム音楽好きも要チェック!!

文：長雨

▲いよいよ発売まで1週間！

　アトラスが6月5日に発売する3DS用RPG『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』の発売カウントダウン企画記事の5本目をお届けします。

　今回の記事では、本作の魅力を紹介しつつ、「『ペルソナQ』が自分の好みに合うかわからない」という方に向けて、「こんな人に『ペルソナQ』をぜひ遊んでほしい！」「こんな人なら『ペルソナQ』に絶対ハマるはず！」と私が思う部分をチェックしてきます！

　魅力的なキャラクターやシナリオのおもしろさ、音楽のかっこよさなど、さまざまな視点から『ペルソナQ』をオススメする注目ポイントを紹介しちゃいましょう！

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■異能力バトル＋学園モノの熱いストーリーが展開！
　⇒だから、アニメやラノベ好きには絶対オススメ！

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　本作では、同じ世界の異なる時間軸で戦いを繰り広げていた『ペルソナ3（以下、P3）』と『ペルソナ4（以下、P4）』のペルソナ使いの少年少女たちが、謎の現象をきっかけに時空を超えて出会い、共闘していくことになる完全新作ストーリーが展開します。

　『P4』の主人公たちが通う“八十神高校”にそっくりな異世界の高校を拠点に、特別課外活動部＆特別捜査隊のメンバーが元の世界に戻る方法を探して異世界のラビリンスに挑むことになります。

　主人公たちは、ペルソナ使いと呼ばれる特殊な力を持つ存在。ペルソナとは、自分の中にある“別人格”や“もう一人の自分”が神や悪魔の姿をして現れたもので、ペルソナ使いの少年たちはそれを使役できる特別な力があります。

　シリーズものだと聞くと、本作から初めて『ペルソナ』を遊ぶという方は不安に感じるかもしれませんが、その点はご安心を！　重要な用語はしっかりと解説してくれますし、『ペルソナQ』からの新キャラである善＆玲が世界観の案内役になってくれます。この2人は記憶喪失ということで、初めて『ペルソナ』シリーズを遊ぶ人と同様、さまざまな疑問を口にしてくれるため、設定まわりの話で置いてけぼりにされることはありません。

　そういった異能の力を持つ者たちの熱いバトルに加えて、本作は文化祭中の学校を模した異世界が舞台ということで、学園モノらしいストーリーも展開します。アニメやラノベが好きな人なら親しみやすいというか、大好物な世界観だと思いますので、キャラや世界観が気になった人にはぜひオススメです。

　また『P3』と『P4』のキャラクターや物語もフォローされているので、この2作品未プレイの人でも安心して遊べるのも魅力。6月7日から上映開始放となる劇場版アニメ『PERSONA3 THE MOVIE ＃2 Midsummer Knight’s Dream』（通称、劇場版「ペルソナ3」第2章）や、7月から放送開始となるTVアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン アニメーション』に向けての予習・復習として遊ぶのもアリですよ！

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■『P3』＆『P4』のキャラクターが夢の競演！
　⇒だから、『P3』＆『P4』のファンには絶対オススメ！

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　ラビリンスを冒険するのは、主人公を含めた総勢20名の個性的な仲間たち。本作ではバトル中にキャラ同士が会話をしたり、校内で仲間たちと一緒に時間を過ごす“校内散策”で意外なメンバーによるイベントが発生したり、メンバー同士の交流もたくさん描かれています。

　キャラクターの掛け合いはどれもテンポがよく、見ていてクスッとくるものばかり。お気に入りのキャラが、誰とどんな会話を繰り広げるのか探しながら進めるのも楽しいですよ。

　個人的には善と玲との会話は、キャラクターごとの個性がよく現れていておもしろいなと思いました。また大事なシーンでは、豪華声優陣のボイスが入るのでより気分が盛り上がります！　ラビリンス探索中もたくさんセリフが用意されているので、声優陣のファンの方も要チェックですよ！

　ちなみに本作では、『P3』主人公と『P4』主人公のどちらかを本作の主人公として選べます。この時選ばなかったほうの少年やその仲間たちは、少し物語を進めるとパーティメンバーとして参戦してくれるのですが、なんとその際には、主人公候補だったほうの少年も他の仲間と同じようにバトルやラビリンスでセリフをしゃべってくれるのです！

　石田彰さんボイスの『P3』主人公も、浪川大輔さんボイスの『P4』主人公も、どちらもグッド！　プレイヤーの分身としての主人公も好きだけど、アニメのように動いて話す彼らに会いたいという人にも、ぜひプレイしてほしいです！

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■『世界樹の迷宮』シリーズの要素もあって、探索や謎解きがおもしろい！
　⇒だから、本格派RPG好きにも絶対オススメ！

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　本作は、アトラスの人気RPGの1つ『世界樹の迷宮』シリーズの要素も導入されています。というわけで、主人公たちが探索するラビリンスは仕掛けが盛りだくさんの本格派で、RPG好きでもやりごたえのある内容になっています。ある意味で『世界樹の迷宮』のシリーズ作としても楽しめるほど完成度が高いので、『世界樹の迷宮』ファンの方も要チェックなのですよ！

　ラビリンス探索中は、3DSの下画面に自分でマッピングして地図を作っていくことに！　マッピングに役立つアイコンや色分け機能などをうまく活用すれば、自分だけの攻略マップを簡単に作ることができちゃいます。

　「自分で地図を描くのは難しそう……」思った人はご安心を。通った道と周囲の壁が記録されるオートマッピング機能も用意されています。この機能でマップを埋めていくだけでも十分に便利ですが、これに自分なりの追記をすればもっと遊びやすくなりますよ！

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■バトルシステムがこっていて、演出もド派手！
　⇒だから、バトル重視のRPG好きにも絶対オススメ！

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　主人公たちはペルソナ能力を使って（ペルソナ使いではない善と玲は除く）、謎の敵・シャドウを倒していくことになります。この時、敵の弱点を突いたキャラはBOOST状態になり、次のターンで早く攻撃できたり、スキルの使用にかかるSPのコストがゼロになったりと、まさにいいことだらけ！　いかにうまくシャドウの弱点を突き、戦闘を有利に進めていくかという戦略性の高いバトルが楽しめます。

　さらにBOOST状態の時は、強力な追撃や総攻撃が発生しやすくなるというメリットもあります。追撃と総攻撃は演出がハデで、見ているだけでもおもしろいですよ！

　ちなみに戦闘速度は3段階で調節でき、速度を速めれば一部の演出をカット可能なので、戦闘は演出よりもテンポ重視という人はサクサク進めることもできちゃいます。

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■難易度設定やオートマッピングも完備！
　⇒だから、物語重視で遊びたい人にも絶対オススメ！

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　物語は気になるけど、なんだかバトルが本格的で難しそう……なんて人にオススメなのが、クリア保証難易度とも言える難易度SAFETYで遊ぶこと。経験値ももらえる量が増えたり、バトルで負けてもリトライができたりと、至れり尽くせりの状態でプレイできるので、RPG初心者の人でもスムーズに進められますよ。

　難易度については、最も難しいRISKY以外は校舎に戻ればいつでも変更可能。RPG上級者から物語を楽しみたい方まで、自分のレベルに合わせて冒険できるのも魅力の1つです！

　また、先ほど紹介したように、オートマッピング機能も搭載されています。いろいろな部分でRPG初心者が遊びやすいように工夫がされていますし、初心者ではないけれどまずは物語を進めたいなんて人にもオススメです！

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■サブペルソナを駆使したキャラのカスタマイズが楽しい！
　⇒だから、育成RPG好きにも絶対オススメ！

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　主人公たちにはメインのペルソナの他に、サブペルソナを1体セットできます。このサブペルソナのスキルによって、それぞれのキャラクターの弱点属性をフォローしたり、回復役を増やしたりと、戦術の幅が広がっていくのが特徴です。

　サブペルソナはバトル終了後に手に入る他、ベルベットルームでサブペルソナ同士を合体させることでも入手可能。このサブペルソナ入手＆育成が、かなり燃えます！

　サブペルソナはパーティメンバーのキャラクターと同様に、バトルで獲得する経験値でレベルアップして、さまざまなスキルを習得していきます。最初は弱いサブペルソナも、ちゃんと成長させると属性耐性など便利なスキルを覚えることも！

　さらに、ペルソナ合体で生み出した新ペルソナは、スキルを一部継承できるんです。そこで複数の耐性持ちや、強力なスキルを持つサブペルソナが作れた時の喜びといったら、何ものにも代えられません！

　一度入手したサブペルソナは、“ペルソナ全書”に登録しておけばいつでも召喚可能（ゲーム内のお金が必要になりますけど）。ペルソナはかなりの種類が用意されているので、コレクター派の人は“ペルソナ全書”コンプリートに挑戦してみるのもおもしろいかもしれませんよ。

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■目黒将司氏＆喜多條敦志氏＆小西利樹氏による音楽がとにかくクール!!
　⇒だから、ゲームミュージック好きにも絶対オススメ！

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　『ペルソナ』シリーズといえば、カッコいいBGMも人気ですよね。今回の作品でもシリーズサウンドディレクターの目黒将司氏とサウンドコンポーザーの喜多條敦志氏や小西利樹氏が生み出したスタイリッシュでカッコいいサウンドが、バトルや物語を盛り上げてくれます！

　本作の先着購入者には、『ペルソナQ』の楽曲をアレンジしたサウンドトラックが付いてきます。『ペルソナ』シリーズサウンドのファンの皆さんは、今からでも遅くありません！　お店で予約して、確実にゲットしてくださいね。

　そして、ゲーム中の音楽をもっとじっくり楽しみたいという方に朗報です！　7月16日に『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック』が発売決定。こちらで音楽を堪能するのもよいかと思います。

　また、とってもポップで、かわいいオープニングムービーにもぜひ注目してほしいです。キャラクター同士のステキなやり取りや、意味深なシーンが盛りだくさん。見るだけで、作品への期待が高まること間違いなしですよ！　

【ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック概要】
■タイトル：ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック
■発売日：2014年7月16日（水）
■価格：2,900円(税別)/3,132円(税込)
■ディスク：2枚組
■品番：LNCM-1053～4
■発売元/販売元：Mastard Records
■シリーズサウンドディレクター：目黒将司
■サウンドコンポーザー：喜多條敦志、小西利樹

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■コロマルとクマがやばいくらいにかわいい！
　⇒だから、マスコットキャラ（？）好きにも絶対オススメ！

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　ちょっと、いや多分に個人的な趣味が入ってしまいますけど、本作に登場するかわいいキャラクターは必見です！　中でも『P3』から登場する犬のコロマルさんと、『P4』から登場する不思議なクマ（声優は山口勝平さん！）はめちゃくちゃかわいいです。

　コロマルさんが巨大化（？）するイベントやクマが楽しく自己主張するイベントなどは、仮に私が『P3』や『P4』を知らなかったとしても、絶対に身悶えていたハズと断言しちゃいます！

　ちなみに、本作の新キャラである玲ちゃんも、実はかなりの天然キャラ。のほほんとしていて、いつも食べ物を手にしていて、とにかくキャラクターが立っているので、ぜひご注目ください！

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■依頼に地図描き、図鑑制覇！、やり込み要素も満載！
　⇒だから、じっくり遊びたいやり込み派にも絶対オススメ！

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　保健室で受けられる“依頼”では、保健室の主であるエリザベス以外にペルソナ使いの仲間たちからもお願いをされることがあります。この依頼を受けることで見られる新しいイベントも多数用意されている他、依頼をクリアすれば素敵な報酬＆経験値ももらえちゃいます。一石二鳥なやりこみ要素にも注目です！

　その他にもマップの踏破数を100％にすることで、特別なアイテムが手に入るなどやりこみ要素もたっぷりと用意されています。本作を遊び尽くすには、かなりの時間がかかりそうですよ。

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【次回予告：『ペルソナQ』の魅力を動画とともに総まとめ！】

　次回の記事は、ソフト発売日となる6月5日に掲載予定。発売当日にまだ『ペルソナQ』を遊ぶかどうか迷っている手強いアナタに、システムからキャラクターまで、怒涛のまとめ情報で総攻撃を仕掛けちゃいます！　さらに、動画も交えたBOOSTで追撃もキメていくのでお楽しみに!!

▲12時を目前として針が止まったかのように見える、謎の時計塔。この針が動いた時、主人公たちは異世界から元の世界に戻ることができるのだろうか？

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【これまでに掲載してきた『ペルソナQ』の企画記事もチェック！】

→ストーリー中心のレビューはこちら
→システム中心のレビューはこちら
→アニメ好き女子による攻略風レビューはこちら
→『ペルソナQ』を遊んだライターによる座談会はこちら

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• 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』特集ページはこちら（電撃オンライン）
• 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』特集ページ（電撃オンライン）
• 『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』公式サイト
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