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2014年5月23日(金)

アニメ『戦国BASARA Judge End』の放送時期が7月に決定! 中井和哉さんや保志総一朗さんら主演声優が出席した記者会見レポ

文:葛城亮

 7月から日本テレビ系列他にて放送されるTVアニメ『戦国BASARA Judge End(ジャッジエンド)』の制作会見が、5月22日に行われた。

『戦国BASARA Judge End』

 会見には『戦国BASARA』シリーズで総合プロデューサーを務めるカプコンの小林裕幸さんに加えて、メインキャストを演じる声優の中井和哉さん(伊達政宗役)、保志総一朗さん(真田幸村役)、大川透さん(徳川家康役)、関智一さん(石田三成役)が参加。本作の見どころやストーリーの展開などについて語った。

『戦国BASARA Judge End』
▲左から関さん、保志さん、小林プロデューサー、中井さん、大川さん。

 小林プロデューサーは制作経緯について「『戦国BASARA』シリーズのファンの「またアニメを見たい」という要望を受けて決めました」とコメント。家康が秀吉を倒した『戦国BASARA3』の本筋をベースにしつつ、そこに幸村や政宗といったライバル関係の武将たちが絡んでくるストーリーになっているという。

 副題についても説明がされた。“Judge End”は“審判”を意味する英単語の“Judge”と、“終焉”を意味する英単語の“End”を組み合わせた造語で、さまざまな事柄に本作で決着をつける意味で名づけたとのこと。ただし“決着がつく”といっても武将の誰かが死ぬというわけではなく、あくまでもポジティブな意味での決着になるようだ。

 第2話のアフレコを終えたばかりの声優陣に、さまざまな質問が飛んだ。アニメの出来を聞かれた中井さんは、「いい意味で最初から全速で突っ走ってます!」とキャラ同様に熱く語った。保志さんは「物語の本筋は『戦国BASARA3』がベースということで、以前の劇場版とは違ったテレビシリーズでしか見られない『BASARA』が見られると思います」と、今後の展開に期待を寄せた。

 徳川家康は、『戦国BASARA3』で大幅なイメージチェンジをはたした。その家康を演じる大川さんは「アニメもゲームと同じように家康が秀吉を倒した前提で進むが、最後にどういう“Judge End”が下されるのか楽しみ」とコメント。家康への復讐(ふくしゅう)心に燃える石田三成役の関さんは「BASARAらしいケレン味を残しつつ、会話がテンポアップしていて見やすくなっている」としながら、「各話のラストで次回の放送を早く見たくなるような引きが入っていて、それが週刊漫画の連載を見ているような気分で自分も気になります」と語っていた。

 7月から放送されるので、アニメシリーズファン、ゲームシリーズファンは楽しみにしておこう。

■『戦国BASARA Judge End』制作スタッフ&キャスト(※敬称略)
【スタッフ】
 原作:CAPCOM(『戦国BASARA3』)
 原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)
 監督:佐野隆史
 シリーズ構成:高橋ナツコ
 キャラクターデザイン:千葉道徳
 総作画監督:徳田夢之介、小林利充
 美術監督:陳場大輔
 色彩設計:大塚眞純
 音響監督:岩浪美和
 制作会社:テレコム・アニメーションフィルム

【キャスト】
 伊達政宗:中井和哉
 真田幸村:保志総一朗
 徳川家康:大川透
 石田三成:関智一
 他

(C)CAPCOM / BASARA JE

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