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2014年5月28日(水)

【WIXOSS短期集中連載Vol.1】TVアニメの主人公・るう子が使う構築済みデッキ『ホワイトホープ』を紹介!

文:ファイ

 こんにちは! TCG担当のファイです。放送中のアニメ『selector infected WIXOSS』の劇中で主人公たちが対戦で使用するトレーディングカードゲーム『WIXOSS(ウィクロス)』が、現実の世界でも4月末に発売になりました。現在はあまりの人気ぶりに品薄になってしまっていますが、公式サイトから発売中の構築済みデッキ3種類のカードを印刷することができるので「まだ手に入れてない!」という人はこちらも利用してみるといいでしょう。

『WIXOSS』

 さて、今回から短期集中連載として、全5回にわたって『WIXOSS』の構築済みデッキを順番に紹介していきます。第1回はアニメの主人公の小湊るう子が使う白デッキ『ホワイトホープ』! これから購入しようと思っている方はもちろん、すでにプレイされている方もぜひご覧ください。

■『WIXOSS』ってどんなゲーム?

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▲裏面が白のカードは“ルリグデッキ”専用のカード、裏面が黒のカードは“メインデッキ”専用のカードになる。

 デッキの紹介の前に、まずは『WIXOSS』ってどんなゲームなのか、という部分を簡単に説明します。『WIXOSS』は2つのデッキを使うというのが特徴のTCGで、裏面が白いカードを10枚まで使って構築する“ルリグデッキ”と、裏面が黒いカードを40枚使って構築する“メインデッキ”の2つで構成されています。プレイヤーはルリグと呼ばれるプレイヤーの分身と、ルリグが使役するシグニと呼ばれるユニットを駆使して相手と対戦します。

 シグニ(ユニット)とスペル(魔法のようなもの)でつくる、一般的なカードゲームのデッキに相当するのが“メインデッキ”で、“ルリグデッキ”にはルリグとアーツ(必殺技のようなカード)しか入りませんが、第2の手札の様に扱うことができるデッキになります。

 対戦は、ルリグやシグニを使いこなして相手のライフクロスと呼ばれる7枚の盾を破壊した後に、相手プレイヤーへの攻撃が通れば勝利となります。シグニが倒される(バニッシュされる)と、カードはエナゾーンに置かれ、カードをプレイするためのコストにもなります。このため、ひたすら攻め続けると相手はエナゾーンにカードがたまっていき、さまざまな行動が取れるようになります。自分が有利になるつもりだったのに、相手をより有利にしてしまった! とならないようにバランスを気にしなければならないのも、このゲームの楽しみの1つです。

■山札からカードを探し、万全の防御態勢で迎え撃つ白デッキ

『WIXOSS』

 では早速、構築済みデッキ『ホワイトホープ』の紹介をしていきましょう。白は山札からカードをサーチしてくる能力に秀でています。この能力で通常のドローとは別に、意中のカードを山札から手札に加え、しっかりと防御を固めるというのがオーソドックスなスタイルです。

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▲タマはレベルに応じてピアスの数が変わります。アーツやスペルに描かれているタマはどのレベルなのかを見てみるのも楽しいですね。

 このデッキのルリグは《新月の巫女 タマヨリヒメ》から始まる“タマ”です。ブースター第1弾の『サーブドセレクター』にも“タマ”は封入されていますが、構築済みの“タマ”は能力がないかわりにリミットが高く設定されています。リミットが高いとシグニを多く呼べるので、盤面に多くのシグニを出したいならこちらがオススメです。

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 高いパワーを持つレベル4の《甲冑 ローメイル》がこのデッキのエースアタッカーです。《満月の巫女 タマヨリヒメ》との相性も抜群ですので、《甲冑ローメイル》を2体並べて守りを固めたいところです。

 そのための専用のサポートカード《篭手 トレット》が活躍します。登場時にデッキから《甲冑 ローメイル》を手札に加えることができるので、早めに手札に揃えておきましょう。パワーも7000あるのでアタッカーとしても十分に活躍できます。

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 もう1つのコンボは《小弓 ボーニャ》と《噴流する知識》です。まず《小弓 ボーニャ》を出して山札から引きたいカードをデッキの一番上に、その後《噴流する知識》で手札に引き込みます。山札から3枚しか見ることはできませんが、エナを使わないので非常に便利です。ただし《小弓 ボーニャ》はパワーが低く、相手の攻撃で簡単にバニッシュされてしまいますので、その後はエナとして使うことを前提に運用してみるとよいでしょう。

 コンボではなく単独でもサーチできるカードもあります。まずはアーツの《エイボン》です。アーツは“ルリグデッキ”用のカードで、使用タイミングが正しければ手札のように扱うことができます。ただし、このカードは使用するのに白が3エナ必要になるので、序盤で手札がよければ温存し、手札が悪ければ早々に使ってしまうなど、ここぞというときに使いましょう。

 スペルの《ゲット・バイブル》も任意のシグニをサーチできる便利なカードです。こちらは《エイボン》とは違い手札からプレイするため、《ゲット・バイブル》でサーチしたシグニをすぐにプレイした場合、手札枚数は減ってしまうので注意しましょう。ただし、コストが白1エナと使いやすいのがポイントです。

■ブースターパック第1弾『サーブドセレクター』で強化するならこれ!

 構築済みデッキは、ゲームルールを覚えるための基本カードで構築されています。もちろん非常に便利なカードもあるのですが、強化するためにはブースター封入のカードが欠かせません。

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 まずは“ルリグ”に《太陽の巫女 タマヨリヒメ》を採用している白単デッキの場合です。《太陽の巫女 タマヨリヒメ》は相手のシグニを手札に戻す効果を持っています。コストが払える限り何度でも使えるので、手札に白のシグニが3枚あり、3コスト支払えれば相手のシグニを全て手札に戻すことができます。白の特徴であるサーチの効果を生かし、潤沢な手札で効果を使いたいですね。

 ルリグによる攻撃が強力な『WIXOSS』において、非常に強力なスペルが《アークオーラ》です。本来なら1ターンに一度しか攻撃できないルリグが連続攻撃を仕掛ける事を可能にします。しかも、この効果はターン終了時まで何度でも発動することができるので、ここでとどめを刺す!という時に使いましょう。ただし、相手がしのぎきってしまったとき、防御する手段が極端に乏しくなってしまうので注意が必要です。

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 一方、《暁の巫女 タマヨリヒメ》を採用しているなら赤との混色デッキになりますので、ある程度上級者向けのデッキになります。こちらの能力はバニッシュではなく直接トラッシュに置くという効果なので、相手にエナを発生させるというアドバンテージを取られません。起動能力のコストは何度も払うことができないのでここぞというときに使いたい1枚です。

 混色のコスト必要なスペルでは、白と赤のシグニを1枚ずつ手札に入れる事ができる便利な《ゲット・ダンタリアン》などが代表的です。《暁の巫女 タマヨリヒメ》の常時能力の条件を満たすのにも便利な1枚になっています。ちなみに白のみのデッキでも“マルチエナ”を持つ《サーバント Q》などを使えば赤コストは作り出せますので覚えておきましょう。

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 白のサーチを生かすためには様々なカードが用意されています。いずれもダウンしなければサーチできませんが、対面のシグニのパワーが高く攻撃できない場所などに配置すれば有効に活用できます。その時一番欲しいルリグを手にすることができるのが白の利点です。

 さて、第1回目は白の構築済みデッキを紹介しましたがいかがだったでしょうか。天性の才能を持つるう子のプレイングが光るサーチを中心としたデッキになっています。しかし、赤との親和性も高く混色デッキになったときに守りつつ攻めることが可能となっています。研究をしていけば新しい形のデッキができるのではないでしょうか。

 次回は、速攻火力タイプの赤の構築済みデッキ『レッド アンビション』を紹介しますのでお楽しみに! それではまた!

>> 赤デッキ『レッド アンビション』の紹介はこちら
>> 青デッキ『ブルー アプリ』の紹介はこちら
>> 緑デッキ『グリーン ワナ』の紹介はこちら
>> 黒デッキ『ブラック デザイア』の紹介はこちら

(C)TOMY (C)LRIG/Project Selector

▼『ウィクロスTCG 構築済みデッキ ホワイトホープ』
■メーカー:タカラトミー
■発売日:2014年4月26日
■希望小売価格:1,000円+税
 
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▼『ウィクロスTCG 構築済みデッキ レッドアンビション』
■メーカー:タカラトミー
■発売日:2014年4月26日
■希望小売価格:1,000円+税
 
■『ウィクロスTCG 構築済みデッキ レッドアンビション』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『ウィクロスTCG 構築済みデッキ ブルーアプリ』
■メーカー:タカラトミー
■発売日:2014年4月26日
■希望小売価格:1,000円+税
 
■『ウィクロスTCG 構築済みデッキ ブルーアプリ』の購入はこちら
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データ

▼『ウィクロスTCG 第一弾 サーブド・セレクター』
■メーカー:タカラトミー
■発売日:2014年4月26日
■希望小売価格:300円+税
 
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